円陣・・・
3回戦 神港橘との対戦で大きくリードを許していた村野工業のベンチ裏では
「悔いのない戦いをしよう」と、監督さんと一緒に円陣が組まれたそうだ。
その後の逆転で勝利をした。
験を担ぐではないけれど、それからの試合でも円陣を組んだと聞いた。
この対戦でも円陣が組まれていたそうで、
「その写真が残っていないか・・・」と。
5回が終了しインターバルの間、私は一塁側に移動していてそれを見ていない。
監督さんにとって、選手たちと心ひとつにした思い出深い円陣なんだと思う。
この対戦で記録した写真を見返していなかったので、私の記憶の中に円陣が無かった。
この一戦を振り返るにあたり、全ての写真を見返した時、
キセキ的に「悔いなく戦うための8回の円陣」が現れハッとした。
この円陣は、選手たち自らから組もうと肩を合わせたそうだ。
今までの4年間、何十試合も村野工業の試合を観戦させていただいているが、
選手たちの円陣に監督さんが肩を合わす姿は記憶にない。
後に出てくるが、この円陣が解かれたあと、
先頭打者となる東崎投手へ向ける監督さんの表情に「想い」を感じ涙が溢れた。
この試合を蘇らせた後、思い出の「円陣」を監督さんへ届けようと思う。
東兵庫大会 決勝進出を懸けて市立尼崎と村野工業との準決勝
序盤リードを取った村野工業だったが、激動の5回が訪れる。
市立尼崎が一柳投手から四球とヒットで1死1、2塁を創ったところで
村野工業は東崎投手がマウンドへ上がる。
4番意地のひと振りで起きた大きな波
四死球、タイムリーで4得点を挙げ逆転に成功する。
しかしその裏、村野工業も5安打を集め怒涛の反撃で再逆転。
この後も打撃戦となり進むかの空気が流れたが、
6回 市立尼崎は5回に持った勢いそのままに
打者一巡一挙6得点を奪い還し再々逆転し終盤戦へ進む。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 序盤戦~
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 中盤戦~
7回表 市立尼崎の攻撃
1番東野選手をショートゴロに取るが、ここから三度怒涛の4連打
2番中田選手がセンター前ヒット!
3番松田選手の打席 WPで中田選手が二進し、レフトへタイムリー!11-6
4番名田選手がレフトへ、5番白石選手はセンターへ・・・止まらない。
1死満塁 6番森田選手を三振に取るが、
7番佐藤捕手の打席 WPで松田選手が12点目のホームへ還る。
2死2、3塁のチャンスは続いたが、
佐藤捕手をショートゴロに捕りスリーアウト。
7回裏 村野工業の攻撃
林選手が音頭を取り、村工祭と赤い波のコラボラッキー7☆彡に笑顔になれた。
でもその中にちょっと居たかったな・・・。
4番永田選手のショートゴロ
今、観ても息を止めてしまう。本当僅差 惜しかった。
5番高橋(憂)選手 センターフライ
6番田口捕手 ファーストゴロに
8回表 市立尼崎の攻撃
ベンチの選手たちから「ここから!」と声が掛かった。
8番小森投手をサードゴロ、9番中村選手をセンターフライ
1番東野選手は特大ファウルで粘るもセンターフライに。
円陣・・・
一瞬だけど、監督さんの目線の先には東崎投手が。
どんなお気持ちが心にあったのかな・・・。
西田選手も一緒に 最後まで悔いなく頑張ろう!
先頭は7番東崎投手
東崎投手を三振、8番山本選手をセカンドゴロ
9番藤原選手を三振に。
前田選手にメガホンが回ると城間選手の笑顔が見えた。
9回表 市立尼崎の攻撃
2番中田選手のセンターへのライナーを一針選手がナイスキャッチ!
3番松田選手の打席
ここから東崎投手に気持ちが止まってしまい、記録もたぶん正確ではなく自信がない。
松田選手の欄にはセンター前ヒットと書いてある。
ショートゴロだったのだろうか・・・連携だったのだろうか。
最後までみんなでがんばろ・・・。
4番名田選手の欄にはサードゴロと・・・
2死となり5番白石選手へ打席が回るが・・・
野球ノートも頭も空っぽで・・・
スコアボードと永田選手しか残っていない。
市立尼崎の選手には申し訳ない。
苦しかっただろう・・・悔しかっただろう東崎投手は、
8回、9回とエースの意地の頑張りを魅せてくれた。
6得点差を持って9回裏 村野工業の攻撃へ。
中根主将の粘り、気持ちの打席をビデオでご覧いただきたい。
3番中根選手が2死から相手ミスを誘い出塁するが、
6回以降、小森投手がノーヒットに抑える好投を魅せ
村野工業の4度目の夏を見届けた。
目指してきた場所はここではないので、悔しい夏の終わりになったけれど、
決して下を向くような夏ではなかったと思う。
選手、親御さん方に感謝の気持ちで、中根組最後の記憶を残すためカメラを向けた。
ベンチの選手たちがスタンドの仲間、親御さん、応援して下さった方々への挨拶を終え、
ベンチに目を向けると、先輩たちの夏に懸命に頑張った一人、一針選手が立ち上がれない姿があった。
その姿を見て、一番に寄り添ったのが杉本選手だった。
水田選手も寄り添い、立ち上がれない一針選手をおぶってベンチ裏へ消えて行った。
3年生のみんなが一番悲しく辛い状況の中、素晴らしい人間性を二人は魅せてくれた。
水田選手の頑張りを残して下さった記者の方に感謝。
本当よく頑張った一年を見させていただきました。
1回戦の終わり、緊張が解けスタンドで暫く動けなかったことが遠い前のような気がする。
あの時とは違う心の状況で暫くスタンドからグラウンドを眺めて時間を過ごした。
気が付けば周りの人も数えられるほどになってしまい球場を出た。
ふと下を見ると東崎投手がインタビューを受けている姿が目に入り辛さが沸く。
この中を、みんなのところへ降りて行く勇気がなく、またそこで暫く立ち止まってしまった。
球場の門を閉めますとの声に促され、そっと遠回りして離れたところから
市立尼崎の選手へ夢託す姿を見守った。
私はこの場に立ち会わなかったが、その後に送っていただいたこの写真で見届けた。
この場所に居合わせた方が、SNSにアップしたビデオを後に目にした。
市立尼崎の選手たちの敬意の礼が素晴らしかった。
この後、二日後に行われた報徳学園との決勝戦はテレビの前で応援した。
惜しくも市立尼崎のみんなは3年ぶりに甲子園へ帰ることはなく夏を終えた。
本当、気持ちが強い素晴らしいチームだった。
改めて、市立尼崎の選手のみなさん 東兵庫大会準優勝おめでとう。
こうして中根組の夏を一戦一戦を蘇らせていただいて、
結果は分かりながらもドキドキしたり、ハラハラしたり・・・
一枚一枚の写真に笑顔になれたり、涙したり・・・
もう一度あの夏に帰ることができたことに、今、感謝でいっぱいです。
忘れない素晴らしい夏の思い出をいただきました。
選手のみなさん 本当にありがとう。
東兵庫大会4強 敢闘賞 おめでとう。
そして応援優秀賞も本当に嬉しかったです。
特にスタンドの3年生選手たちは、気持ち乗り越えて頑張った夏だったと思うので
ちゃんとその頑張りを見ていただき、認めてもらえたことが嬉しかったです。
赤い波も見て下さっていたかなぁ~と思うとさらに嬉しい♪
また先日は、市立尼崎 佐藤主将、村野工業 中根主将が
2018年 兵庫県優秀選手に選出されたことを喜ばしく思います。
佐藤主将、中根主将 おめでとう。
兵庫県優秀選手受賞選手は下記26選手
また報徳学園 神頭主将が日本学生野球協会 表彰選手に選出されました。
みなさん おめでとう。
佐藤海都(市尼崎) 山下陽大(尼崎小田) 堀尾侑生(関学)
東優吾(西宮東) 佐々木翔悟(神港学園) 藤江颯生(兵庫工)
中根健翔(村野工) 大野壮二郎(長田) 久留島学(育英)
船引駿平(星陵) 広瀬賢知(神戸国際大付) 高島大輝(滝川第二)
荒川亮太(須磨翔風) 右田治信(明石商) 黒川辰馬(加古川東)
古川愛斗(東播工) 真田純也(小野) 岡淳也(西脇工)
宇田陸(社) 鏡石直暉(洲本) 脇本雄大(淡路三原)
水谷倖志(姫路工) 中西壱星(三田学園) 大石凌雅(三田西陵)
直井亨太(三田松聖) 市野咲(篠山鳳鳴・軟式)
最後になりましたが、思うところあり始まった中根組の夏に
私の気持ちを汲んで素敵な思い出作りをして下さったご父兄の皆様へ。
色々な想いがあり、この夏を機に皆さんと出逢う4年前の夏に居た自分へ戻してみよう・・・と思っていましたが、
その後、色々な事があり、色々な心の葛藤もあり
自分の気持ちの中にあるものに気付いたことがあります。
だからもう一度、もう少し、どこまで体力も続くのかも分からないですが
中根組が登りたかったあと二段の階段を、後輩たちが登ってくれることを願い
皆さんと創った思い出、お気持ちは忘れることなく心に置いて
私なりに、私らしくまた応援していけたらと思っています。
一年間、本当にお世話になりありがとうございました。
そして、昨夏も多くの感動をいただいた兵庫球児のみなさん
素晴らしい100回の夏を創った全国の選手のみなさんに感謝して
私も、そろそろ100回目の夏を終えたいと思います。
私がこの場所へ居るのはあと4イニング・・・
4回攻守交替の僅かな時間、近くに居らしたお母さん方に集合していただき思い出一枚
一番前の笑顔が嬉しかった。
・・・これでもう大丈夫。
東兵庫大会 決勝進出を懸けて市立尼崎と村野工業との準決勝
村野工業が2回 東崎投手のヒットをチャンスメイクとし、
山本選手の全力疾走が内野安打先制タイムリーを生んだ。
3回 1番一針選手のヒットをきっかけに、好調の3番中根選手がヒットで繋ぐと
市立尼崎は竹中投手より小森投手へマウンドを託した。
その直後、村野工業は相手ミスから追加点をもらい2得点のリードを取った序盤。
イニング間に小さな流れが行ったり来たりする序盤だったが、
中盤戦は大きい流れが行ったり来たりやってくる。
互いに夢懸ける気持ち溢れる熱い中盤戦の戦いとなった。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 序盤戦~
4回表 市立尼崎の攻撃
5番白石選手のレフト前ヒットに、6番森田選手の犠打
さらには7番佐藤捕手が四球を選び1死1、2塁をつくり
8番小森投手の初打席
小森投手の打球はショートへ
Wプレイで守って魅せた。
4回裏 村野工業の攻撃
私がこの場所に居るのはあと3イニング・・・
4回先頭は7番東崎投手を三振、8番山本選手をショートゴロに、
9番一柳投手をサードフライ 小森投手が仕切り直した。
5回表 市立尼崎の攻撃
一つ目の大きな波がやってくる。
先頭は9番中村選手をセカンドゴロに取るが、1番東野選手が四球を選び出塁
2番中田選手がレフト前ヒットで続く
1、2塁チャンスを広げ2番松田選手
松田選手のショートゴロに二塁フォースアウト
Wプレイを狙うも松田選手は残り1死1、3塁
ここで村野工業は一柳投手から東崎投手へバトンが渡った。
一柳投手には珍しく6四死球と苦しい場面もあったが、力投2安打無失点
背番号では無く、マウンドに立つ者がエース よく頑張った。
東崎投手との勝負は4番名田選手
3打席目4番の意地 4球目をライトへ運び2-1とした。
主将が届ける勇気 力をもらう。
続く5番白石選手が四球 2死満塁
6番森田選手への死球で2-2同点に辿り着いた。
がんばれ!
さらに2死満塁と続き、7番佐藤捕手のセンター前2点タイムリーで逆転!4-2
水田選手が勇気を届けにマウンドへ
2死1、3塁 8番小森投手
フルカウントまで粘るもファーストフライに取りスリーアウト
市立尼崎の逆転で空気が一変した。
が、しかし・・・
二つ目の波には村野工業が乗る。
「波やろう!」
お母さんがそう声を上げて下さった。
間近で見上げる赤い波は力強く綺麗だった。
この場所に居るのは、あとこのイニングだけ・・・ビデオに残しておこう
そんな気持ちでビデオを回し始めた。
1番一針選手のレフトオーバー2ベースヒットをチャンスにし、2番神澤選手の進塁打
3番中根選手の左中間へ2ベースヒットで4-3と迫る。
4番永田選手は死球で出塁し、5番高橋(憂)選手のセンター前ヒット!
