今年はじめての甲子園きっぷです。
本当ならいつも一月に選抜出場校が発表になると、すぐそこに来る球児たちの春に
ワクワクした気持ちになりながら甲子園スコアーボードに出場校の名前を刻むのですが...
昨年残念ながら選抜開催が中止になり、それからたくさん悲しい気持ちを綴って2020年が終わってしまい、
昨年末からコロナ感染者が急増、年明け兵庫にも緊急事態宣言の発令で、昨年の開幕直前の中止が頭によぎり...
兵庫は緊急事態宣言が解除になり、選抜開催に明るい兆しが見えたものの
また...悲しいことにならなければいいけど...と、実際開幕を目にするまでブログを書く気持ちになれませんでした。
今日、待ち遠しい球児たちの春がふたたび甲子園へ戻ってきました。
無事に開幕を迎えられ、本当に心から嬉しい気持ちで久しぶりに甲子園きっぷを書いています。
選手たちは今日を無事に迎えられるよう細心の注意を払いながら練習に取り組んできたことだと思います。
簡素化された中で行われた開会式でしたが、甲子園に戻ってきた球児たちの姿に
忘れかけていた選抜開幕の清々しさやワクワク感が蘇りました。
色々制限のある中での大会ですが、アルプスにはたくさんの仲間、保護者や応援者のみなさん、
スタンドには一般の観客のみなさんの姿も多くあり...
高校野球には不可欠なブラスバンドの応援はできないものの、録音された応援歌が流れる中での試合に
本来の姿ではないですが高校野球が戻ってきたなぁ~と、そんな嬉しい気持ちになりました。
自校で応援歌が録音ができないチームには、兵庫の市立尼崎のブラスバンドのみなさんが演奏された曲が流れました。
やっぱり応援歌が流れる中の高校野球は楽しく元気をもらえますね。
選手たちも久しぶりの雰囲気の中での試合で、いつもの元気な球児たちの姿が戻ってきました。
今春卒業した3年生選手たちが昨年たくさんの我慢や悲しい思いをしたことは今でも想うと胸が痛くなりますが、
その多くの選手の犠牲の上に今大会の開催があることを忘れてはいけませんね。
その経験から様々なアイデアが取り入れられ、今できるベストな形での開催となったのだと思います。
仙台育英 島貫主将の選手宣誓にあった「感謝」「感動」「希望」
そして「2年分の甲子園、一投一打に多くの思いを込めてプレーする」という言葉に
この一年、たくさんのことを経験し感じたこと、3年生への想いを感じ胸熱くなりました。
本当に素晴らしい選手宣誓でしたね。
いつもなら選抜開幕日には甲子園へ行って開会式も観させてもらうのですが、
コロナの状況は決して楽観できる状況ではなく、兵庫もまた少しづつ感染者も増えつつある心配な状況であるので
楽しみにしていた甲子園ですが、大会が最後まで無事に行われることを願いながら自粛し、
今年はテレビの前で応援をしたいと思います。
開幕戦に近畿、兵庫から神戸国際大附属が登場しました。
兵庫の高校野球も一昨年秋の大会から全く観ることができていないので初めて見る選手ばかりですが、
国際野球を開幕戦で観ることができ余計に嬉しかったです。
国際阪上投手、北海木村投手の立ち上がり素晴らしかったですね。
国際2番手楠本投手の粘りの投球も見応えあり、延長戦の素晴らしい開幕戦となりました。
神戸国際大附属の選手のみなさん 初戦勝利おめでとう。
キビキビした清々しい野球をする北海は魅力的なチームでした。
対戦後、木村投手の涙に胸熱くなる対戦でした。
また夏甲子園へ戻ってきてほしいなと思います。
仙台育英と明徳義塾、健大高崎と下関国際の対戦も本当に素晴らしい対戦でしたね。
久しぶりに高校野球を楽しみました。
今週末はお天気が心配ですが、明日からの試合も楽しみに応援したいと思います。
春ふたたび...
この大会が最後まで無事に行われることが、これからの新たな高校野球や球児たちの希望になると思います。
全国の球児たちが安心して笑顔で野球ができることを願って...
がんばれ!選抜!