甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

ラストゲーム ~証 あしあと~

2016-07-12 | 2016 夏☆甲子園

先日、村野工業グラウンドで村野工業と箕面自由学園との試合が行われました。

村野工業野は3年生20名が1日限りの背番号を付け、

全員がベンチへ入りし特別な試合が行われました。

球児たちの素顔 ~夏を控えての今 限りのレクリエーション~2

20名の中には、この夏、背番号を背負うことは無く応援プレイヤーとして最後の夏を戦う選手が居ます。

テレビなどで、そういう選手たちの夏前の姿を目にすることも幾度とありましたが、

実際、その選手たちの夏前の姿を見るのは初めてでした。


3年生は、どのポジション立ち位置で最後の夏を戦うか・・・

ベンチ入りをしスタメンで夏を戦う・・・

みんな目標を持って今まで必死に頑張ってきたと思いますが、叶わない選手たちが居ます。

この試合を、どういう言葉で表現していいか実は私には分からない。

その選手たちの引退試合と名付けることに私はとても抵抗がある。

彼らにとって背番号を背負い最後となる試合・・・ラストゲーム

でもこの試合の中には、夏ベンチ入りを果たした選手、そうできなかった選手、

どちらのポジションの選手にとっても色々な意味がある試合だと感じます。


高校野球、高校球児の一所懸命さが大好きで、応援させて戴いていて、

高校野球の素晴らしさに感動することは多いのですが、

今回、初めて身近にその選手たちに触れ、若干17、18歳の少年の心には

過酷な高校野球でもあることも痛感しました。

スポーツ=勝負

勝つ者あれば負ける者もある・・・

勝つために頑張り、勝つことが大事・・・

そう言ってしまえばそれまでですが、高校野球それだけじゃないように思うのです。


3年生最後の夏、目指してがんばってきた目標が達成できた選手は努力が報われ本当良かった。

でもね、その目標が達成できなかった選手たちに声を大にして伝えたい。

それは結果に過ぎないし、その目標を達成しようと努力を重ねた2年半は、

無駄ではないし、負けではないんだということを。

でも・・・悔しいよね。

仲間が背番号を付けてグラウンドでプレイをする姿に悔しさ、悲しさ、辛さ、羨ましさ・・・きっとあることでしょう。

引退試合と呼ばれるその試合に出場することの意味・・・

気持ちを切り替えて夏に向かおう!って・・・私には言えません。

でも・・・

人は、そんな簡単に気持ちを切り替えられるものではないけど、

チーム内での競争を終えた選手たちは、その悔しさ、辛さ、寂しさを乗り越えて、

チームが甲子園出場という目標を達成することへ、それぞれがどう役割を果たし夏を戦うかという

気持ちを見つけるため意味あるラストゲームだと思います。


この夏、スタンドで自分の役割を果たそうとしている選手たちへ・・・。

戦うポジションが違うだけ、自分は負けじゃない。

それだけは間違いなく言える。

大好きな野球が苦しくなったこともたくさんあったと思う。

大好きな野球だから、野球をすることが楽しいと思える野球であって欲しい。

このラストゲームを観させて戴いて、自分はどう心を寄せるべきかを考えました。

私のような応援者は、その彼らの心を想い寄り添う気持ちを持つことも

大事だなということをとても感じ、一方的な想いかもしれないけど、

彼らの高校野球を形にして残してあげたいなと想いました。

ぜひ、彼らの頑張ってきた証が詰まったラストゲームでの姿を見てあげて下さい。


選手たちは野球ができることが楽しい!という、いい表情で野球してました。

楽しく野球をしようっていうことではなく、そこにも勝利に拘り懸命に向かう気持ち、

仲間を想う気持ち、自分自身の心を整理する気持ち、

指導者の方々の気持ち、見守る親御さん方の気持ち・・・

色々な気持ちを感じました。

前日1、2年生は、先輩たちが夏の扉を開く大事な試合に華を添えるために応援練習をしていました。

河野監督さんが、応援の練習をするので見てやってとお声をかけて下さり見させて戴きました。

3年生一人ひとりの応援が聞きたくてリクエストすると、みんな快く元気な応援を見せてくれました。

1、2年生の選手のみんな ありがとう♪

先輩のために相談が長~くてね笑 時間があまりなくて、全員のを見れなかったのが残念でしたが

本番の試合では、先輩のラストゲームに素晴らしく華を添えてくれました。

そんな後輩たちの気持ちも感じてもらえたらなって思い、

彼らへ贈るラストゲーム~証 あしあと~へ登場してもらいました。

その姿もぜひ見てあげて下さい。


試合で撮影させて戴いた写真を全部使うことができませんでしたので、

my photo album2 2016年 夏 村野工業高校野球部ラストゲームにアップしました。

合わせてご覧戴ければ嬉しいです。


歯車マークで画質720p HDでご覧戴くと少し綺麗に見れます♪

1、2年生による応援練習の様子です。
みんな元気!明るい選手たちです。
田中選手の即席イス太鼓上手でした。
ノーカットでお届けしたかったのですが、相談が長~いのでちょっとカットしました