繋がりを魅せ1死満塁
6番田口捕手がセンター前へ同点のタイムリー!4-4
7番東崎投手のセカンドゴロに併殺崩れの間、逆転のホームを永田選手が踏む。5-4
さらには8番山本選手のライト前タイムリーで6-4と突き放す。
この後、9番藤原選手を三振に取り長い長い攻撃が終わった。
凄い勢いで進む展開に、何がどうなって誰がどうしてというのも実はあまり記憶にない。
終わった時は放心状態で、後ろに居た3年生選手の汗だくの笑顔を見て、
涙が流れたことだけは記憶に残る。
そのくらい、甲子園を目指すってこんなに凄いことなんだと、
今さらながら感じた衝撃的な時間だった。
お互い懸ける大きな夢がある。
選手たちがこんなにも熱く強い気持ちを魅せてくれたことに本当に感動した。
特にスタンドに居た3年生応援プレイヤーたちは、もう一度この瞬間を見て
始まった夏の瞬間と、この瞬間の自分とでは心の置き方、
向き合い方が違うことを今一度気付いてもらえたら嬉しい。
市立尼崎の応援スタンドの中には残念ながら入ることはできないが、
市立尼崎の応援プレイヤーたちも、同じ感動を感じながら懸命に応援したに違いない。
夏が終わり、その後いろいろな場面で悩むことや前へ進みにくい時、
私にはこの12分間を何度も見返し、自分への勇気、やる気となっている。
これからも絶対に忘れない大事な時間、貴重な経験をさせていただいた。
村野工業が再逆転
逆転を信じ流れた真っ赤な波が力を貸してくれた・・・と今も信じている。
5回が終了し、私は決めていた通り一塁側市立尼崎スタンド近くへ場所を移した。
お互いの意地が詰まる5回の攻防に、まだドキドキした気持ち収まらない中
後半戦がスタートした。
3つ目の波は6回表 市立尼崎の攻撃にすぐやってくる。
先頭9番中村選手のライト前ヒット!
1番東野選手が送り、2番中田選の打球にミスを誘う。
中田選手の盗塁で1死2、3塁を作り、3番松田選手へ。
じぶんでは記憶がないけれど、この瞬間手が止まってしまっていたのだろう・・・
見返してもここまでの写真は1枚も残せていなかった。
松田選手が打席に立つこの瞬間からの記録を再び残し始めている。
松田選手の打球はレフトへ!再び同点の2点タイムリー!6-6
4番名田選手の打席 PBで二塁に進むと
名田選手は再び東崎投手を捉え、右中間へ特大の二塁打を放って魅せた。
市立尼崎が再々逆転 7-6
気持ちを整えて がんばれ・・・がんばれ
先輩たちも静かに見守っていた。
一年前の夏 彼らの目先の先には道才投手が居たな・・・と想い浮かべる。
続く5番白石選手が四球を選び1、2塁
がんばれ・・・がんばれ・・・がんばれ
続く6番森田選手のライトタイムリー!8-6
さらに続く7番佐藤捕手のレフトオーバー2点タイムリー!10-6
試合中、私はスタンドからグラウンドでプレイする選手には絶対に声援も含め声を出さない。
でもこの時、思わず東崎投手に「がんばれ」と声を出してしまいそうになる。
それをしてはいけない・・・
ふと我に返り
秋からずっと我慢して頑張って、ようやく掴んだエースナンバーなんだろ・・・と心で叫ぶ。
それを1番知っている監督さんが、打たれても打たれても今キミをマウンドから降ろさない意味が分かる。
最後まで絶対替えないだろうな・・・監督さんらしいなと、そう思った。
「あいつを降ろす時が負ける時」
後に監督さんが残された言葉を目にして、やっぱりなと思った。
敗れたら意味がない・・・そう考えて笑う人もいたかもしれない。
でもそれが厳しくとも、みんなの頑張りに寄り添う監督さんだ。
その心を感じて、がんばれ!と心の中で声をかけ、
私もどっしり気持ちを落ち着けて9回が終わるまで静かに見守ろうと思った。
この後、8番小森投手にスリーバントをさせずアウトをひとつ増やす。
9番中村選手の打席 村野工業のスタンド選手たちが静かに立ち上がった。
中根選手に驚いた。
この瞬間、どんな心があったかは知る由もないけれど・・・
中根選手らしい一面だなと感じた。
WPで三進するが、レフトフライで踏ん張った。
市立尼崎打線の凄さは、こことなれば一気にやってくる。
打者一巡、この回だけで5安打6得点を挙げ二度目の逆転
再び空気を大きく変えた。
6回裏 村野工業の攻撃
小森投手は仲間の強い気持ちに背中を押されるように、
力強く村野工業打線を次々と抑えていった。
1番一針選手をピッチャーゴロ、2番神澤選手をライトフライ
3番中根選手をサードゴロに。
大きな波がやってきた中盤
逆転に次ぐ逆転で10-6 今度は市立尼崎がリードを取った。
市立尼崎打線が再び猛威を魅せた終盤戦へ・・・続。
2018年7月26日 東兵庫大会決勝進を懸けて
ほっともっとフィールド神戸に4チームが集まった。
準決勝 第1試合 報徳学園ー神戸国際大付属
第2試合 市立尼崎ー村野工業
秋春と観戦できた市立尼崎は、2017年秋季大会4強、
2018年春季大会第三位と好成績を残し夏へ。
夏は2回戦が初戦、尼崎小田に延長10回の末8ー6で勝利をし、
3回戦 須磨友が丘には8-1(7回コールド)で快勝。
4回戦は、秋季大会第三位決定戦で4-3と惜しくも選抜の道を絶たれた
佐々木主将率いる神港学園に3-1で勝利。
秋のリベンジを果たした形となった。
準々決勝は茶谷投手擁する西宮東に7ー0(8回コールド)圧勝し準決勝へ進出してきた。
村野工業も初戦から二桁安打を重ねてここまで64安打38得点
市立尼崎も初戦から全試合二桁を打ち26得点
どちらも振って振ってここまで登ってきた。
1991年以来、27年ぶりの決勝進出を懸ける村野工業と、
33年ぶりに聖地へ帰った2016年夏以来、3年ぶりの決勝進出を懸ける市立尼崎との準決勝は、
互いに気持ち熱く・・・忘れることのない一戦となった。
村野工業と市立尼崎の対戦を前に、第1試合は報徳学園と神戸国際大付属のライバル対決を
私はレフトスタンドで村野工業の選手たちに紛れて観戦。
1-1で迎えた9回、報徳学園が相手ミスから決勝進出の決勝点を挙げた。
1点勝負の素晴らしい対戦だった。
報徳学園が一足先に決勝進出を決め、対戦相手が決まる第2試合がいよいよ開始する。
第2試合開始を待って準備中の一柳投手と渡邊捕手、西川投手
絆に壁は無い・・・と想いながら微笑ましく眺めた。
寄り添う先輩の気持ちは温かく心強い。
ちびっ子球児かな・・・高校球児は憧れの存在。
バッテリーのひと時・・・お気に入りの思い出一枚
2018年 全国高校野球選手権東兵庫大会準決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 序盤戦~
今日も撮ってみた『男の勲章』 準決勝version♪
今日も「翔」 村野工業 全力校歌斉唱&スターティングメンバー
試合開始です。
1回表 市立尼崎の攻撃
村野工業先発 一柳投手
1番東野選手
フルカウントの末、四球を選び先頭出塁
2番中田選手が初球で送り、3番松田選手の死球で1、2塁
4番名田選手のファーストゴロに東崎投手がナイス捕球
ランナーはそれぞれ進塁し2、3塁
一柳投手ナイスカバー!
5番白石選手が四球を選び2死満塁 先制の大チャンス!
しかし、6番森田選手をピッチャーゴロで守りスリーアウト。
杉本選手が先頭に立って迎えます。
1回表 村野工業の攻撃
市立尼崎先発 竹中投手
1番一針選手をセンターフライ、2番神澤選手をショートゴロで2死を取った。
3番中根選手が初球をライトへ運び出塁!
4番永田選手をレフトフライに捕りスリーアウト。
2回表 市立尼崎の攻撃
立ち上がり少し苦しんだ一柳投手だったがリズムを取り戻した2回だった。
7番佐藤捕手をサードゴロ
8番竹中投手を三振
9番中村選手をセンターフライに。
先制は2回裏 村野工業の攻撃でした。
5番高橋(憂)選手をセカンドゴロに捕るが、6番田口捕手が四球で出塁
続く7番東崎投手
佐藤捕手が田口捕手の盗塁を阻止
2死ランナーが無くなりますが、東崎投手がレフトを超える2ベースヒットで大きく出塁!
返球にミスが重なり、東崎投手は三進 チャンスを広げる。
続く8番山本選手
山本選手の全力疾走が生んだ内野安打で先制!
思えば山本選手は初戦から連続出塁を更新していたが、
3回戦 神港橘戦9回のヒット以来、我慢の打席が続いていた。
4回戦 神戸北戦(四球1)、準々決勝 須磨翔風戦(四球1)
嬉しい全力タイムリーとなりました♪
その後、9番一柳投手の初球をサードゴロに捕りスリーアウト
安堵の笑顔・・・忘れない思い出一枚です
3回表 市立尼崎の攻撃
二巡目に入り先頭は1番東野選手をファーストゴロ
2番中田選手をセカンドゴロで2死を取るも、3番松田選手が死球で出塁
4番名田選手をセンターフライに。
3回裏 村野工業の攻撃
村野工業もこの回先頭は1番一針選手から
センター前ヒット!
2番神澤選手のセンターフライに、センター名田選手がナイスファイトでキャッチ!
3番中根選手 今日もよく振れてます!
2安打目はセンター前へ!
中根選手の打席は躍動感があってカッコいいね!
村野工業のスタンドには、2年生選手の同級生のみんなが応援に駆けつけてくれました。
暑い中、友の夢のために一所懸命応援してくれていましたね。
中根選手のヒットで市立尼崎は、私の注目投手 小森投手(10)へ継投します。
小森投手との勝負スタートは4番永田選手から
内野ゴロに懸命な送球
しかし送球が逸れ一針選手が還ります。2-0
笠井選手がいい笑顔で一針選手を迎えます。
田畑選手にもいい笑顔が生まれました♪
大江選手はなぜかカメラ目線・・・笑
お父さん方の笑顔が嬉しい♪
5番高橋(憂)選手が続きセンター前ヒット!
1死満塁 さらに追加点の大きなチャンス!
しかし6番田口捕手のセカンドゴロにWプレイ!
村野工業が2回、東崎投手のチャンスメイクと山本選手の全力疾走で先制点を掴み取り、
3回には相手ミスから追加点をもらいリードを取った。
少しづつ流れの行き来があった序盤だったが、
ここから大きい流れが行ったり来たりやってくる熱く激しい中盤戦の戦いとなった。
この対戦も1000枚以上の記録があり、その1枚でも多くを記憶したいので
複数ページに渡って残していきたいと思います。
中盤戦へ・・・続。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 市立尼崎vs村野工業~決勝進出を懸けて 中盤戦~
東兵庫大会4強進出を懸けて村野工業と須磨翔風との準々決勝
村野工業が初回の1得点を守り中盤戦へ。
5回 8番山本選手が選んだ四球がチャンスメイクとなり試合を動かした。
2番神澤選手、3番中根選手の二連打で大きな追加点。
この後、須磨翔風はエース菅井投手が好リリーフを魅せるが、
それを上回る村野工業の要所の好守備に3得点を追い終盤戦へと入っていく。
互いに意地を魅せてくれた終盤戦・・・
スーパーナイスプレイも飛び出した。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 序盤戦~
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 中盤戦~
終盤戦のスタート。
7回表 村野工業の攻撃はビデオに残した。
今日のラッキー7☆彡は村工祭りが流れた。
9番一柳投手をショートゴロ
1番一針選手をレフトフライに。
2番神澤選手がレフト前ヒットで出塁するも
3番中根選手をライトフライに。
7回裏 須磨翔風の攻撃
「感謝」のうちわ揺れるサプライズの赤い波・・・嬉しく綺麗だった。
6番茶谷選手をレフト高橋(憂)選手がナイスキャッチ!
7番西本選手、8番菅井投手をセカンドゴロに。
永田選手の声は良いプレイ生むおまじないなのかも・・・
このあとにも勝敗に大きく関わる場面で永田選手から声がかかる場面が訪れる。
8回表 村野工業の攻撃
4番永田選手を三振に取るが、5番高橋(憂)選手にヒット!
5番高橋(憂)選手のライト前ヒット!
高橋(憂)選手の代走に、1回戦 尼崎双星以来 楠田選手の登場が嬉しい!
楠田選手は巡ってきた自分への役割をいつも素晴らしく果たす姿を魅せてくれる。
楠田選手のこの代走起用が、この後スーパーファインプレイを生むことに・・・。
一塁コーチには楠田選手に替り藤原選手が入ります。
続く6番田口選手との連携の攻めも素晴らしかった。
田口選手の魅力、足が勝り内野安打に。
1、2塁とランナーを溜めて、7番東崎投手の進塁打
2死2、3塁のチャンス!
しかし、菅井投手は8番山本選手を二打席連続三振に取ってみせた。
8回裏 須磨翔風の攻撃
代走楠田選手がレフトの守備へ。
9回に打席が巡ってきますように・・・と願う。
先頭9番森選手
ショート中根選手がよく止めたが送球が少し右に流れ内野安打に。
しかし、1番中川(和)選手のセカンドゴロをWプレイで自らカバー!