箕面自由とのラストゲームは接戦の末、7-6と村野工業が勝利しました。

とても素晴らしい気持ちのこもった対戦を観させて戴き、両チームの選手のみなさん

ありがとう

箕面自由学園は、18日 2回戦(門真西vs北摂つばさの勝者)と、

村野工業は14日 2回戦 甲南との対戦から夏のスタートですね。

両チームが今度は甲子園で対戦できたら素敵ですね。

がんばって下さい


試合後、選手たちの熱い戦いを労い、村野工業のご父兄のみなさんがかき氷を作って下さいました。

相手チームの選手、親御さん方にも、そういうフレンドリーさが素敵なチームです。

私にも声をかけて下さり、おいしいかき氷を頂きました。

ありがとうございます♪






林くん・・・何?笑




りょうたくん 応援おつかれさま~


林田くんに意外な一面を見た




英心と藤田くんは2歳?2年生?のころからずっと一緒なんだとか・・・
同じチームで高校野球最後の夏 素敵だねぇ~


2016 夏!甲子園 選手権兵庫大会10日対戦結果

2016-07-10 | 2016 夏☆甲子園


神戸甲北の選手たち


市立伊丹の選手たち

明石トーカロ球場で行われた、神戸甲北と市立伊丹、須磨翔風と尼崎稲園の1回戦を応援に行ってきました。

今日は朝から晴天真夏日、ほんと~暑かったです

神戸甲北のエース安並投手は学童から知る選手で、真くんの高校野球は新聞や試合速報などで名前を見つけては

頑張ってるなぁ~と、今日を楽しみに夏の初戦を応援に行きました。


神戸甲北エース 安並投手

真くんの野球を観るのは中学以来。

学童の時からマウンドでもあまり感情を見せない投手の印象でしたが、

高校三年生になった真くんも、あの頃と変わらず内に秘めながら粘り強い投球、活躍を観せてくれました。

今日は初回立ち上がりが少し不安定なのかなって感じがしましたが、

仲間にたくさん助けられながら自分の持ち味を発揮できた対戦になったのではないかな。

神戸甲北の選手も初めて観ましたが、真くん いい仲間と高校野球ができたなぁって

とてもとても嬉しい気持ちで試合を観させてもらいました。


神戸甲北 宮脇捕手と安並投手 この宮脇捕手が攻守、女房役としても最高に男前な選手でした。

今日は、真くんの頑張る姿も見ることができ、ご両親や、

学童チームの指導者の方々とも久しぶりにお会いできたことも嬉しかったです。

真くんと神戸甲北の選手、市立伊丹の選手たちの夏のスタートは改めて観戦記を書きたいと思います。

その粘りが、その走りが、その思い遣りの野球が流れを引き寄せた対戦だったと思います。


市立伊丹 穴田、高木、松下ー正宗
神戸甲北 安並ー宮脇
本塁打 神戸甲北 大里 ランニングホームラン


神戸甲北の選手のみなさん 初戦勝利おめでとう! 

市立伊丹の三年生選手のみなさん 素敵な試合をありがとう!

高校野球お疲れさまでした。

市立伊丹スタンドの素敵にがんばった7人の女の子応援団のみなさん

一所懸命選手を応援する姿に感動しました。

エール交換まで最後までとても立派でしたよ。


須磨翔風の名物 巨大メガホン 今日も元気にスタンドで揺れていましたよ♪

第2試合 須磨翔風と尼崎稲園との対戦は、須磨翔風 才木投手が5回を投げ

全てのイニングを三者凡退に取り1安打無失点の圧巻の好投。


須磨翔風エース才木投手 最後の夏 初戦から飛躍せています。 

才木投手はホント手足が長~い!

1年生から数々の試合を観せてもらっていますが才木投手 更に進化している最後の夏です。

須磨翔風には、先ほどの神戸甲北 安並投手と同じ学童チームの2つ下の後輩で

中川もとな・・・モッチーと、荒川亮太・・・りょうたの二人、

そして、昨年の明石商業ファースト上ノ谷一樹・・・かずきの妹ちゃん桃葉ちゃんがマネージャーとして頑張っています。


須磨翔風の仲間入りをしましたモッチーとりょうた  二人共すっかり高校球児だなぁ~^^。

翔風の元気カラーに負けない元気いっぱいの応援を!


モッチー、りょうた、桃ちゃんのご両親とも再会ができ、とても素敵な1日を過ごすことができました。

今日は、神戸甲北の選手、真くん、翔風どちらのチームも初戦を勝利し、真くんは最後の夏、次戦も頑張って熱い長い夏を!

モッチーとりょうたは1年生で初めての高校野球の夏、先輩たちの最後の夏を全力で応援頑張って下さい。

3人共、すっかりカッコいい高校球児になって~ホント会えて嬉しかったです。


尼崎稲園 長野ー白石
須磨翔風 才木、中野、永井ー阪本、足立


尼崎稲園スタンドのみなさん  

スタンドにも選手は居らず、素晴らしい吹奏楽のみなさんの応援と親御さん方、OBの方々かな・・・

エール交換まで素敵に、とても感動しました。

お疲れさまでした。


今日は各球場で1回戦17試合が行われました。

その他15試合の試合結果です。

7月10日 1回戦

吉川 0 0 0 0 0         0
武庫荘総合 4 0 7 2 X         13
吉川 大畑、神田
武庫荘総合 宇都宮、入江

 

神戸北 2 1 0 0 3 3 0 0 0  9
甲南 0 0 4 0 2 0 2 0 2x  10
神戸北 北本、大森、北本
甲南 渡辺、安口

 

洲本 0 0 0 0 1 1 1 3 0  6
淡路 1 0 2 0 0 0 0 1 0  4
洲本 高良、千草
淡路 木本、興津、木本

 

山崎 0 0 0 0 0 2 0 0 0  2
出石 0 2 3 0 0 0 1 0 X  6
山崎 栗山、平井
出石 石田、井口

 

葺合 0 0 0 1 0 0 0 0 0  1
神戸高塚 0 0 0 0 0 0 1 1 X  2
葺合 中谷
神戸高塚 板野、今田

 

兵庫 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1  2
三木東 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0  1
兵庫 中本、徳
三木東 村上、岡田

 

県西宮 0 0 0 0 0 1 0 0 3  4
龍野 0 0 0 0 2 0 1 0 0  3
県西宮 佐藤、目良
龍野 山本

 

加古川西 1 1 0 3 3 0 0 2    10
西宮甲山 2 0 0 0 0 0 0 1    3
加古川西 帰来、高砂
西宮甲山 寺田

 

宝塚西 0 0 0 0 0 0 0 0 0  0
兵庫農 0 0 0 0 0 0 0 0 1x  1
宝塚西 杉本
兵庫農 秋山

 

夢前 0 0 2 1 0 0 1 3 5  12
神戸 0 0 0 0 0 1 0 0 3  4
夢前 藤原
神戸 菅原、島内

本塁打 夢前 福元、神戸 伊藤(圭)

神戸弘陵 2 0 0 0 5 2 0      9
明石 0 0 1 0 0 0 0      1
神戸弘陵 東、小牧
明石 大西

 