暗と明の二打席に中根選手の表情が印象に残る。
第二の監督さんも若干・・・苦笑い
気持ち整えて・・・。
2番豊福選手をセカンドゴロに。
これで6回から3イニングを3人で抑え、
山本選手と中根選手の二遊間でWプレイも2つ、良い守備がみられた。
9回表 村野工業の攻撃
須磨翔風のみんなもいい表情
ショート豊福選手は夏空に何を見たかな・・・。
先頭9番一柳投手をライトフライ
1番一針選手をショートフライ
2番神澤選手は死球で出塁するも、3番中根選手が空を仰いだ。
菅井投手は5回の継投後、ピンチも抱えたが踏ん張りエースの意地を魅せてくれた。
スコアーボードに「1」をと願い見守る9回裏 須磨翔風の攻撃
先頭は3番森山選手・・・亮太と、もっちーに打席が巡る。
8回の攻撃が終了した時点で緊張が増した。
私の大事な二人の打席が、この回に巡ってきたことは必然だと思った。
しっかり記憶に残そう・・・そう思ってビデオを回した。
先頭3番森山選手が四球を選び出塁!
WPで二進し、4番荒川捕手
意地のヒットを魅せてくれた。
村野工業は力投してきた一柳投手から東崎投手へマウンドを任す。
ファーストへは神澤選手、ライトへ藤原選手が入る。
東崎投手との勝負 5番中川(もっちー)選手・・・ガンバレ!
中川選手を三振に取るが、弾いたボールを見て森山選手がホームへ向かった。
須磨翔風のスコアーボードに嬉しい「1」が刻まれた。
亮太を2塁に置き、6番茶木選手 ショートゴロに取り2死
7番西本選手へ打席が回る。
B・B・S・S・・・4球を見て永田選手がレフトの楠田選手へ声をかけた。
次球・・・打球はレフト前方へ
楠田選手が走り込みダイビングキャッチ!
須磨翔風の夏は楠田選手のグラブに収まり終わりを迎えた。
もしこの一打が抜けていたらなぁ・・・
そんな声が回りからも聞こえていたが、楠田選手は巡ってきた役割を全力で果たしたまで。
村野工業の4強進出に大きく貢献するファインプレイに拍手しかない。
そんな楠田選手のファインプレイを切り取ってみた。
携帯ビデオで画像も悪くて、もっとズームにしていたら良かったなぁって今となっては後悔しかない。
ごめんね~くっすん
・・・何度見てもこの瞬間は緊張で息を飲む。
村野工業が初回の先制、中盤の大きな追加点、一柳投手の粘投
守備も練習を積んできた成果を発揮し、もう一歩夢への階段を登れたことが嬉しい。
そして須磨翔風の夏は終わりを迎えたけれど、攻守とも最後まで意地を魅せてくれた。
学童野球で出逢った荒川捕手と中川(もっちー)、そして桃ちゃんマネージャー
時折観させていただいていた今チームの夏を見届けることができたことに感謝です。
須磨翔風の夢は村野工業へ託され、村野工業のみんなはもう一歩夢への階段を登る。
亮太が最後もしっかり主将として前を向いた挨拶をする姿が誇らしかった。
二人のように最後の夏の最後を多く見届けてきて、こういう場面では声を掛けるのを控えそっと帰る私だけど、
この3人と、そっとサヨナラはあまりに辛い。
声をかけて大丈夫かな・・・という想いもあったけれど、今はあの時言葉を交わせたことは良かったと思っている。
高校野球最後の日、記念に写真を撮らせていただいた。
ファインダーの中には、ずっと見守ってくれたお父さんとお母さん、3人の素敵な笑顔
気持ちが少し救われた。
悔しさ寂しさはあるけれど、笑顔で終われたことが最高の高校野球だと思う。
亮太が「小学校からありがとうございました」と言ってくれ、握手を交わしたこと
出逢えて本当良かったなと心から思うと共に、頼もしさと・・・やはり寂しさが込み上げた。
こちらこそ・・・ありがとう。
亮太は次の夢へ向かって、怪我なく大学野球を頑張って欲しい。
満身創痍の身体、言い訳にせず、そんな素振りも感じない頑張りを忘れない。
2018年 日本学生野球協会 兵庫県優秀選手賞受賞おめでとう。
もっちーは責務大きい新たな世界でも、培ってきた努力や我慢強さを糧にして
多くの人を助ける立派な消防士になって下さい。
いつも背中を見て心配するもっちーの高校野球だったけど、
春、もう大丈夫と夏を楽しみにしていたのに、この一戦しか応援に行けなくてごめんね。
でも、仲間に支えられ頑張るもっちーの姿を見ることができて心温かく、心に残るもっちーの高校野球でした。
桃ちゃんは、きっとしっかりした優しい素敵な大人の女性になることでしょう。
いつも笑顔で頑張る桃ちゃんと球場で会うことが楽しみでした。
お兄ちゃん一樹と2人の高校野球を見届けることができたこと思い出深い時間になりました。
またいつか3人とどこかで再会できることを楽しみにしています。
そして、須磨翔風亮太組のみなさん ありがとう。
この日は、村野工業 山本選手のお母さんのお誕生日でした。
お誕生日をお祝いして記念の撮影をさせていただいたことも夏の思い出一枚となりました。
この後、明石トーカロ球場第2試合では、両チームに注目する好投手擁する
市立尼崎と西宮東との対戦が行われ、市立尼崎が7-0(8回コールド)で西宮東を完封。
また、ほっともっとフィールド神戸では神戸国際大付属が兵庫工業に5-2
報徳学園と長田との対戦は大接戦となり1-0で報徳学園が準決勝へ進んだ。
準決勝の対戦組み合わせは、神戸国際大付属と報徳学園、村野工業と市立尼崎と決まった。
私は中根組の夏の続きを記憶に残すため、2日後ほっともっとフィールド神戸へ向かった。
両チーム、夢甲子園へ懸ける気持ち、想い溢れた本当に素晴らしい一戦だった。
東兵庫大会4強進出を懸けて村野工業と須磨翔風との準々決勝
初回、村野工業が1番一針選手の先頭ヒットを生かし、4番永田選手の犠牲フライで先制。
須磨翔風は初回、永田選手を迎えたところで先発の久保投手(16)から北村投手(12)へスイッチ。
村野工業の先発一柳投手との粘投が続き中盤戦へ。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 序盤戦~
4回表 村野工業の攻撃
先頭は3番中根選手
右中間へ2ベースヒット!
中根選手は3回戦 神港橘戦から(4回戦 神戸北戦は全打席出塁)
四球も含み8打席連続出塁中
4番永田選手を三振に取り、5番高橋(憂)選手がファーストへの進塁打で中根選手を進めます。
6番田口捕手をライトフライに捕りスリーアウト
いつもの席から村野工業ベンチ、スタンドの様子はよく見えて多く記憶に残る。
でも須磨翔風のベンチは真下、応援スタンドの選手たちも観客の波の隙間から頭が見えるだけで
ほとんど残すことができなかったことがとても残念だ。
4回裏 須磨翔風の攻撃
3番森山選手をセカンドゴロに取るが、4番荒川捕手がセンター前ヒットで出塁!
5番中川(もっちー)選手の打席
亮太の盗塁でチャンスを広げるも、もっちーのピッチャーゴロに
飛び出した亮太を逃さす一柳投手が二、三塁間へ挟む。
2回に続き一柳投手にナイス守備がみられた。
続く6番茶谷選手のショートゴロを二塁フォースアウト
今日も無失策を目指しよく守っている。
いい笑顔でベンチへ帰ります。
5回表 村野工業の攻撃
先頭7番東崎投手の打席
「ヨシヒロー!」と母愛が打席の東崎投手を超えて私にも届いた。
村野工業スタンドの真ん中に嬉しい笑顔が目に止まる。
とても嬉しい笑顔だった。
東崎投手を三振に取ったが、8番山本選手がナイス選球!
四球を選び出塁!
よく見た!
この四球が大きなチャンスメイクとなり中盤試合が動くことに・・・。
9番一柳投手が山本選手を進め、1番一針選手はよく粘る!
一針選手も四球を選び、2番神澤選手へ。
フルカウント・・・
カウントを書き込むがカメラを向けていると付け遅れることがある。
でも、すぐそこのくっすんが教えてくれて助かる
神澤選手の打球は右中間へ!
中盤欲しかった追加点が入った。2-0
河野監督さんに迎えられる山本選手
さらに2死1、3塁
選手たちの粘りに誇らしい笑顔の監督さんに見守られ、3番中根選手が打席へ入る。
中根選手の思いやり野球に私も笑顔になれた
3番中根選手の打球は一塁を越えタイムリー!3-0
大きな得点と連続出塁数もまたひとつ伸ばせた。
須磨翔風はここでエース菅井投手へマウンドを託す。
打席には4番永田選手
初球をファーストゴロに取り流れを切るナイスリリーフ
永田選手、楠田選手にも悔しくも清々しい笑顔がみられた。
水田選手が永田選手へ寄り添う笑顔が印象に残る。
5回裏 須磨翔風の攻撃
先頭7番西本選手をセンターフライ
8番菅井投手が死球で出塁し、9番森選手のショートゴロに二塁フォースアウト
Wプレイを狙うも森選手はセーフとなる。
1番中川(和)選手がライト前ヒットで繋ぐが、2番豊福選手をショートフライに。
5回が終了
6回表 村野工業の攻撃
西田選手が一戦ごとに前へ、笑顔が嬉しい
5番高橋(憂)選手の打球にミスを誘い先頭出塁
6番田口捕手が初球で送る。
足が速い!
息を飲んだが間一髪アウト
惜しかった!!
7番東崎投手がファーストへの進塁打でさらに進め2死3塁
しかし菅井投手の踏ん張り!8番山本選手を三振に。
6回裏 須磨翔風の攻撃
先頭3番森山選手がセンター前ヒット!
続くは4番荒川捕手のセカンドゴロにWプレイ!
二遊間がいいね!
東崎投手・・・
緊張の夏が始まり、初戦から笑顔が少ないことがずっと気になっていた私。
仲間が笑顔にさせてくれた東崎投手の笑顔が嬉しい。
続く5番中川(もっちー)選手をライトフライに取りスリーアウト。
村野工業に粘りの打席が多くみられ、取るべき場面で取るべき選手が大きな追加点を挙げた。
一柳投手の粘投に守備光る場面も多くみられリードを守った中盤戦だった。
3得点を追う須磨翔風、守る村野工業
互いに意地を魅せてくれた終盤戦となった・・・続
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 終盤戦~
2018年7月24日 緊張の目覚めだった。
東兵庫大会は4強進出を懸けて準々決勝4試合が行われた。
私は明石トーカロ球場で行われた村野工業と須磨翔風との対戦を応援に行った。
1回戦より4戦を観戦してきた村野工業と、
最後の夏を見守る選手やマネージャーさんの居る須磨翔風との対戦の日がやってきた。
村野工業と須磨翔風との対戦は私にとっても想い深い一戦になる・・・。
4年目を見届ける村野工業の夏。
この場所は、一年前のあの日の暑さと緊張、そして寂しさを蘇らせる。
試合開始前、村野工業スタンドで3年生選手たちとの会話も思い出深く、
シートノックでは男の勲章準々決勝バージョンを聞いてまた胸熱く。
全力校歌をまた聞けるようにと願い、
私は1番落ち着いて見守れるいつもの一塁側スタンドへ。
村野工業へ繋いだ尼崎双星 神戸弘陵 神港橘 神戸北の夢、
4校へ繋がれた夢 西宮北 市立伊丹 西宮南 須磨東
8校の夢も乗せて。
男の勲章 準々決勝バージョン♪
夏空眩しく全力校歌
須磨翔風スタンド
桃ちゃんマネージャーがいつもの笑顔を魅せてくれた。
須磨翔風へ繋いだ伊川谷 西宮甲山 県立伊丹の夢、
3校へ繋がれた夢 尼崎西 尼崎稲園 神戸商業 雲雀丘 舞子
8校の夢を乗せて。
試合開始前・・・
それぞれが心の準備をする静寂の時間が今日は何故か私の緊張を増す。
それぞれの心の合わせ方
2018年 全国高校野球選手権東兵庫大会準々決勝 村野工業vs須磨翔風~4強進出を懸けて 序盤戦~
試合開始です。
先攻は村野工業 先発 一柳投手(16)
後攻 須磨翔風 先発 久保投手(16)
先制は1回表 村野工業の攻撃
1番一針選手がレフト前ヒットでチャンスメイク!
いつも試合前に残すスターティングメンバーを撮り忘れていたことにも
かなり緊張していたことを感じる。
2番神澤選手のセカンドゴロで一針選手を先制得点圏へ
いいスタートを切るチャンス!