伊和 0 1 0 0 0 0 0 0 1  2
千種 1 0 0 1 3 0 0 0 X  5
伊和 石田
千種 井口

 

六甲アイランド 1 2 5 0 2         10
佐用 0 0 0 0 0         0
六甲アイランド 薗、森田、岩田
佐用 谷口、岡本

 

松陽 0 0 0 0 0 1 1 2 0  4
伊丹西 2 0 0 0 0 0 0 0 0  2
松陽 本郷
伊丹西 宿南、永沢

 

香寺 0 0 0 0 0 2 0 0 0 1  3
篠山産 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0  2
香寺 横田、鵜野
篠山産 松尾、柳田


初戦を勝利した17チームの選手のみなさん おめでとう♪

そして・・・夏を終えた17チームの三年生選手のみなさん

高校野球お疲れさまでした・・・。


2016年 夏!甲子園☆彡 第98回全国高校野球選手権兵庫大会 雨の開幕

2016-07-09 | 2016 夏☆甲子園





兵庫球児たちの夏が開幕しました☆彡

ウインク姫路球場で行われた兵庫大会開会式に行ってきました。

実は、兵庫の開会式を見るのは初めてのことで、とても楽しみにしていたのですが、

晴れ女パワーはどこへ行ってしまったか・・・というような、今日は朝から雨模様で、

何とかグラウンド内での開会式はできたものの、楽しみだった入場行進はできず、外野へ整列し開会式が行われました。

姫路球場ではよく雨に振られる私ですm~~m

























体調を崩して抽選会に参加できなかった津名の中嶋主将の元気な姿が見られ、

選手宣誓では、マイクが通ってなくて・・・せっかくの選手宣誓が聞こえないというハプニングもありましたが

熊本の震災で犠牲になられた方々や、被災された方々に想いを寄せ、

野球ができることは当たり前ではなく、野球ができることに感謝し全力で取り組むこと、

今まで支えてくれたチームメイト、地域の皆様、そして野球ができることにありがとうとその気持ちを忘れず、

今までの努力の成果を発揮し全力でプレイすることを誓います。

と、力強く、想いのこもった素晴らしい選手宣誓でした。


開会式をまとめてみましたので、吹奏楽の皆さんの素晴らしい音色と共に

兵庫球児たちの夏のスタートを見てあげて下さいね。


選手宣誓は最大音量に上げると聞こえます♪・・・が、途中マイクが一瞬入るので驚きます





また、尼崎小田と県立大附属との開幕戦はグラウンドコンディションを整えるために1時間遅れで行われました。

朝の雨が嘘のような良い天候になり、球場の整備をされるご担当者様のご尽力のお陰で、

尼崎小田と県立大附属の選手たちにとって大事な初戦がコンディション良くできたこと、

私にとっても毎年楽しみである開幕戦を今年も観させて戴けたことに感謝です。

陽も差して蒸し暑い中、本当大変な作業だったと思います。

ありがとうございました。

両チームの夏のはじまりは改めて残したいと思いますが、

全力のフルスイングに、スタンドの温かい応援に・・・とても心温まる開幕戦となりました。

尼崎小田が3-0と勝利し、甲子園へ一歩近付きました。


尼崎小田の選手のみなさん 初戦勝利おめでとう

夏を終えた県立大附属の選手たちには、やはり心詰まるものがあります。

一所懸命戦う姿がカッコ良かったです。

三年生の選手のみなさん 高校野球お疲れさまでした。


また、今日は球場で久しぶりに会う選手や、色んなお知り合いの方、村工のみんなにも会えて良かったです♪


兵庫球児たちの夏の始まりに立ち会えたこと、素敵な時間でありました。

2016年 夏・・・

明日から各地で1回戦が行われますが、今夏も甲子園を一心に目指す選手たちを多く球場で応援できたらと思います。

選手のみなさん がんばって下さい


球児たちの素顔 ~夏を控えての今 限りのレクリエーション~2

2016-07-06 | 2016 夏☆甲子園

笑顔いっぱいの ~夏を控えての今 限りのレクリエーション~

楽しい時間はアッ!という間に過ぎて行きます。

ここからは、感謝と想いを分ち合う時間です。

選手から、1番自分たちを応援し支えて下さったお父さん、お母さんへ・・・

素顔の選手たちがありました。

一人ひとり、胸に秘めてきた色んな想いがあること、それを素直に言葉にできたこと素敵な空間でした

私の息子は少年野球を3年間して中学からは、心の中に消化できないものがあり

野球から離れテニスプレイヤーとして、今 大学生です。

もし息子が野球をしていたなら、この20人の選手たちのように高校野球最後の夏に

こんな素敵な言葉を息子から聞けたかもしれないなぁ~なんて、

私には経験することのできない素敵な光景に、我が息子が球児たったら・・・と

少し重ね合わせて、ちょっぴり羨ましくもありました。

お父さん、お母さんの応援がなければ今の自分は無いかもしれないですね。

甲子園は選手だけではなく、お父さん、お母さんの夢でもあると思います。

ただその前に、お父さん、お母さんは選手たちの一所懸命いい顔して野球をする姿を見ることが幸せなんだと思います。

お父さん、お母さんへの想いも心に置いて、甲子園までの道を一戦一歩づつ上がって行ってもらいたいなぁと思います。

そして、応援プレイヤーとして夏を迎える選手たちを交えてラストゲームが行われました。

三年生20名の選手全員が背番号を付け、夏への心の扉を開く試合です。

河野監督さんから、一人ひとりにラストゲーム一日限りの『背番号』と

河野監督さんの奥様が毎年選手に願いを込めて贈られる手作りの村工ユニホームマスコットが贈られました。

色んな人が、色んな想いを込めて選手たちの最後の夏を応援されておられ、

20人全員でその想いも込めて、一所懸命目指す場所へと駆け上がってもらいたいと思います。

ラストゲームは改めて記憶に残させて戴きたいと思います。


三年生にとってラストチャンスのこの夏に、選手たちはベンチ入りを目指し頑張ってきたのですが、