神戸北との4回戦 3安打3打点1四球と絶好調の中根選手を迎えます。
ベンチでは河野監督さんから声が掛かる。
どんな声が掛かったのか・・・
東崎投手、田口捕手、山本選手は覚えているだろうか。
定位置の宮ぞんに落ち着かない気持ちが少しホッとした。
村野工業スタンドの親御さん方の表情にも緊張を感じる。
みんなが見守る中、中根選手が粘りの打席で見守る人たちの緊張をほぐしてくれた。
粘りの8球、打球は左中間へ抜けていった。
ここで須磨翔風は久保投手から北村投手(12)へ早々に継投することとなった。
須磨翔風もスターティングメンバーを残し忘れた。
8番久保投手(16)に替り北村投手(12)
村野工業ベンチでは、全幅の信頼を置く第二の監督 水田選手が動く・・・
今日も待てない大江選手・・・思わず笑 緊張をほぐしてくれた。
1死1、3塁 大きな場面での継投
4番永田選手を迎える。
川原選手 今日も全力笑顔で・・・飛ぶ・・・
3年生選手の笑顔が見えると安心する。
永田選手の打球はレフトへ上がり、一針選手が先制のホームを踏んだ。
取るべきところで取った1得点 ナイス先制だった。
一針選手 全力ナイスラン!
笠井選手が迎えます!
しかし、みんなの目線は二塁を目指す中根選手へ
次のアウトを目指す翔風は荒川捕手が二塁へ送球
中根選手の二塁進塁を阻みます。
くっすんと宮ぞんの迎えに、惜しくも清々しい笑顔が見える中根選手
水田監督さんは今日も忙しい
1回裏 須磨翔風の攻撃
1番中川(和)選手をファーストゴロ
2番豊福選手がセンター前ヒットで出塁!
3番森山選手の死球で1死1、2塁
須磨翔風も大きなチャンス!
4番荒川捕手を迎えます。
亮太がいい顔で野球をする姿が嬉しい。
荒川捕手のセンターへの犠牲フライで二塁走者 豊福選手が三進
2死1、3塁と替り、5番中川(もっちー)選手
もっちーのショートゴロに二塁フォースアウトを取りスリーアウト
2回表 村野工業の攻撃
5番高橋(憂)選手も粘り!粘りの打席
前チーム粘りの余田選手が思い浮かんだ。
高橋選手は惜しくもセンターフライに終わったが、この粘りがチームの空気を盛り上げる。
粘りの9球目 センターフライに
6番田口捕手が四球を選び出塁!
つづく7番東崎投手
ショートに上がった打球が・・・落ちた。
一塁走者 田口捕手は前進にも留まるにも難しい打球になった。
結果、田口捕手を二塁でアウトにし東崎投手が一塁へ残る。
2死1塁となり、8番山本選手をセカンドゴロに
見守るお母さんが目に止まる。
2回裏 須磨翔風の攻撃
先頭6番茶谷選手がセンター前ヒット!
7番西本選手 初球で茶谷選手を進めます。
8番北村投手の打席 一柳投手がナイス牽制!
茶谷選手を二、三塁に挟みランナーが無くなります。
一柳投手 落ち着いたいい表情だ。
北村投手をレフトフライに捕りスリーアウト
3回は互いに三者で攻撃を終えることになったが、須磨翔風にもいいプレイがみられた。
3回表 村野工業の攻撃
9番一柳投手
フルカウントまでもっていき三振に
1番へ戻り一針選手も粘りの打席 9球目をセンター前ヒット!
一針選手好調!2安打目
初回と同じ形になり繋げたい。
しかし、2番神澤選手のセカンドゴロをWプレイ!
3回裏 須磨翔風の攻撃
9番森選手を三振に
1番中川(和)選手をショートゴロ、2番豊福選手をライトフライに。
村野工業が初回の先制、リードを保ち中盤の攻撃へ。
この対戦は写真の枚数が多く、3ページに渡り残していきたいと思います。
中盤戦へ・・・続
神戸北スタンド トランペットに夏の太陽が眩しく光る。
東兵庫大会8強進出を懸けて神戸北と村野工業との4回戦。
前半戦初回、村野工業が5得点を先取し好スタートを切った。
2回には無死満塁から、3番中根選手の2打点目となるタイムリーと、
4番永田選手の併殺間の1得点で大きく突き放したが、3回神戸北が反撃開始。
ヒット、四球でランナーを溜め4番の反撃一打。
6番宮崎選手の2点タイムリーで、6得点差を3得点差にまで追い上げた。
が、しかし・・・
神戸北にミスを誘い村野工業は2得点をもらう。
4回には5番高橋(憂)選手の犠牲フライで再び6得点差をつけ後半戦へ。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会4回戦 神戸北vs村野工業~8強進出を懸けて 前半戦~
5回表 神戸北の攻撃
村野工業はエース東崎投手がマウンドへ上がった。
ライト神澤選手がファーストへ、ライトへは藤原選手の登場です。
先頭は3番松村投手をセカンドゴロ
4番川上選手がレフトへ2ベースヒット!
1死2塁とするも、5番芝野選手をライトフライ
6番宮崎選手をセカンドゴロに
5回裏 村野工業の攻撃
松村投手ナイスピッチング!三者で抑えます。
7番東崎投手をレフトフライに
8番山本選手もレフトフライに
9番藤原選手の初打席 キャッチャーフライに
5回を終了しインターバルへ
神戸北が6安打と迫り、村野工業はノーエラーで守り抜く。
インターバの村野工業ベンチ
後半戦のスタート
6回表 神戸北の攻撃
東崎投手も7番茂山投手、8番今後選手、9番代打 芝選手の三者で抑え投げ合いに。
芝選手は6回裏ファーストの守備へ。
6回裏 村野工業の攻撃
1番一針選手がセンターオーバー3ベースヒットで大チャンスメイク!
2番神澤選手をファーストゴロに捕るが、2打点3番中根選手の大きな期待の打席
中根選手さすがだった!
3本目のタイムリーはセンターへ返し2ベースヒット!11-4
神戸北はここで松村投手よりセカンドを守っていた小笠原選手へ継投
松村投手をファーストへ、ファースト芝野選手がセンターへ
6番レフト宮崎選手に替り落合選手がレフトへ
9番ファースト芝選手に替り、神谷選手がセカンドへ
大幅な守備変更となった。
1死2塁 続くは4番永田選手
ファーストゴロに
5番高橋(憂)選手をライトフライに
小笠原投手がナイスリリーフで締め、7回表 神戸北の攻撃へ。
ファウルチップが中井捕手へ当たったか・・・
すかさず三塁コーチ宮脇選手が思いやりを持って駆け寄る。
スタンドでは田畑選手の独唱に、お母さんの笑顔が印象的だった。
こういう一つひとつも夏の素敵な思い出だ。
7得点差の意味を持って、互いに勝負の7回表 神戸北の攻撃へ
打順は1番中井選手へ戻り、レフトフライに
2番小笠原投手がレフト前ヒット!
小笠原投手の粘りを繋げていきたい!
しかし3番松村投手の打球はショート中根選手のグラブへ
松村投手の懸命な走塁にも・・・
神戸北の夏が終わりを告げる砂煙が上がった。
11-4(7回コールド) 村野工業が8強へ進出した対戦でした。
村野工業の8強進出 勝利を讃えて、夏4度目の全力校歌が流れました。
託す夢、託される夢
この場所には立ち会えなかったので写真を提供いただきました。
どんな言葉をお互い贈ったのでしょう・・・。
翌日の新聞記事に、快進撃・・・2桁安打の文字が並ぶ。
でも私は快進撃とは思わない。
なぜなら、秋の終わりや春の終わりの彼らの努力と個々の気持ち、
持っている力も少なからず知っている。
2桁安打の文字が踊るが、その日々の努力、練習を積んできたことをただ着実に発揮しているだけ・・・
それは選手たちが1番感じていたのではないかと思う。
それ以上に私は、追い上げ迫る神戸北の攻撃にも無失策で守りきり、
この対戦の目標とするものを達成したみんながまたひとつ大きく見えた。
神戸北の選手たちにも登りたい同じ夢があり、初回こそ村野工業の大量得点や
自身のミスで与えた得点もあり点差が開いたが、それを感じさせない気持ちを魅せてくれた。
だからこそ、2イニング早く夏を終えた神戸北の選手たちに想い募る。
得点差にとらわれるかもしれないけれど、両チームとても引き締まった対戦を創ってくれた。
ナイスゲームだった。
村野工業は道才投手を擁した前チーム、春8強、夏16強に迫る4回戦まで進出した。
そして中根組はさらに上へ夏8強まで登ってきた。
さらに夏空へ翔け上がれ☆彡
次戦は翌々日、11ブロックで準々決勝進出を決めた
岡坂投手、菅井投手の2枚エースを擁する須磨翔風と決まった。
小さな時から知る荒川捕手、中川選手
出逢い繋がる上ノ谷桃葉マネージャーの最後の夏にようやく辿り着いた。
今夏、1、2を争う緊張を感じた対戦だった。
託した想い・・・
託された想いを心に今日も 『翔』
2018年7月22日 夏空真っ青気持ちの良いウインク姫路球場
東兵庫大会では8強進出を懸けて、神戸北と村野工業との4回戦が行われた。
神戸北は2回戦が夏初戦
須磨東を8-1(8回コールド)で勝利しスタート。
3回戦の対戦相手は、2回戦 市立伊丹に4-3の接戦で勝利した西宮南
7-5で勝利し4回戦へ進出してきた。
村野工業は1回戦 尼崎双星に7-0(8回コールド)
2回戦 神戸弘陵に7-5
3回戦 神港橘に10-6
全ての対戦二桁安打で打ち勝った。
が、しかし 3回戦 神港橘戦では守備に苦しんだ。
秋から中根組を見てきたが、今までそのような姿は見たことは無かった。
夢への階段をもう一歩登るために課題をもらったのかもしれないな・・・
そう感じた。
神戸北との対戦で掲げた目標は「無失策と全力疾走」
今一度 気持ちを引き締めて挑んだ対戦だったように思う。
尼崎双星、神戸弘陵、神港橘の想いも青空の下で見守った。
シートノック前の村野工業ベンチ前は穏やかな表情が見られたが、
その表情とは裏腹に、締まって行こう!という気持ちを感じるシートノックだった。
もう一歩上を目指すみんなの今までを想い出しながら聞いた「男の勲章」
神戸北のベンチ前では、心整える静と動の円陣が組まれた。
第100回 全国高校野球選手権東兵庫大会4回戦 神戸北vs村野工業 ~8強進出を懸けて~
スターティングメンバーです。
先攻 神戸北 先発 茂山投手(10)
後攻 村野工業 先発 一柳投手
1回表 神戸北の攻撃
1番中井捕手が四球を選び、2番小笠原選手のピッチャー前への進塁打
さらに3番 ライトでスタート松村投手のファーストへの進塁打で2死3塁
先制のチャンスに4番川上選手
粘りの打席でしたがショートフライ 先制を阻みます。
1回表 村野工業の攻撃
1番一針選手を手の出ない三振に取る茂山投手の立ち上がり
しかしここから主軸の3連打
2番神澤選手のレフト前ヒットをチャンスにし、
3番中根選手が左中間へ先制の2ベースヒット!
神澤選手を迎えて 4番永田選手へ
永田選手は初球を捉えてライト前へタイムリー!2-0
中根選手を迎えて 5番高橋(憂)選手へ
5番高橋(憂)選手をレフトフライで2死となるも
永田選手の二盗と、6番田口捕手が四球を選びランナーを溜めたところで
ファーストスタートの7番東崎投手へ打席を回します。
東崎投手の2点タイムリーと、ミスが重ったことから東崎投手も還り8番山本選手へ 5-0
ここで私は三塁側へ場所を移し観戦することに。
山本選手をショートゴロに。
初回5得点の先取 好スタートを切った村野工業の初回だった。
2回表 神戸北の攻撃
5番芝野選手のレフト前ヒットと、6番宮崎選手の左中間2ベースヒットの2連打!
さらに7番茂山投手が四球を選び無死満塁 反撃の大チャンス!
8番今後選手を迎えます。
今後選手のショートゴロに中根選手が自ら二塁ベースを踏みWプレイ!
その間1得点を還します。5-1
2死3塁と替り9番大野選手
中根選手へ打球が集まりショートゴロでスリーアウト
村野工業は無死満塁を1得点で凌げたことが大きく、攻撃に繋げていきたい。
2回裏 村野工業の攻撃
先頭9番一柳投手がセンター前ヒットを放ったところで
神戸北は茂山投手よりエース松村投手をマウンドへ送ります。
松村投手の準備中
こちらも準備中の渡邊捕手と宮本投手・・・この二人に目が止まる。
松村投手との対戦は1番一針選手からスタート
一針選手の打球は左中間へ2ベースヒット!
一柳投手ナイスラン!
無死2、3塁とし2番神澤選手 死球となり満塁に
村野工業は追加点の大チャンス!
第1打席 先制のスリーベースヒットを放った3番中根選手へ
中根選手絶好調!レフト前へ返し2打点目!6-1
4番永田選手の打席 西川投手へメガホンが回ります。
この応援は笑顔を多く生むね♪ 林選手の笑顔も見えます。
永田選手も2打点目!