それを叶えることができない選手たちがいます。

それと同時に、その選手たちはボールとバットを持って、

最後の夏に、この仲間と土の上でプレイすることは無くなることを意味します。

選手にしか分からない心の葛藤があると思います。

私は、最後の夏にベンチ入りを果たせなかった選手に対して、引退という言葉を使うのは嫌いです。

彼らは応援プレイヤーとして夏を戦う選手、立派なプレイヤーだと私は思っています。

ただ戦う立つ位置が少し違うだけだと思うし、ベンチメンバーと目指す場所も心も同じだと思うので。

この村野工業の選手たちには、一年を通して色々な場面で頑張る姿を見させて戴いたこともあり、

やはり身近に居る選手には想いも大きくなります。

背番号を受ける神聖な場所に、今回立ち合わせて戴きましたが、

その時の写真を見て、今・・・やはり私のような者が自分の目で見てはいけなかった場所だったかなと思っています。

でも、その貴重な経験をさせて戴けたことで、その選手たちに自分はどう気持ちを寄せてあげればいいか・・・

改めて自分の応援の仕方を考えることができました。

高校球児にとって特別な夏の中に居る彼らの記憶を一瞬でも一枚でもあしあとを残してあげること、

それが私の心の寄せ方、応援の仕方・・・。

今回撮影させて戴いた写真を、そっと静かに見て戴きたくてフォトビデオを作りました。

ラストゲームへの背番号を握る20人みんなの手が、とても優しく感じます。

ベンチメンバーたちは、ベンチ入りを果たせなかった選手の分も

夏の大会への背番号は力強く握ってもらいたいな・・・そう思います。




最後になりましたが、選手のみなさんへ・・・

ご縁あって昨年の夏、淡路の球場で2回戦 伊丹北戦を応援させて戴いてから1年が経ちます。

この1年、試合や練習を観させて戴き、選手のみなさんの一所懸命さに、素晴らしい時間を戴きましたことに感謝しています。

ぜひ甲子園きっぷを掴んで欲しいという想いと願いを込めて、みんなの最後の夏を全力で応援します。

今夏の選手権兵庫大会参加校163校が、ひとつの夢を掴むために挑む夏は

一戦一戦どのチームも厳しい戦いになると思いますが、やはり、絶対自分が夢を叶えるんだと誰より強い気持ち、

何があっても最後まで絶対諦めないという気持ちを持って戦えたチームが、あの場所へ辿り着くように感じます。

兵庫大会開幕まであと3日

村野工業のみんなは14日が初戦、甲南と神戸北の勝者との対戦ですね。

ぜひ、今日のような素敵な笑顔を応援して下さる人へ見せれるよう、がんばって下さい。

それと・・・

いつか言わなくっちゃ~と思っていたのですが、

いつも甲子園きっぷでみんなのことを、本当の気持ちも知らないのに

好き勝手、言いたい放題書いてごめんなさいね


~夏を控えての今 限りのレクリエーション~

とても楽しく過ごさせて戴きました。

貴重な経験、素晴らしい時間を戴き、村野工業野球部のみなさん

いつも

いつも

いつも

ありがとうございます

私の2016年 夏にも、ひとつ素敵な忘れえぬ思い出ができました。

また夏!お会いましょう!


球児たちの素顔 ~夏を控えての今 限りのレクリエーション~1

2016-07-03 | 2016 夏☆甲子園



昨日、村野工業野球部の~今 限りのレクリエーション~と名付けた

三年生選手と親御さん、河野監督さんをはじめご指導者の皆様だけの

改めて夏への壮行会にお誘い戴き、出席をさせて戴きました。

色々な気持ちを感じる3時間半の今 限りのレクリエーションが温かすぎて・・・

私には起こりえない貴重な経験させて戴き、また、部外者である私を河野監督さんやご指導者の皆様、そしてご父兄の皆様、

選手たちも快く受け入れて下さり笑顔を向けて下さったことへ感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。

昨日は西脇高校との練習試合を2試合行い、私は2試合目を観戦させて戴きました。

西脇高校は11日が初戦、多可との対戦で夏のスタートですね。

西脇の選手のみなさん!甲子園を目指し心ひとつにがんばって下さい


夕暮れ・・・想いよ届け~想いを分かち合う会のスタートです。

まずはお腹減りヘリの球児たちの腹ごしらえから~




球児20人が集まって食事をする風景を見るのは初めてで、

私の夢・・・は、将来は高校野球の寮母さんになりたい!なんですが、

親御さんの手作りカレーを山盛り食べる球児たちを見て、わぁ~これが毎日だったら・・・

楽しすぎ・・・・・・・・いやぁ~これを毎日・・・やっぱり凄い@@ 

寮母さんって半端な気持ちじゃできないなぁと、しばし真剣にカレーを食べる選手たちに

いつ笑顔が見れるだろ~と眺めていると、お腹も7分目?小腹が?少し満たされると、

澤邊投手が渡邊選手の弟 りょうたくんを膝の上に乗せ、りょうたくんが運んでくる笑顔の素でみんないい笑顔が見られました。






























野球少年 市村選手の弟くんは、綱岡選手にお坊ちゃま抱っこをされて~
後ろで、りょうたくんの羨ましそ~な表情してますね

綱岡選手の膝の上へ~♪








いつも真剣に野球をする姿しか見ないので、素顔の高校生らしい姿が見られたことも素敵な時間でありました。

カレーは濱野選手のお母さんがお一人でご準備されたと伺いビックリしました@@!

この会だけでも50人以上、下の選手たちの分まで入れると何人前

ここで裏話し~

このカレーのために用意する白飯

伺うところによると、監督さんが50キロを用意すると~

50キロって~ぇ!!!!

いくら食べ盛りの高校球児でも、それはナイナイ!

それ選手たち罰ゲームですよね~って大爆笑

監督さんって本当おもしろすぎです~・・・と、ちょっぴり裏話を♪


そして私の分までご用意下さり感謝です。

スジカレーとても美味しかったです~

濱野選手のお母さん、お世話下さったお母さん方 ごちそうさまでした。

ありがとうございます。



お腹いっぱいカレーを食べて外へ移動し、選手たちが目隠しされてグルグル回しの罰ゲーム?