セカンドゴロから併殺間に1得点 7-1と点差を広げます。
さらに2死3塁のチャンスでしたが5番高橋(憂)選手を三振に。
3回表 神戸北の攻撃
打順は二巡目 1番中井捕手をファーストゴロに
2番小笠原選手のセンター前ヒットと、3番松村投手が四球を選び1死1、2塁
4番川上選手を迎えます。
川上選手が反撃一打!センター前へタイムリー!7-2
5番芝野選手をショートフライに捕り、6番宮崎選手へ
中根選手ナイスキャッチ!
宮崎選手の打球はライトをオーバーし2点タイムリー!7-4
宮崎選手ナイスバッティングでした!
続く7番茂山投手をセンターフライに捕るも3得点を還し追い上げます。
3回表 村野工業の攻撃
今日は7回ではなく少し早めて、神戸北の応援とコラボする4度目のラッキー3☆彡
真っ青の夏空の下、姫路球場の緑のスタンドに現れた真っ赤な波も美しかった。
太鼓は誰が叩くかなぁ~と楽しみにビデオに収めた。
3回の攻撃と共にご覧下さい。
先頭は6番田口捕手をサードゴロ
7番東崎投手のセンター前ヒット!
8番山本選手の四球
9番一柳選手の犠打で2死2、3塁とし
1番一針選手の打席 WPで東崎投手、山本選手が還り2得点
神戸北の3得点差の追い上げを広げて9-4
一針選手をレフトフライに捕りスリーアウト
4回表 神戸北の攻撃
8番今後選手が四球を選び出塁!
9番大野選手を三振に捕るも今後選手が二進
さらに1番中井捕手のセカンドがセカンドゴロで三塁へ進めますが、
2番小笠原選手をセカンドゴロに。
4回裏 村野工業の攻撃
村野工業も2番神澤選手が四球を選び先頭出塁!
さらに3番中根選手も四球でランナーを溜め、4番永田選手が進塁打
神澤選手を三塁へ進め5番高橋(憂)選手
レフトへの犠牲フライで10得点目を挙げます。10-4
中根選手も三進し2死3塁続くチャンス!
しかし6番田口捕手をセカンドゴロに。
4回を終了し10ー4
得点の並びだけを見ると打ち合いのように感じるが、
ここぞを捉えた1本上回った村野工業が大きくリード。
しかし、4イニングとも三塁へランナーを進めるなど神戸北の追い上げも素晴らしく、
後半戦の行方を見守ることとなった・・・後半戦へ続。
『夢へ』・・・主将意地の一打
前半戦5回、洲本 鏡石投手が1安打好投。
安定した堅い守りも魅せ、2本の犠牲フライで洲本が2得点のリードを取った。
しかしまだまだ前半戦、西脇工業打線の巻き返しを楽しみに後半戦へ。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 西兵庫大会4回戦 ~8強進出を懸けて 前半戦~
後半戦のスタート 6回は互いに三者で攻撃を終えます。
6回表 洲本の攻撃
洲本スタンドには東播磨、山崎の選手たちの夢繋がれた願い鶴が見守ります。
4番福山選手、5番近藤選手をレフトフライ、6番前川選手を三振に。
6回裏 西脇工業の攻撃
8番千石選手・・・ちょっと目を離してしまい不明アウト
9番石神選手を三振、1番岸本選手の初球をファーストゴロに
7回表 洲本の攻撃
7番鏡石投手の打球はセンターへ!
しかし好返球に、鏡石投手の足が間一髪惜しくもベースから離れていて2アウト
8番萩原選手をピッチャーゴロ、9番津守選手をセカンドゴロに。
6、7回と2イニングを三者で抑え西脇工業7回裏の攻撃へ。
先頭2番岡選手が四球で出塁し、3番西山捕手がサードゴロで進めます。
3回以降始めてランナー出塁!大事に1得点を目指したい。
鏡石投手はどう踏ん張るか・・・
4番山本選手を三振に取り2死2塁と追い込み、
5番西村選手をセカンドフライ 踏ん張ります。
8回表 洲本の攻撃
洲本も同じく先頭1番土橋選手が四球で出塁し、
2番山家選手がこの打席も送り役。
初球をきっちりピッチャー前へ転がし・・・ミスを誘った。
無死1、2塁 終盤大きなチャンスが洲本に到来した。
続く3番小野選手の初球をファーストフライで1死を取るが、
4番福山選手への2球目・・・WPでそれぞれランナーが進塁。
伝令は(14)選手(名前が分からなくて・・・)
山中投手は仲間から勇気の声をもらい・・・ガンバレ!
福山選手を満塁策 四球で1死満塁
終盤ここでの得点は洲本にとってとても大きい場面
唯一長打を放っている5番近藤選手を迎える。
近藤選手への初球 ライト前へ弾き返し大きな1得点が入った。3-0
緊張感と初球の焦りで・・・また失敗
肝心な近藤選手がボケボケ ピントは土橋選手へ
近藤選手ごめんなさーい
さらに1死満塁と続き、6番前川選手のファーストゴロにWプレイ!
ファースト山本選手ナイスプレイでした!
8回裏 西脇工業の攻撃はビデオに残しました。
6番高田選手、7番山中投手を二者連続三振
8番千石選手をサードゴロ
これで1回から6イニング三者凡退に抑えます。
9回表 洲本の攻撃も山中投手ナイスピッチング!
7番鏡石投手をセンターフライ、8番萩原選手をライトフライ
9番津守選手をレフトファウルフライフライに。
レフト岡選手ナイスファイト!
3得点を追って9回裏
主将の意地の出塁に胸熱くなった西脇工業の攻撃
岡主将の夢懸ける気持ちいっぱい粘りの打席を映像でご覧いただきたいと思います。
先頭は9番代打 弓場選手(13)をセカンドフライに
1番岸本選手を三振に取り2死
洲本は夢もう一歩までアウトひとつとなり、2番岡選手を迎える。
岡選手の打球はセカンドへ・・・
気持ちいっぱいの全力疾走がヒットを生み、チーム、応援者みんなに笑顔を運んだ。
繋いで欲しい・・・。
しかし、3番西山捕手の初球はサード前川選手のグラブへ。
西脇工業の夏の終わりを告げた。
洲本 3-0 西脇工業
鏡石投手が出したランナーは僅か3人、2安打1四球完封
守備に於いても大きなミスはひとつもなく、攻守とも素晴らしかったです。
立つ鳥跡を濁さず・・・
対戦後、西脇工業の選手たちはスタンドのゴミ拾いをきちんとしていました。
立派な高校球児でした。
西脇工業の夢は洲本へ繋がれ、この後、西兵庫大会の頂点に立った
明石商業との準々決勝(5-2)で洲本球児の夢も繋がれました。
洲本の選手のみなさん 西兵庫大会 立派な8強 おめでとう。
準々決勝は予定が合わず応援に行けなかったことは今も後悔が残るけど、
西脇工業の夏、洲本の夏を見届けられたこの一戦は思い出深く心に残りました。
両チームの選手のみなさん ありがとう。
3年生選手のみなさんは笑顔で卒業を迎えて欲しいなと思います。
私はこの後、東兵庫大会へ戻り、8強進出を懸けた神戸北と村野工業との対戦へ。
「もう一度 締まって行こう!!」
そんな言葉が似合うピリッとした対戦だった。
2018年7月21日 猛暑の高砂球場
西兵庫大会を唯一球場で応援ができた洲本と西脇工業との一戦の記憶
洲本は、遡ること春の地区予選2回戦 明石南との対戦を応援に行ったことが懐かしい。
エース鏡石投手の力投と要所の堅守が洲本に勝利を引き寄せた対戦だった。
そうそう・・・
この試合もカメラモードが変なことになっているのを気付かず、とんでもないことになっていて
観戦記を書き出して焦ったのも懐かしい。
県大会出場を決めた洲本をまた応援に行く機会があればと思っていたが、
それは叶わず洲本は2回戦で夏へ向かうこととなった。
夏・・・絶対応援に行こう!そう思って迎えた東西兵庫大会
願い叶って4回戦にようやくその機がきた。
2018年 春季高校野球 兵庫地区予選 播淡地区Dブロック2回戦 明石南vs洲本 観戦記
西脇工業は、もっと遡ること選抜甲子園を目指して県大会準々決勝 尼崎小田戦、
明石商業 加田投手と山中投手との大投手戦となった決勝を応援に行って以来。
秋の近畿大会では、明石商業、西脇工業、神港学園への3チームが出場したが
残念ながら翌春選抜へ兵庫からの選出は無く残念な春だった。
春の県大会では、市立尼崎との三位決定戦に接戦で惜しくも4強、夏へ向かった。
2017 秋季高校野球兵庫県大会準々決勝 尼崎小田vs西脇工業 ~4強進出を懸けて~
2017 秋季高校野球 兵庫県大会決勝 明石商業優勝おめでとう☆彡
夏西兵庫大会
両校とも2回戦が初戦となり、1回戦吉川に7-0(8回コールド)で勝利した東播磨との対戦。
2-1の接戦で夏初勝利をし、3回戦の対戦相手は
2回戦県立農業に8-1(8回コールド)で勝利した山崎に7-1(8回コールド)で勝利。
西脇工業との4回戦へと進んできた。
西脇工業の2回戦初戦は、1回戦三田祥雲館に11-9で勝利した北摂三田との対戦。
8回まで得点を重ねて6-0で迎えた9回、一挙7得点を挙げ13-0
前田投手(8回)と山中投手(1回)の投手リレーで大勝好スタートを切った。
3回戦の対戦相手は、2回戦自由ケ丘に30ー0(5回コールド)で好スタートした加古川西との対戦。
5-2で勝利し洲本との4回戦へ進んだ。
秋準優勝、春4強の西脇工業と、走攻守安定した全員野球を魅せてくれる洲本との一戦
2018年 全国選手権西兵庫大会4回戦 洲本vs西脇工業~8強を懸けて~
スターティングメンバーです。
先攻 洲本 先発 鏡石投手
後攻 西脇工業 先発 山中投手
先制は1回表 洲本の攻撃
1番土橋選手をサードゴロに捕り、2番山家選手の打球にミスを誘った。
続く3番小野選手がフルカウントまで粘りライト前ヒット!
山家選手の好走塁で1、3塁を作り、
4番福山選手のセンターへの犠牲フライで先制!1-0
山家選手とてもいい笑顔だっ。
そうそう!山家選手といえば・・・
春の大会、洲本スタンドで観戦していた私を気に掛けていただいて
お声を掛けて下さったのが山家選手のお父さんでした。
この対戦も前半は洲本スタンドで観戦していると、
山家選手のお父さんが私に気付いて下さりお声を掛けて下さいました。
あの春に一度だけお会いしただけなのに、
私を覚えて下さっていたことがとても嬉しかったことも夏の思い出です。
ありがとうございます。
その後、5番近藤選手をセカンドゴロでスリーアウト
洲本 鏡石投手は春よりさらに力を増した姿を魅せてくれ、
前半の5回には僅か1人のランナーを出したのみ。
しっかり守りアウトの山を築いていった。
西脇工業 1、2回裏の攻撃
1回裏
1番岸本選手をサードゴロ
2番岡選手を三振、3番西山捕手をセンターフライに。
2回裏
4番山本選手を三振に
5番西村選手、6番高田選手の二者をピッチャーゴロ
2回も三者で抑え鏡石投手いい立ち上がりです。
2回表 洲本の攻撃
先頭6番前川選手をサードゴロに
7番鏡石投手のセンター前ヒット!
8番萩原捕手のサードへの進塁打で追加点のチャンス!
しかし山中投手の踏ん張り!9番津守選手を三振に取りスリーアウト
ベンチワークを頑張る選手に笑顔になれますね。
3回表の攻撃には、1番土橋選手をセンターフライ
2番山家選手がセンター前ヒットで出塁するも、3番小野選手を三振に
4番福山選手の打球はライナー。
その裏 3回 西脇工業の攻撃では反撃のチャンスがやってきます。
先頭7番山中投手にチーム初安打!レフト前ヒット!
8番千石選手のピッチャー前犠打で二塁へ進めますが鏡石投手も踏ん張り、
9番石神選手をショートフライ、1番岸本選手を三振に。
4回表 洲本の攻撃
先頭5番近藤選手の打球は始めての長打
三塁線へチャンスメイクの2ベースヒット!
続く6番前川選手が近藤選手を二塁へ送り、
7番鏡石投手のセンターへの犠牲フライで追加点が挙がった。2-0
この後、8番萩原捕手をショートゴロに捕りスリーアウト
中盤の追加点でジワリ洲本が突き放す。
4回裏 西脇工業の攻撃
2番岡選手をセカンドゴロ、3番西山捕手のファーストへのファウルフライに
ファースト福山選手がナイスファイトでアウトを重ねます。
福山選手にいい笑顔が生まれましたね。
そして4番山本選手をセンターフライに。
5回表 洲本の攻撃
守備に入る西脇工業スタンドの応援♪
先頭9番津守選手が初球をセンター前ヒット!
続く1番土橋選手はレフトへ凄くいい当たりの打球が飛びますが惜しくもレフト正面。
2番山家選手が仕切り直し初球をファースト前へ送り2死2塁としますが、
3番小野選手の初球をセカンドゴロに。
5回裏 西脇工業の攻撃
先頭5番西村選手はショートゴロに捕りますが、初球の一打はレフトへの大飛球
惜しくもファウルになったがナイスフルスイングだった。
続く6番高田選手をファーストファウルフライ、7番山中投手をセカンドゴロ
このイニングも三者で抑えます。
前半戦5回が終了。
洲本は鏡石投手の1安打の好投と、安定した堅い守りで
2本の犠牲フライ、2得点のリードを取りました。
西脇工業はまだまだ前半戦、打線の巻き返しも楽しみに後半戦へ。
主将意地の一打まで記憶を駆け進みます・・・続。
第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘
4回 5-0と大きくリードを取った神港橘に、
6回 連打タイムリーで1得点差に迫った村野工業
試合は終盤の勝負になった。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘 ~序盤戦~
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘 ~中盤戦~
7回表 村野工業の攻撃
3度目の思い出ラッキー7☆彡
本当に綺麗で感動した
真っ赤な波が大逆転を導いた・・・今もそう思う。
凄く・・・すごく長く感じた16分55秒の攻撃
先頭9番藤原選手のヒットが大逆転を創り出していく。
9番藤原選手のセンター前ヒットで光弘投手から片山投手(10)へと継投となった。
1番一針選手 犠打に送球E
2番神澤選手 四球
3番中根選手 レフト前同点タイムリーヒット 5-5
4番永田選手 セカンドフライ
5番高橋(憂)選手 四球押し出しで勝ち越し 6-5
さらにここで杉本投手へ継投
6番田口捕手 レフト前2点タイムリーヒット 8-5
7番東崎投手 ライト前タイムリーヒット 9-5
8番山本選手 セカンドフライ
9番藤原選手 センターフライ
藤原選手のヒットから打者一巡、3本のタイムリーと四球押し出しで一挙5得点
藤原選手の1本は心から嬉しい。
いつも藤原選手が打席に入ると私心は見守るおばあちゃん状態・・・
「ガンバレ!お願い飛んで!」と、ドキドキしながら願う。
それは・・・藤原選手の葛藤しながら頑張ってきた姿を知ってるからかな。
そして中根選手に、らしい1本が出て良かった。
6回に続いて田口捕手、東崎投手の連打も素晴らしかった。
大きく空気が変わった・・・。
7回裏 神港橘の攻撃
4番田中選手がセンター前ヒット!
5番吹田選手をショートゴロ
6番弓場選手を三振に取り、7番岡本選手
レフトへのヒットとホームへの送球が逸れ1得点 9-6
8番杉本投手をセカンドフライに
8回表 村野工業の攻撃
1番一針選手がライト前ヒットで出塁するも、
2番神澤選手へ三振ゲッツーで2死を取った。
3番中根選手が四球で再び出塁すると、4番永田選手の打席に二盗成功!
そして永田選手にも嬉しい1本!
ライト前へ10得点目のタイムリー!10-6
取られた1得点をすぐ様取り還した。
続く5番高橋(憂)選手をファーストゴロに取りスリーアウト
19番選手が笑顔で帰って来いって言ってるのかな・・・。
みんな気持ち負けてなかったよね。
再び4得点を追う8回裏 神港橘の攻撃
9番福井捕手の打球にミスを誘った。
1番市村選手をセンターフライに捕り、2番安積選手
ライトへ上がった打球に藤原選手が前進ナイスキャッチ!
笑顔の藤原選手と山本選手
気合の東崎投手
2死1塁 3番木梨選手をセカンドゴロに
9回表 村野工業の攻撃
6番田口捕手を三振に取り、7番東崎投手の初球をセカンドゴロ
8番山本選手
センターへのヒットに二塁を狙うが惜しくもスリーアウト
代打選手の活躍光った9回裏 神港橘の攻撃
ビデオに残しました。
4番田中選手をセンターフライ
5番吹田選手をセンターフライ
6番には代打山下選手(13)が初球をレフト前ヒットで粘りを魅せてくれた。
しかし7番岡本選手をセカンドゴロに捕り、熱戦は幕を閉じた。
村野工業10-6神港橘
村野工業が4回戦へ進出した対戦でした。
村野工業の選手たちが、守備でこんなに苦しい展開を自ら創った対戦はあまり見たことがない。
選手たちは後味苦い対戦になったかもしれないけれど、
それを好調の打撃でカバーし、またひとつ階段を登ったことは
次への自信と、課題と、再度気持ちの引き締めをもらった対戦だったのではないかなと感じた。
夏3回目の全力校歌が夏空に響いた。
スタンドへの挨拶を終えた後の西田選手に注目してもらいたい。
誰より早く一番にベンチへ走って戻り、自分がすべき次の行動へ。
こういう姿が「この夏の勝利に欠かせない存在だった」と言ってもらった
西田選手のファインプレイなんだと私は思う。
神港橘の夏の終わり・・・
夢は村野工業へと繋がれた。
神港橘野球部の歴史一歩を刻んだ100回目の夏
「どんな展開になっても表情だけは明るくいこうと話していた」
「リードしていた序盤、扇の中央から見たみんなの表情は生き生きしていた」
福井捕手の言葉の通り、最後まで笑顔を貫き頑張った立派な高校球児でした。
その神港橘の煌めいた夏の記憶を二戦も残すことができ感謝でいっぱいです。
強い記憶を残し、彼らの夢は村野工業へ託されました。
ご縁あって応援させていただいたチームの夏の終わりは切なくて・・・
彼らの笑顔に気持ち救われた。
素敵な思い出笑顔をありがとう。
改めて三年生選手、マネージャーさんたち 高校野球お疲れさまでした。
笑顔で卒業を迎えて下さいね。
村野工業は4回戦 場所をウインク姫路球場へ移し、神戸北との対戦となりました。
この対戦でもらった課題を克服し、自慢の打撃で圧倒した対戦だった。
私はこの後、待ち遠しかった球児たちとの再会を楽しみに、
今夏始めて唯一球場で観戦できた西兵庫大会の一戦、洲本と西脇工業との4回戦を応援に行った。
第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘
序盤2回、神港橘が光弘投手、福井捕手の二連打で先制。
ここまで2試合、打力光る村野工業打線を光弘投手の好投で1安打に抑え神港橘が一歩リードを取った。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘 ~序盤戦~
中盤戦、村野工業の選手たちに試練が訪れた。
完全に神港橘が流れを掴んだかのように見えたけれど・・・
流れとは不思議なもので、一瞬のワンプレイでガラリと変わる。
その中盤戦の記憶です。
4回表 村野工業の攻撃
1番一針選手 ファーストゴロ
2番神澤選手がセンター前ヒット!
赤尾投手が投球練習に入る・・・赤尾投手の夏マウンドを観てみたい。
3番中根選手
神澤選手の盗塁と、中根選手が四球を選び1死1、2塁
4番永田選手のライトへの犠牲フライで二者が進塁しチャンスを広げます。
しかし光弘投手が踏ん張り5番高橋(憂)選手をショートゴロに
高橋(憂)選手が空を仰ぐ・・・
この光景・・・
3年前、濱中組の夏の終わりの一戦
仁川学院戦で小林選手が空を仰いだ悔しい打席を思い出す。
2015 夏のmemory♪第97回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 村野工業vs仁川学院~心響~
4回裏 神港橘の攻撃
先頭は5番吹田選手
ショートへ飛んだ打球は中根選手のグラブを弾きヒット!
6番弓場選手をセンターフライ
7番岡本選手の送りバントが決まり2死2塁
8番光弘投手は振り逃げで出塁
2死1、3塁となり、さらに9番福井捕手が死球で出塁
2死満塁となり、続く1番市村選手の打球はファースト東崎投手のグラブを弾き
思わぬ方向に打球が変わったのか・・・
Eランプが灯り神港橘に追加点が入る。2-0
2死満塁は続き、2番安積選手
死球 押し出しで1得点 3-0
この頃、ファーストで腕を振り東崎投手が準備を始めていた。
3番木梨選手の強打にもミスを誘い2得点が入る。5-0
2死1、2塁 4番田中選手をファーストゴロに取りスリーアウト
神港橘がワンヒットで4得点
大きくリードを取り流れは完全に神港橘が掴んだ4回だった。
村野工業にとっては試練の4回になったが、それを跳ね返す力は
後に中根主将の言葉を見たが、練習で振り込んできた自信と成果なのだろう。
ワンプレイ、一球が流れを変えたように感じる一瞬があった5回表 村野工業の攻撃
先頭 6番田口捕手を三振に取るが、7番東崎選手が四球を選び出塁する
8番山本選手の打席
私が思うこのワンプレイ、一球・・・
ミットからこぼれた瞬間、東崎投手は逃さず二盗に成功した。
東崎投手が選んだ四球と盗塁
これが全てではもちろんないけど、確かにこの一球がこの後の流れを左右したように感じる。
「ほんの少しの隙に流れを持って行かれるところに相手の強さがあった」と
福井捕手の言葉が残っている。
そして山本選手がセンター前ヒット!
1死1、3塁 9番には代打藤原選手(9)
山本選手の盗塁で1死2、3塁とチャンスが広がり
藤原選手の打球はファーストへ
東崎投手が還り1得点を返した。4-1
2死3塁 1番一針選手をセカンドゴロに
5回裏 神港橘の攻撃
ここで村野工業は一柳投手から東崎投手へバトンが渡った。
ライトの神澤選手がファーストへ
ライトへは藤原選手が入ります。
先頭は5番吹田選手を三振に
6番弓場選手をセンターフライ
7番岡本選手をファーストゴロに
東崎投手ナイス立ち上がり!
5回を終了し、私は神港橘のスタンドへ。
また見えるものと空気が違った。
後半戦のスタート
6回表 村野工業の攻撃
先頭2番神澤選手がセンター前ヒットでチャンスメイク!
3番中根選手 ライトフライ
4番永田選手がライト前ヒット!
5番高橋(憂)選手をセンターフライに捕り、6番田口捕手
ライトへタイムリー!5-2
笑顔で迎える笠井選手のメットはたぶん・・・大きい
2回戦も田口捕手の一発(レフトへのホームラン☆彡)で一気に空気を変えたよね。
スタンドでは、やはり大江選手が待ちきれなくて飛んでいる
「うん!めっちゃ目立ってるでぇ~」笑
続く7番東崎投手
東崎投手の打球も仲間の応援に後押しされるようにセンターへ飛んで行った。
大きな2点タイムリー3ベースヒット!
ナイス走塁!
三塁ランナーコーチャー宮脇選手の勇気とのコラボで挙げた素晴らしい2得点だった。
激走に東崎投手の顔が・・・ドロドロ
強い気持ちを感じる思い出一打になった。
続く8番山本選手は東崎投手に大きな声をかけてもらい打席に入ります。
上段で見守る田口捕手、宮本投手のお父さんの笑顔が見えて嬉しかった。
そしてね・・・
1得点差に迫り盛り上がりを魅せる中、
自分の役割を頑張るベンチの中の渡邊捕手に目が止まる。
今こうして記憶に残した一枚を見返しても、こういう姿にまた胸熱くなる。
山本選手の打球はファーストゴロでスリーアウト
しかし6回には4本のヒットが飛び、ヒット数も上回り5-4と1得点差に迫った。
6回裏 神港橘の攻撃
西田選手が前に立つ姿が見られたことも嬉しかった。
逆スタンドからは色々なものが見えてくる。
神港橘のスタンドも明るくて、みんないい顔してて大好きです♪
6回は先頭8番光弘投手をサードゴロ
9番福井捕手が・・・四球?で出塁
スタンド・ベンチを撮影してたら出塁してたので不明
打席の写真も無くてごめんなさい
1番市村選手を三振に
2番安積選手が内野安打で1死1、2塁とするも
3番木梨選手を三振に取り踏ん張ります。
4回5-0と大きくリードを取った神港橘に、6回連打タイムリーで1得点差に迫った村野工業
試合は終盤の勝負になった。
7月18日 晴天のほっともっとフィールド神戸
この日は西兵庫大会で3回戦6試合が行われ16強が揃った。
私は、この日から3回戦へ入った東兵庫大会 村野工業と神港橘との対戦を応援に行った。
村野工業は1回戦 尼崎双星戦で16安打、2回戦 神戸弘陵戦では15安打と2試合続けて二桁安打、
打力光り勝ち上がってきた。
神港橘は初戦となった2回戦 西宮北との接戦で、エース光弘投手が4安打完封勝利し
村野工業との3回戦へ進出。
秋、春の地区予選で同地区の両チームが顔を合わせるのはこの夏の一戦が初めてのこと。
打力光る村野工業と、好投手擁する神港橘との対戦の行方は・・・
前半、後半戦でガラリと空気が変わる熱戦となった。
第100回 全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘
7月15日、神戸弘陵と村野工業との対戦を見届けて、私はすぐに神港橘と西宮北との対戦の応援に行ったので
神戸弘陵の選手たちが村野工業へ夢繋ぐ瞬間を見届けれなかった。
村野工業のスタンドには尼崎双星の願い鶴に神戸弘陵の願い鶴が一緒に見守っていた。
2校の夏を終えた球児たちを改めて想う・・・。
お父さん方にお手伝いしていただき神戸弘陵の選手たちの夢詰まった願い鶴を記憶に残させていただいた。
普段お父さんを撮影することが少ないのですが、お父さん方の夏思い出一枚も撮らせていただいた。
この日、この瞬間を忘れない。
夏思い出一枚にもなりました。
お父さん方、ありがとうございました。
グラウンドではアップ、シートノックが終了し、両校の全力校歌を聞いて・・・
夢への更なる一歩、準備は整った。
両チーム、試合開始前の選手たちは表情も穏やかに笑顔も見られた。
神港橘のベンチ前では笑顔いっぱいに円陣が組まれた。
試合開始です。
スターティングメンバーです。
先攻村野工業 先発 一柳投手(16)
後攻 神港橘 先発 光弘投手
互いに走塁が鍵だった両チームの初回
1回表 村野工業の攻撃
今日も笑顔で元気に頑張っていきましょう!