すいか割りが始まりました お祭りみたいで楽しい~

ファインダーの先には、選手も親御さん方も、そして監督さんも、みんな~に笑顔

ここでも、スイカを背にするりょうたくんが笑顔の素になっていましたよ~

 
 
スイカじゃなく棒を割った山本選手の打席~ ナイススイング!笑


 
渡邊選手の打席 危うくデッドボール ナイスコケ! 


 
 
りょうたくんの打席 お兄ちゃんに目隠しをしてもらい・・・スイカは遥か後ろ

市村選手の弟くんも参戦~







綱岡選手の打席~残念ながら三振で監督さんのこのドヤ顔
スイカ割りスイングにも、もちろん厳しい指導が入ります。ホントおもしろい~



澤邊投手の打席は、とにかくみんな爆笑
 

林選手の打席 ラッキーなポテンヒット

誰より笑いを取ったのは、冨永選手のお父さんトミーパパの打席

「スイカが何か喋ってます~ぅ」って~逃げる ・・・・・・・・・ おかすぎ~
 




ほんとおもしろすぎなトミーパパですが、私にいつも話しかけて下さり、居やすい雰囲気を作って下さいます。

おもしろ過ぎるおしゃべりに笑顔を戴いていることや、大量のジャガイモを持って帰って~とお気遣い下さったり、

いつもいつも本当に楽しい時間を下さり感謝です。

あまりトミーパパのことを書くとね、冨永選手に怒られるそうなので

その息子 冨永選手の打席へ。
 


冨永選手のソロホームラン スイカは喋りませんが監督さんは笑います



冨永パパさん 英心をイジるの巻

藤原選手は山へ芝刈りに~爆笑

 
トリは主将 濱中選手~腕のツートンがオシャレ

お母さんも腕組みして息子の打席を見守ります



バットを棒に持ち替えてスイカにフルスイング!

ヒットを放つ選手あり、超~三振の選手あり、とても笑えたスイカ割りでした


そして、サプライズ必勝ケーキ




ひとつは、今夏、明石トーカロ球場での兵庫の決勝戦に村野工業の選手たちが立ち、甲子園きっぷを掴んだ瞬間を。

ひとつは、甲子園を目指す息子たちに親御さん方が贈られた願い鶴を。









決勝ケーキには、チームキャラクターであるムラッコウと、新しく作った河野監督さんのキャラクター

題して『カワッコウ』・・・笑

これが監督さんにそっくりすぎて、私の中でかなりヒット!




ほんとそっくりだと思いませんか~

決勝ケーキ、願い鶴ケーキには色んなアイテムチョコが乗っているんですが、

1番の注目は、カワッコウ・・・河野監督さんを誰が食べるか~

指名は 『監督さんに1番怒られた選手』

誰も迷うことなく声を揃えて!・・・濱野選手~!!!

私も大賛成~

濱野選手は優しいね~

そんな恐ろしいことしたら河野監督さんのスイッチが(監督さんの大きな声が聞こえたときの親御さんと私の中の合言葉笑)

入ったら怖すぎですもんね~

代走 綱岡選手の登場です!



綱岡くん迷わず~英心から奪い、盗塁ならぬ ナイス『盗食』 ガブッ!最高におもしろい 

「綱岡!俺を今 食ったよな グラウンド出て行け~」

監督さんをこんな笑いに包む綱岡選手が素晴らしい 男前~

監督さんは・・・・・・・綱岡選手のお腹へと消えて行きました ほんと爆笑


二人だけじゃなく、みんなよく怒られてたなぁ~

今までの人生で、1番怒られた二年半だったことでしょう。

それも素敵な思い出、いつか監督さんとこれを見て笑って欲しいな。


決勝スコアーボードには、こんな戦いをして甲子園きっぷを掴んだなら最高だなってイメージです。

河野監督さんは、こんな戦いは嫌です~と仰っておられましたが、

取られても取り返し、また取られても取り返し・・・

またまた取られても、最後には取らさず取り返し甲子園きっぷを掴む。

諦めない気持ちを強く持って挑んでもらいたいという願いと想いです。

バットは藤原選手の手に。

藤原選手の夏には春からの想いがあると思います。

今までの野球人生の中で1番のフルスイングを!

ウイニングボールは澤邊投手の手に。



投げずに食べちゃいました

・・・澤邊投手の決意表明を見て、私は静かな涙でした。

自分のせいで・・・

確かに野球はピッチャー次第と言われるスポーツなのかもしれません。

でもね・・・チームなんですよ。

想像してみて下さい。

毎年最後の夏を迎える三年生居ますよね。

ラストイニング・・・4-3 9回裏ツーアウト満塁

バッターボックスには仲間の誰かが立つ。

でも得点することができず夏を終えたとしても、敗れたのはそのバッターのせいではないってことです。

最後の夏に立つ澤邊投手にも、今まで積んできたものを信じて、自分が投げる一球一球に

仲間の夢も乗せて、自分のせいで・・・ではなく、自分が連れて行く!

そんな気持ちで甲子園を目指してもらいたいなぁと思います。






最後まで諦めない気持ちで、二年半培ってきたことに自信を持って、

この夏を戦って欲しい・・・

その先には甲子園。

決勝戦のスコアボードは賢弥が一気食い 

願い鶴ケーキの必勝ボールは、主将の濱中選手が代表して。



チームリーダーとして、選手として、最後の夏 最大のキャプテンシーを魅せてくれることを楽しみにしています。

選手20名の夢が叶うようにと、親御さん方からの願い鶴に乗せられた勝ちダルマは山本選手へ。




第98回 全国高校野球選手権兵庫大会の1番星は藤田選手へ。




山本選手、藤田選手は1番仲間を見渡せるところに居て、1番選手の気持ちが見えるところに居る選手だと思います。

夏の大会では、チームは勿論、自分自身が誰より1番星に輝くプレイをしてもらいたいなぁと思います。


そして、村野工業野球部の3年選手たちが素晴らしい夏になるように・・・

河野監督さんと濱野選手のお父さんによる願いを込めてケーキ入刀です。





選手たちも初めて見ただろう河野監督さんの笑顔のピース

みんな監督さんを甲子園に連れて行ってあげてね!