1番一針選手を三振 光弘投手が好スタート
楠田選手も頑張っていきましょ!
2番神澤選手が粘りの打席
1B2Sと追い込まれてから5球ファウルで粘るもセカンドゴロに
3番中根選手
ライト前へ2ベースヒット!
走塁も笑顔も良かったね~!
城間捕手も前田選手もいい顔してる!
中根選手の1本で先制のチャンスを掴むも、4番永田選手の打席
福井捕手が盗塁を阻みスリーアウト
1回裏 神港橘の攻撃
1番市村選手 レフトフライに
2番安積選手が初球をレフト前ヒット!
3番木梨選手の打席
WPで安積選手は二進、さらに三進を狙って二塁を回るが進塁を阻みます。
ここはミスを上手くカバーしたナイスプレイ!
ランナーが無くなり、木梨選手をライトフライに
2回表 村野工業の攻撃
宮ぞん今日もファイト
4番永田選手 死球で先頭出塁
5番高橋(憂)選手の打席
永田選手の盗塁でチャンスを広げるが、高橋(憂)選手の打球はショートライナー
永田選手の帰塁を阻みWプレイに
6番田口選手をサードゴロに
この日のキーマン 藤原選手 後ほど登場します。
仲間の・・・力。
2回表 神港橘の攻撃
4番田中選手の打球はミスを誘い出塁
ガンバレ!主将!
5番吹田選手
ピッチャー前への犠打に一柳投手が好フィールディングを魅せ二塁フォースアウト
一塁ランナーが吹田選手に替り1死1塁
Wプレイを狙うも一塁はセーフ
6番弓場選手
ファウルに田口捕手がナイスファイト!
弓場選手の打球はサードへ
永田選手が体制を崩しながら懸命な送球をするも足勝り内野安打!
二人とも2回にしてユニホームがドロドロ・・・
7番岡本選手を三振に取り2死1、2塁
8番弘光投手も粘りの打席
センター前ヒット!2死満塁の先制大チャンスです!
9番福井捕手 フルカウントからセンターへ運び神港橘が先制!1-0
福井捕手ナイスバッティングでした!
2死満塁は続き、1番市村選手をセカンドゴロに
3回表 村野工業の攻撃
今日も元気いっぱい大江選手
そうそう!球場入りの前のこと・・・
「ハイこれ!今日も笑顔でね」と塩レモンダブレットを配布して。
「今日も元気に飛んでな~笑」
「僕 飛んでるの分かります?」
「うん!めっちゃ目立ってるでぇ~」
と、大江選手とのほのぼの会話ができたことも私の良き夏の思い出
試合に戻りましょう。
3回も光弘投手が二者を三振に取るなど好投が続きます。
7番東崎投手を三振に
8番山本選手の1回戦からの全打席出塁を阻みサードゴロに
9番一柳投手を三振に
3回裏 神港橘の攻撃
先頭2番安積選手をライトフライ
3番木梨選手が死球で出塁するも、田口捕手が2つ目 盗塁を阻みます。
4番田中選手をセンターフライに。
福井捕手の先制打と、光弘投手が1安打に抑える立ち上がりで神港橘がリードを取った序盤。
この後、試合は大きく動く接戦の中盤戦へと入っていきます・・・。
この一戦、写真の枚数が多すぎて序盤、中盤、終盤と3ページに分けて残していきたいと思います。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘 ~中盤戦~
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会3回戦 村野工業vs神港橘 ~終盤戦~
7月15日 ほっともっとで神戸弘陵と村野工業との2回戦が終了し、
神戸弘陵の夏の終わりを見届けて・・・。
この後すぐ、西宮北と神港橘との2回戦を応援に行くため、
海を渡って淡路佐野球場へ向かいました。
神戸弘陵と村野工業との対戦が終了したのは11時24分
その頃、淡路佐野球場では第1試合 夢野台と兵庫工業との対戦中で兵庫工業が大きくリードをしていた。
この対戦は、夢野台が初回1得点を先制したが、後攻の兵庫工業の初回
3番からの怒涛の6連打、ホームランも飛び5得点を還し流れを取った。
3回夢野台は4番の一打で1得点を還すも、兵庫工業の勢いは止まらず、
その裏、7番萩原選手が2打席連続のホームランで5得点差を守ります。
5回夢野台が反撃開始。
死球、ヒットでランナーを溜め、4番濵田選手の3ラン☆彡
5-7と追い上げるも、兵庫工業はその裏、犠牲フライでランナーを進めた後スクイズで1得点
6回 死球で出塁したランナーを犠打で進め、2番元山選手のタイムリーで1得点
7回には4番立花選手、7番織田選手の2塁打に8番田畑選手のタイムリーでの2得点
兵庫工業が11得点と大きくリードし、夢野台の9回
3番山川選手、4番濵田選手のヒットと四球で2死満塁と攻めるが
夢野台が夏の終わりを迎えた対戦だった。
佐野球場へ向かう途中々で高野連の速報を見て、ガンバレ夢野台・・・だった。
夢野台には学童から知る選手が居た。
間に合わなくてごめん・・・。
球場に到着した頃には第2試合のシートノックが行われていて急いでスタンドへ。
試合開始ギリギリ間に合った。
神港橘には村野工業 中根組の3代前、
濱中組のメンバーひとり、市村選手 イッチーの弟選手が頑張っていて
そのご縁があり、昨秋の県大会 雨の高砂球場で行われた市立西宮との1回戦を応援に行った。
2-1の接戦になり市立西宮が勝利。
グラウンドコンディション良くない中、両校選手たちが頑張った対戦だった。
神港橘はこれで秋を終え長い冬へ。
また春応援できたらいいなと迎えた春地区予選
舞子との対戦は延長14回(13回よりタイブレーク)11-8
神港橘は夏に向かうことになり、春を一度も応援に行くことは叶わなかった。
そして迎えた今夏。
両チーム、この2回戦が夏のはじまり。
『新たな歴史への挑戦』
神港橘は初めて単独で出場し、甲子園へ新たな歩を刻んだ2018年の夏だった。
2018年 全国高校野球選手権東兵庫大会2回戦 西宮北vs神港橘
先攻は西宮北 先発 戸根投手(10)
後攻 神港橘 先発 光弘投手
スターティングメンバー
秋・・・光弘投手を初めて観て、もう一度観てみたいと楽しみになった投手。
思った通り、やっぱり凄い・・・。
パワーアップした姿を魅せてくれた夏だった。
戸根投手と光弘投手の先発起用が互いの打線にピッタリはまり大投手戦となった。
終わりは来るのか・・・と思うくらい、両チームが両投手の攻略に苦戦し
7回までスコアーボードに「0」が刻まれていった。
だけど、どこかで必ず山ができる。
そのワンチャンスに夏を繋いだのは・・・。
暑さも忘れて見入ってしまった好ゲームだった。
先攻の西宮北の攻撃、「0」を刻んだ7回までを振り返ると、
先頭がヒットで出塁した3イニングに何れもチャンスは訪れた。
1回表
1番森本選手、2番桃谷選手の二者を連続三振に取る光弘投手の立ち上がり。
3番池田選手をファーストゴロに。
2回表
4番高橋(勇)選手が初球をセンターへ運び2ベースヒット!
先制のチャンスに、5番服部選手をセンターフライ
6番中村選手を三振、7番川村捕手の初球をショートゴロに。
3回表
8番高橋(壮)選手、9番戸根投手を三振、1番森本選手をファーストフライに。
4回表
2番桃谷選手がライトへ2ベースヒット!
再び無死2塁のチャンスを掴みますが、しかし3番池田選手を三振
4番高橋(勇)選手をセンターフライ
5番には代打 石井選手 ショートゴロに。
5回表は圧巻!6番からの三者連続三振に。
6回表
先頭9番戸根投手がセンター前ヒット!
1番森本選手を三振に
2番桃谷選手の打席 バッテリーミスで戸根投手は二進
1死2塁の三度のチャンスに、桃谷選手を三振
3番池田選手をセカンドゴロに。
7回表
4番高橋(勇)選手を三振
5番には4回よりサードの守備へ入った弓削選手の初打席
弓削選手をセカンドフライ、6番中村選手を三振に。
7回まで3安打。
三度のチャンスに光弘投手の好投と無失策の守備が光り、西宮北の先制は遠かった。
一方、神港橘の攻撃にも戸根投手の好投素晴らしく、同じく先制のホームは遠かった。
が、しかし・・・
山は必ずどこかで現れる。
その山は神港橘の7回 ついにやってきた。
神港橘はそこまで戸根投手を前に前半1安打と苦しんでいた。
この7回、初めて出た先頭のヒットから掴んだ山だった。
神港橘1回からの攻撃を振ります。
1回裏
1番市村選手の打球にミスを誘い先頭が出塁するも、
2番安積選手の犠打はファーストフライに。
3番木梨選手、4番吹田選手をライトフライに。
2回裏
5番弓場選手をセカンドフライ
6番山城選手が四球を選び出塁すると
7番岡本選手の打球はキャッチャーとピッチャー間に落ち内野安打に!
1死1、2塁 神港橘 先制チャンス!
しかし、8番光弘投手の犠打にサードフォースアウトと前を阻み、
9番福井捕手をショートゴロに。
3回裏
1番市村選手が振り逃げで出塁するも、盗塁を阻み1死 ランナーが無くなります。
2番安積選手を三振、3番木梨選手をサードゴロに。
レフト池田選手がひとつのアウトを必死に追い、ファウルにこのジャンプ!
凄いね!
そして4回、5回と堅守も見え三者で抑えます。
4回裏
ちょっと不明ですが四球か死球で先頭が出塁するも、
5番弓削選手のセカンドゴロにWプレイ!
6番山城選手をショートフライ
5回裏
7番岡本選手をライトフライ
8番光弘投手がピッチャー前でセーフティバントを試みるも2死
9番福井捕手の初球 キャッチャーファウルフライに。
6回裏
先頭は1番に戻り市村選手が四球を選び出塁!
2番安積選手が初球を送り、再び先制のチャンス!
しかし3番木梨選手をセンターフライ
4番吹田選手はフルカウントまで粘るもレフトフライに。
そして山が訪れた神港橘 7回裏の攻撃
先頭は5番弓場選手がライト前ヒット!
6番山城選手のファースト前の送りバントが決まり、
7番岡本選手の四球で1死1、2塁
キャプテンが打席に入る光弘投手へ声をかけます。
8番光弘投手はファースト前へのセーフティーバント
西宮北の守備光り、三塁フォースアウト
神港橘の大きなチャンスを阻む好守備でした。
2死1、2塁となり9番福井捕手を迎えます。
福井捕手は2回にも2死1、2塁のチャンスに巡ってきた打席。
この試合のキーマンだったのかも。
二度目のチャンスで巡ったこの打席
福井捕手の打球はライトへ飛び待望の「1」が刻まれました。
互いによく守り、この対戦終わりはあるのか・・・
決着はどういう形で着くのだろうか・・・と思うほどの投手戦。
福井捕手のチーム3本目のヒットが試合を大きく動かした。
ここからは神港橘はこの「1」を守り切れるか・・・
西宮北は振り出しに持っていけるか・・・
残されたイニングはあと僅か、互いの7回より緊張が増す終盤戦となった。
8回表 西宮北の攻撃
光弘投手の好投は続き、先頭7番川村捕手、8番高橋(壮)選手の二者を連続三振に。
9番戸根投手が四球を選び出塁するも、
1番森本選手をサードゴロ二塁フォースアウトに。
8回裏 神港橘の攻撃
先頭2番安積選手の初球 ファーストファウルフライ
3番木梨選手のフライ上がった打球は内野安打となり、
4番吹田選手のピッチャー前の犠打が決まり2死2塁
終盤のもう1得点は勝利に大きく前進する大事な場面。
しかし戸根投手の踏ん張りも素晴らしく5番弓場選手をセカンドフライに。
1得点・・・されど1得点。
この対戦、本当に大きな1得点となった。
甲子園・・・
夢繋ぐのは・・・。
9回表 西宮北の攻撃
夢繋ぐ勝者チームのその後の夏を考え、結果には最後の一球のみアップしました。
光弘投手と西宮北の夢懸ける9回表
2番桃谷選手の打席からビデオでご覧下さい。
2番桃谷選手をセカンドゴロ
3番池田選手がセンター前ヒットで夢繋ぎます。
しかし光弘投手は最後の最後まで自分のピッチング
4番高橋(勇)選手を三振に
5番弓削選手も三振に・・・。
神港橘が単独出場し、夏の勝利を挙げチームの新たな歴史を刻んだ対戦でした。
互いに本当よく守り合い素晴らしい対戦だっただけに、
西宮北の夏の終わりを告げるサイレンが余計に切なく感じ、
スコアボードに並ぶ9つの「0」に想いが溢れました。
西宮北の選手たちの夢は、神港橘の選手たちに繋がれました。
戦い終えたら同志
高校野球の素敵な光景です。
夏の終わりはみんな悔しくて寂しくて・・・
でも全力で頑張ったから、西宮北の選手たちの表情は清々しかったです。
それがとても素晴らしかったです。
本当いい対戦でした。
今、改めてその姿を見て再び感動しています。
西宮北の選手のみなさん 夏お疲れ様でした。
そして3年生選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。
勝利した神港橘は3回戦 村野工業との対戦と決まりました。
神港橘の公式戦は、先に書いた昨秋の秋 雨の高砂球場
仕方なくバックネットから網と戦いながらの観戦で・・・。
この淡路佐野球場は網の部分の改修があって、
以前とは違い今はどの場所からも太い網に苦戦する球場で・・・
この対戦も写真が少なめ、神港橘の試合はいつも網が私を邪魔する。
3回戦は西宮北の願い鶴と共に網に負けないほっともっとへ。
まだあの試合の写真を見返してはいないけど、どんなふうに記憶できているのか?