監督さんが選手の記念撮影・・・選手たちのボスの背中は温かく大きいですね。

行こう!甲子園

山下選手が目を瞑ってるので、トミ~パパさん見えないよ!バージョンを

このみなさんと出逢えたおかげで私はとても素晴らしい時間をたくさん戴きました。

温かくほんとにいいチームです。

みんなのお腹に勝ちケーキは収められ・・・

誰より自分たちを応援し支えて下さったお父さん、お母さんへ・・・素顔の選手たちがありました。

このページは写真もいっぱい、お腹もいっぱいとなってしまいましたので、

素顔の選手たちは・・・

 『球児たちの素顔 ~夏を控えての今 限りのレクリエーション~Ⅱ』でお届けしたいと思います。


2016 夏☆甲子園 第98回 全国高校野球選手権兵庫大会 対戦組み合わせ

2016-06-28 | 2016 夏☆甲子園



兵庫球児の夏☆彡 

対戦組み合わせが決まりました。

朝からドキドキ ワクワク♪

今夏の選手権キャッチフレーズは正にピッタリ!


7月9日 兵庫球児たちの夏が今年もスタートします。

ウインク姫路球場で開会式が行われ、昨夏は2球場で開幕戦が行われましたが、

今夏は姫路球場のみ、県立大附と尼崎小田が開幕戦を戦います。

開会式では、津名の中嶋主将が努めることに決まりました。

中嶋主将は体調不良で今日の抽選会には出席できなかったようです。

開幕までに万全の体調に戻ることを願います。

代理で出席した片岡選手が選手宣誓の大当たりくじを引き当てたとのこと。

一生に一度しかない三年生の夏の開幕に、兵庫の選手を代表して

一番前に出て気持ちを伝えることができることは素晴らしいですよね。

片岡選手は、まさかの当たりくじでビックリしたことだと思うけどね

「僕はキャプテンの代役なんですが…選手宣誓を引いてしまいました」の言葉に

会場は笑いに包まれたそうで、それもまた、今夏の思い出のひとつになりましたよね。


毎年、開幕戦を応援に行っていますが、実は・・・兵庫の開会式は見たことがないのです。

今年は、お世話になっているチームや、小学生や中学生から知る選手が大勢最後の夏を迎えますので、

開会式に初参加をしようと思っています。

津名 中嶋選手の元気いっぱいな選手宣誓も楽しみにしています。


そして今夏、兵庫の夏に神戸学院大付属と、新設校の神港橘の選手たちが初めて出場します。

神戸学院大付属は校舎の移転で硬式野球をする設備が整い、軟式野球部が硬式野球に転向し初出場します。

また以前、卒部記念品を作成させて戴いた市立神港と兵庫商が統合し、

今春4月に神港橘として新しく新設され初めての出場となります。

神港橘は部員が1年生のみなので、2、3年生が残る市立神港と連合チームを組み夏へ挑みます。

市立神港と合併した兵庫商業は単独で出場します。


兵庫163チーム(内2チームは連合)の『1』 

今夏の甲子園きっぷを掴むのはどのチームでしょうか

兵庫の選手のみなさん そして最後の夏を迎える3年生選手のみなさん

一生の記憶に残る素晴らしい夏になりますように。

がんばって下さい


第98回 全国高校野球選手権兵庫大会 対戦組み合わせ

兵庫は5回戦以降、再度組み合わせ抽選が行われるため4回戦までの組み合わせです。

天候などの試合予定変更などは、兵庫県高校野球連盟HPでご確認下さい。










使用球場

尼崎  尼崎ベイコム
神サ  神戸総合運動公園サブ球場
神戸  ほっともっとフィールド
明石  明石トーカロ球場
高砂  高砂球場  
姫路  ウインク姫路球場
城山  ピッキースタジアム
豊岡  こうのとり球場
淡路  淡路佐野球場


それぞれの想いを最後の夏へ向けて!

2016-06-25 | 2016 夏☆甲子園



こんにちは♪

今週末もイマイチな天候の兵庫です。

先程、いつもお世話になっている村野工業のみなさんから、

本日行われた夏への壮行会での様子を送って戴きました。

手作りの温かい気持ちのこもった壮行会の様子が伺え感動で涙が溢れます。

河野監督さんをはじめ、ご指導者の皆様、選手、ご父兄の皆様にとって大切な時間にも関わらず

こうして様子をお知らせ戴けたことに心から感謝致します。

ありがとうございます。


三年生にとって高校野球集大成となる最後の夏も間近・・・・

それぞれの選手の想いがひとつになり、素晴らしい夏になることを願います。






たくさんの写真、動画を送って戴きました。

夏への大会に向けての意気込みメッセージには、

選手一人ひとりの最後の夏へ懸ける気持ちが刻まれています。









  

   

  

  

  

  

 

林選手のは、ちょっとしたミスさ!で作成が遅れているそうなので、

先日の打席、私が撮影した一枚を♪

そして、原山選手のお姉ちゃんが作られた三年生20名選手たちのマスコットです。

選手たちの力になりますね!

可愛いですね~♪


河野監督さんのマスコット♪
とても優しそ~だなっ


原山選手のお姉ちゃん はじめまして~ ようこそ甲子園きっぷへ 
夏、球場でお会いできること楽しみにしています♪


それにしても突っ込み所が満載のみんなの笑顔です

りょうたくん いい笑顔だっ


山本くん 帽子は何処へ~


渡邊くん 笑える



グラウンドでは一人ひとり、選手に声をかけられないので、メッセージを贈りたいと思います。

濱中主将へ・・・

最後の夏の終わりに、この20名みんなで野球ができたことが最高だった!と思えるかどうか。
それを確認、確信する最後の夏がもうすぐ始まりますね。
一人ひとり皆んながプレイヤーです。
仲間、皆の気持ちを込めて一球一打に挑んで下さい。


藤田選手・・・
山本選手・・・

ただ一言・・・最後の最後まで自分の役割を心を込めてやり切ること、
それがチームの最大の力になる。
そして二人の未来への力となる!
がんばれ二人 応援しています。


綱岡くん・・・

腕細いや~ん笑  
綱岡くんの好守備、好走塁がチームを勝利へ導く!
夏を楽しみにしてます!


いつも冷静に見える渡邊くん・・・

変顔に爆笑 
初戦には最強の応援団りょうたくんにコアラのマーチを買ってあげてね!


澤邊投手・・・

みんなは一人のために・・・です。
マウンドでしんどくなったら後ろを振り向いてみて下さい。
スタンドを見上げてみんなの応援を感じて下さい。
みんなが澤邊くんの背中を見て守ってくれていることを忘れないで。
大丈夫!


英心へ・・・

同期誰にも負けない夏を!
復活の時をみんな楽しみにしていますよ!がんばれ!


近藤くん・・・

村工選手もうかなり体力あると思うよ~
マウンドでの笑顔楽しみに応援しています。


市村くん・・・

復活の夏、楽しみにしています。がんばれ!


浜田くん・・・

今までの努力は必ず報われる!がんばれ!


原山くん・・・

河野監督さんの教えを一つひとつ想い出して最高の夏に!


片岡くん・・・

全てに於いて全力で最後の夏を駆け抜けて下さい


山下くん・・・

この仲間と一緒に野球ができる喜びを力に変えてがんばれ!


古高くん・・・

今までの努力は全てこの夏のためにある。
自信をもって挑んで下さい!


一石くん・・・

ぜひチーム一番の元気と笑顔でみんなに力を与えるプレイを!がんばれ!


林くん・・・

自分のベストプレイを!その姿に仲間は力をもらえるよ!がんばれ!


濱野くん・・・

顔上げて!前に進むのみ!
スタンドから濱野くんの笑顔のプレイが観られることを楽しみに応援しています!
大丈夫!がんばれ!


林田くん・・・

新たなる自分への挑戦でもある夏ではないでしょうか。
失敗を恐れず、自分のやってきたことを信じて全力投球を魅せて下さい。


トミ~!・・・

二年半、甲子園を目指してがんばってきた!
その言葉に尽きるよね。
監督さんをもう一度甲子園の土の上に!仲間と共に連れて行ってあげて下さい


賢弥へ・・・

最後の一瞬まで、自分に与えられた役割を果たすこと!
それがムラッコウ魂やよね!
みんなで笑える夏にしよう!
応援しています。
がんばれ!


親御さんをはじめ、たくさんの温かい応援を受けて、選手たちは夏へスタートですね!

それぞれの二年半を最後の夏へ向けて、みなさんの想いも込め

全力以上の全力で一球一球に想いを乗せて、甲子園へ行こう!

『One for all! all for one!』

がんばれ村工球児!

心から応援しています。


ディス イズ 高校野球☆彡 ここにも・・・証~あしあと~

2016-06-24 | 2016 夏☆甲子園

こんばんは。

今日は1日ドシャ降りの兵庫でした

そろそろ・・・どのチームも夏前の実践試合も今週末あたりで終えられ、いよいよ夏の始まりとなりますね。

貴重な週末のお天気が優れないですね~

ところで・・・

兵庫のチームに悲しい出来事を知りました。

東灘高校野球部員の遊びからの金銭の賭け・・・

夏の大会出場を辞退したようです。

そして、今春の選抜甲子園に出場をした明石商業野球部員が盗撮で逮捕という

衝撃すぎる事実を知り、とてもショックを受けました。

明石商業の方は高野連からの厳重注意で夏の大会へは出場できるようですが・・・。

どちらも当事者は三年生部員とのことですが、なぜ・・・その言葉しか見つかりません。

毎回このような事態を知ると、どうして一歩考えられなかったのかと悲しい気持ちになります。

考えられなかったから起こってしまったのだろうと思いますが・・・。

一人のために、自分のために、一緒にがんばってきた仲間、みんなの夢まで奪うことになりかねない・・・

奪うことになってしまっている・・・。

自覚と責任、仲間の気持ち、そして自分が目指してきたもの、夢を追いかけてがんばってきた自分自身や仲間のこと

本当考えてもらいたい。

その行動で、一瞬にして多くの仲間の夢が奪われてしまうこと、

これからの道も変わってしまうかもしれないってこと、もっと真剣に考えて行動してもらいたい。

そしてその選手たちは、ずっとそれを心に背負って行かなくてはいけなくなるってこと。

そんな悲しいこと、止めましょうよ!

このチームで大好きな野球を、この仲間とできたことを

最高だった!と、心から思える終わり方をしようよ!