これからゆっくり振り返り残したいと思います。
村野工業との一戦も、また全く違う展開だったけど本当緊張の連続の対戦だったな・・・。
その様子は次のページで・・・
2回戦 神戸弘陵と村野工業との対戦
神戸弘陵が初回から勢い魅せ2得点を先取。
村野工業は2回、東崎投手のタイムリーで1得点を還すと、
3回には高橋(憂)選手のタイムリーと相手ミスの間に逆転。
そして、神戸弘陵先発 室井投手から中尾投手へ継投した替りばな
田口捕手のソロホームラン☆彡と藤原選手のタイムリーで5-2 リードを広げた。
2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会2回戦 神戸弘陵vs村野工業 ~序盤3回~
甲子園へ懸ける気持ちは互いに同じ。
その想いが力に変わる・・・
だから互いにそう簡単には諦めなるわけにはいかない夏一戦。
気持ちと気持ちが大きく動かした中盤、後半戦へ。
4回表 神戸弘陵の攻撃
2死から9番に代打山城選手(14)が送られセンターを超える3ベースヒット!
代打選手の活躍嬉しいですね。
続く1番前本選手の死球と盗塁で2、3塁とチャンスを広げますが
2番喜多選手をセカンドゴロに
伝令は、もうひとりの監督さん 水田選手
水田選手の存在はこのチームにとって本当大きいよね。
グラウンドでプレイする選手だけで野球をしているわけじゃないってことを
改めて教えてくれるプレイヤーです。
杉本選手もね・・・。
いつも1番真っ先に仲間を迎えに行く。
このずっと先、夏の終わりの瞬間にも彼の素晴らしさ、人間性を見せてもらった選手です。
4回裏 村野工業の攻撃
神戸弘陵はエース三條投手の登場です。
先頭は2番神澤選手が死球で出塁
3番中根選手の打球はセカンドライナー
4番永田選手をレフトフライ
3回同点タイムリーを放った5番高橋(憂)選手 センター前へ2打席連続ヒット!
6番田口捕手が四球を選び2死満塁
第1打席は3ベースヒットでチャンスメイク
第2打席はホームラン☆彡
そしてこの打席はナイス選球眼
3打席ナイス出塁中!
そして、またまたチャンスで東崎投手へ打席が回ってきましたね。
三條投手はここぞ!の踏ん張り時です。
3B・・・S・・・次球はショートへ飛び二塁フォースアウト
弘陵は大きなピンチを凌ぎ5回の攻撃へ繋げます。
ベンチ選手、スタンド選手・・・
この仲間がいるから、この仲間の頑張りがあるからこそグラウンドの選手は頑張れるのですよね。
それぞれの場所で、みんながちゃんと煌めいている夏
胸が熱くなる。
5回神戸弘陵の攻撃
先頭は3番西川選手がライト前ヒット!
4番藤枝選手がピッチャー前へ送り、5番桜間選手の打席
WPで西川選手の三進と、桜間選手の四球で1死1、3塁
6番高上選手を三振に取り2死となるも
7番福田選手が初球をセンターへ運び1得点差に迫ります。5-4
続く8番松弘捕手が左中間へ同点のタイムリー2ベースヒット!5-5
神戸弘陵の選手たちの強い気持ちを感じた。
2死2塁 9番ライトの守備に入った山城選手(14)を三振に取りスリーアウト
5回裏 村野工業の攻撃
先頭は8番山本選手
この打席は四球を選び、初戦からず~っと連続出塁継続中
どこまで続くか山本選手の打席が楽しみ♪
続く9番藤原選手
初球をファースト前へナイス犠打!
1番一針選手の打席 WPで山本選手が三進
一針選手はフルカウントから四球を選びランナーが溜まります。
2番神澤選手も四球を選び1死満塁の大チャンス!
応援プレイヤーたちも元気に盛り上げます。
3番中根選手をライトフライ
道才選手の奥の方~に飛ぶのを待っている大江選手が見えるアハハ
西川投手の笑顔も増えて嬉しかった。
え~と・・・2年生選手これは誰だっ?
中根選手の打球はショートへ!ダブルプレイでスリーアウト
弘陵は4、5回と満塁の大ピンチを無失点で守ります。
5回が終了し、序盤村野工業が大きく逆転して流れを掴みかけたけれど・・・
これでフィフティ フィフティ
私は神戸弘陵スタンドへ場所を移し接戦の後半戦を見守った。
6回表 神戸弘陵の攻撃は先頭1番前本選手のレフト前ヒットと犠打
2死3塁まで攻めるも田口捕手と東崎投手の連携で逆転を阻みます。
6回裏 村野工業の攻撃
先頭は高橋(憂)選手 ライト前ヒット!3打席連続ヒット!素晴らしい。
この夏、大江選手の全力プレーに元気と笑顔をたくさん私はもらった。
続く6番田口捕手 ショートゴロにWプレイ!
2死となり7番東崎投手をセンターフライに取り初めての三者凡退に。
7回表 神戸弘陵の攻撃
5番桜間選手を三振に
6番高上選手をセカンドゴロ、7番福田選手をサードフライ
村野工業も初めての三者凡退に取り裏の攻撃へ。
ここで村野工業のベンチ選手を紹介したいと思います。
左から水田監督(笑)、宮ぞんこと宮脇選手、高橋(潤)選手
1年生で唯一ベンチ入りした亀谷捕手・・・良い経験ができた夏ですね。
その隣は杉本選手、楠田選手に宮本投手
こっそり見えているのは、いつもお世話になっている平田先生
ベンチ奥右は小さなころから知る笠井選手
あきとのベンチワーク素晴らしかったよ。
そしてベンチ奥左には西田選手
チームが行く方向にとても大事なポジションでマネージャーとして頑張ります。
彼のすごい努力を少なからず見守ってきた。
その努力が人の心を動かし、最後の夏は記録員としてチームを支えます。
でも・・・まだ西田選手の煌く笑顔が発見できていない・・・。
映ってないのが残念ですが、渡邊捕手と赤尾投手はブルペンに行ったのかな?
ベンチ選手たちの出番が来たらいいな。
7回裏 村野工業の攻撃
先頭はこの選手!
山本選手の打席はビデオに残したのですが・・・
7回は2度目の想い出作り。
スタンドに注目していたら山本選手のフルスイングを撮り損ねた
山本選手 足が~速っ!!!
ぜひ走塁に注目して見てあげて下さい。
無死3塁 リードを広げる大チャンスです!
続くは9番藤原選手を三振に取り1死
藤原選手の打席
このピンチに2Bと先行する中の立て直し
三條投手のナイスピッチングに注目して見てあげて下さい。
村工スタンド応援プレイヤーたちはみんな初戦を経験して、
見違えるような笑顔が増えたことがとても嬉しかった。
林選手の全力プレー!
林選手が元気だとチームも元気になれるよね。
色んな気持ちを乗り越えて頑張る林選手
スタンド選手たちの煌夏
これから続く夏、もっともっと煌くのでぜひ見てあげて下さい。
みんないい顔してる
川原選手の笑顔はやっぱり素敵に煌夏
2年生選手も先頭に立って頑張った夏だったよね。
みんなの笑顔は親御さん方の笑顔も増やしていった。
それが嬉しくてスタンドに集中してしまって・・・
一針選手の再び逆転タイムリーに慌ててカメラを向けたらがボケてしまった
逆転のホームへ向かう山本選手 6-5
大江選手ひとり待ちきれないワライ
2番神澤選手が送り2死2塁
3番中根選手をレフトフライに
8回表 神戸弘陵の攻撃は、8番松弘捕手をレフトフライ
9番山城選手をサードゴロ、1番前本選手をレフトフライ
7回に続き三者で抑えます。
8回裏 村野工業の攻撃はビデオに残したのでご覧下さい。
先頭は4番永田選手 ライト前ヒットと捕球にミスが重なり無死2塁
5番高橋(憂)選手をセカンドゴロ
6番田口捕手 セカンドへの進塁打となり2死3塁
チャンスで7番東崎投手の打席
WPで永田選手が7得点目のホームへ還ります。
東崎投手の打球はセンターを越え2ベースヒット!
そして8番山本選手の打球に、ファースト藤枝選手が飛び込みますが
打球は早く抜けてセカンド福田選手へ。
内野安打となり2死1、3塁
山本選手 今日も5打席全てに出塁!
初戦からヒットあり、四球あり・・・9打席連続出出塁 素晴らしい!
続く9番藤原選手をライトフライに捕り、2得点を追う神戸弘陵9回表の攻撃へ。
夏、試合結果を書いた時は、勝者の夏が続くためウイニングショットからのビデオは公開しましたが、
今は振り返る夏なので、2番三條投手から始まる9回全打席をアップします。
この回のビデオを見ると緊張が蘇る。
2番三條投手をピッチャーゴロに。
東崎投手は打球を足に受けながらよく守りました。
3番西川選手をファーストゴロ
4番藤枝選手が死球で出塁するも、5番桜間選手のショートゴロに
セカンド山本選手の素早いカバーで二塁フォースアウト。
神戸弘陵の夏の終わりを告げるスリーアウト・・・。
先発した室井投手
ご両親には大変お世話になっていてよく知る仲。
室井投手にはお兄ちゃんがいて(現在単身アメリカの大学で野球をしています)
2015年夏、明石西で捕手として迎えたお兄ちゃんの最後の夏に、
初の決勝へ進出をした明石商業との2回戦で室井投手のお兄ちゃんの夏も見届けました。
2015 夏のmemory♪第97回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 明石西vs明石商業 ~繋ぐ夏 終わる夏~
室井兄弟ふたりの夏を見届けることとなり、心想うところあり・・・。
試合後、ご両親に声をかけることもできなかったことを今は後悔している。
またどこかの球場でお会いした時に・・・。
村野工業の勝利の全力校歌が流れるまでに機械の不具合か、約2分間の空白があった。
すごく長い時間に感じたあの2分間。
スタンドに居る誰もザワザワすることなく静寂の2分間だった。
私には、すぐ横に居る神戸弘陵の選手たちの方を振り向くこともできず、
彼らの夏の終わりを静かに受け止める貴重な時間だった。
夏2度目の村野工業の全力校歌があの広い球場に響いた。
とても誇らしく嬉しかった。
そして、全力で追い上げ頑張った神戸弘陵の選手たちに、今もう一度拍手を贈りたい。
村野工業 道才組の2018年夏一枚
みんなの元気な顔を見ることができて嬉しかった。
毎年、前年チームの選手が後輩たちの応援に駆けつけるけど、
毎試合誰かが必ず居て、誰かが後輩に寄り添う姿を見る。
こんなに先輩たちが集まったのは道才組が1番の夏。
いい先輩たちだ。
そしてやっぱり余田くんはおもしろすぎた
両校の対戦を見届けて、私はこのあと海を越え淡路島へ。
神港橘と西宮北との2回戦を応援に行きました。
そうそう!
淡路佐野球場で西田選手、水田選手、杉本選手とバッタリね。
再び試合に没頭していると見たことがある顔が目の前で笑っている@@
あっ!平田先生
ほんのさっきまで、ほっともっとのベンチに居た3人と平田先生
ほんのさっきまで、ほっともっとのスタンドに居た私を笑うしかないよね
まさか会えると思っていなかったサプライズ再会がとても嬉しかった。
こうした陰の力があるからこそ、素晴らしい夏を創れたのだと思う。
インターバルにほんの少しみんなと話せた時間も大切な夏の想い出になりました。
佐野球場も暑い熱い夏だったこと・・・5人の中に残る夏時間。
次のページでは、その両校の夏を残したいと思います。