応援している兵庫球児に起こった現実、とても残念です。


先日、愛知の中京大中京と大府との親善試合のこと書きましたが、

ここにも最後の夏、がんばってきた証を残した球児たちが居ることを知りました。

人は自分のためじゃなく、誰かのためにがんばろうとする力は大きなものになりますよね。

最後の夏、背番号を背にできなかった選手たちが今までのがんばりの証を残す場所

親善試合・・・

引退試合・・・

紅白戦・・・

開幕戦・・・

色々な表現の仕方がありますが、彼らにとって夏のスタートとなる一戦は

仲間との絆を再確認する大切な時間であることは間違いない。


昭和高校球児と日野高校球児の夏の一頁です。

朝日新聞 バーチャル高校野球より~

高校野球の東・西東京大会の組み合わせ抽選会があった18日夕、ネッツ多摩昭島スタジアム。


昭和の「主将役」を任された吉村賢人(けんと)(18)は試合前、スタンドに向けて宣言した。

昭和と日野の都立強豪同士の一戦。スタンドには1200人の観衆に、吹奏楽部やチアリーダーも応援する。

でも、少し雰囲気が違う。

大会に登録する20人に入れなかった3年生がプレーする「引退試合」だ。

強肩強打、けがに泣く

吉村は身長177センチ、体重95キロ。「ナポリタン吉村」の愛称で親しまれるチーム一の巨漢捕手だ。

強肩強打を期待されたが、けがに苦しんだ。

腰の椎間板(ついかんばん)ヘルニア、疲労骨折手前の左足かかと骨膜炎……。

布団から起き上がることもままならず、リハビリが続く。仲間が上達していくのを見るのがつらかった。


「俺やめようかな」


今年1月、仲の良い主将の寺園響(きょう)(17)に練習後、打ち明けた。

野球の知識が豊富で、ミーティングで発言力がある吉村はチームに欠かせない。

寺園は説得した。


「最後まで一緒にやろう」


母和江(48)にも諭された。

「中途半端はよくない」。

小学4年のとき父邦彦が倒れ、46歳で急逝した。

母が損害保険会社で働き、朝5時起きで弁当を作ってくれた。

定番の2リットルタッパーいっぱいのナポリタンスパゲティをほおばる姿が愛称になった。

2人の言葉に背中を押され、吉村はコルセットとサポーターをつけ、夏の大会に向けて練習を重ねた。

ベンチ入りメンバー発表の11日。

名前は最後まで呼ばれなかった。

もっと一緒に練習したかった。

涙がこぼれた。

情けはかけられたくない。

でも。

「支えてくれた人に見せられる最後の晴れ舞台。感謝を示したい」

臨んだ当日。

ブルペンのホームベース後ろの地面には《吉村さん ホームラン BIG》と後輩捕手からメッセージが書かれていた。

ベンチには抽選会から駆けつけた寺園、スタンドには和江の姿があった。

投手不足の昨春、5連投しチームを支えた「鉄腕」の乾大貴(17)

細身で小柄ながら練習の虫として尊敬を集めた「メガネ君」こと三橋晃太(17)……。

ナイターで、背番号を手にできなかった3年生6人の躍動する姿が照らされた

4番捕手の吉村は1、2打席は力んで内野ゴロに倒れた。

迎えた六回の最後の打席。

スタンドからは「吉村、大きいの!」と声が飛ぶ。

追い込まれても、フルスイングをやめなかった。

ファウルで粘り、6球目。

大きな放物線を描いた打球に左翼手が届かず、二塁打になった。

盛り上がるベンチとスタンド。

塁上でいちど夜空を仰ぎ、照れながら白い歯を見せた。


ディス イズ 高校野球 だなって。憧れてた、見たかった光景だった。


夏へ「やること山ほど」

数日後。吉村は大会用の応援ソングの歌詞を考え、グラウンドで球を拾っていた。

「選手が終わっても、やることは山ほどある」。

晴れやかな顔で言った。


寺園ら主力は気迫のこもった練習をしていた。


「あいつらに恥ずかしくないプレーをしなきゃ」。

引退試合終了後の、あの光景が今もまぶたにある。

あの光景――。

人気デュオ「ゆず」の「栄光の架橋」を球場全体で大合唱した。

吉村がベンチ外の選手を代表し、あいさつをした。

大きく深呼吸をして、堂々と胸を張って。


「本当はすごい悔しい。みんなにお願いがあります。

自分たちのやってきた努力とかすべてを背負ってやってほしい。

全力で最後まで応援するので、絶対に甲子園へ行こう」


「引退試合」、50校以上が実施

朝日新聞が東・西東京大会に参加する全273校に実施したアンケートによると、

50校以上がメンバー発表後、夏の大会前までに「引退試合」をしていると回答した。

5年以内に始めた学校がほとんどで、

「踏ん切りをつけてもらう」

「結束を強めるため」

「背番号をつける経験」

「保護者から強い希望があった」などが理由だった。

テレビやインターネット、他校からの申し出で広がった。

紅白戦だったり、近くの球場を借りて公式戦さながらに対戦したりと形式は様々だ。

夏の大会へ士気を上げる「開幕試合」と呼ぶ学校もある。


~朝日新聞 バーチャル高校野球より~



「本当は凄く悔しい」・・・それが本音よね。

吉村くん 辛かったよね。

でもがんばったよね!

諦めず最後までがんばれたことが吉村くんにとって、これからの力になる!

本当のディス イズ高校野球はもうすぐそこにあるよ!

最後の夏を楽しんで!

吉村くんのその姿勢に感動した。

吉村くんのその姿勢が仲間との絆を深め、最後の夏へみんなでスタートできたことに

大!大!大!拍手を贈ります。

お母さんや天国のお父さんに、誰より輝く最高の笑顔の応援プレイを見せてあげて下さい。

夏の終わりには、お母さんの作った大好きなナポリタンをお腹い~っぱい笑顔で食べて下さい。

寺園主将、そして素晴らしい仲間、後輩たちに出逢えて最高に良かったね!

都立昭和高校の選手たち、都立日野高校選手たち

最高に笑顔輝く夏になりますように


証 ~あしあと~

2016-06-22 | 2016 夏☆甲子園

2000年から行われている愛知 中京大中京高校と大府高校との親善試合が今年も行われました。

同じ想いでがんばってきた二年半、がんばってきた証が仲間の心に刻まれたことが、

もう素敵な夏の一頁、一生の思い出ですね。


一緒にがんばってきた仲間だからこそ分かる想い・・・

一緒に汗を流した仲間にしか分からない想い・・・

ありますね。


この親善試合を通して、ベンチ入りした選手、ベンチ入りを果たせなかった選手、

それぞれがお互いに、見えたもの、感じたもの、認めあったもの、

見つけた想いがあることが素晴らしい夏の始まりですね。

同じようにがんばった選手たちの未来のためにも、こういう機会が持てるチームが多く増えることを願います。




~朝日新聞 バーチャル高校野球より~

 球児の今に密着 特集 「しまっていこー」


どれだけ投げ込んでも、バットを振り込んでも、手が届かないものがある。背番号もその一つ。

夏の大会でベンチ入りがかなわない3年生の親善試合が8日、名古屋市内であった。

中京大中京と県立の強豪・大府。

2000年から続く両校の一戦だ。中京のベンチには背番号1が5人。

5と6は2人ずつ――。

希望した1桁番号をつけた選手が並ぶ中で、河合万葉(まは)は18を選んだ。

今春の公式戦でベンチ入りしたときの番号だ。

一回に中越えに2点三塁打。

「自分の姿は見せられた。引退じゃないけれど、けじめをつけて、明日から夏に向けてメンバーを支えていきます」

2日前の練習後、背番号が渡された。「『引退試合』という人もいるが、そうではない」と高橋源一郎監督。

「(夏に)ユニホームを着られなくても、ここまでやってきた思い。

それを披露する場だと思う。やってきたことを信じて、力を出し切って欲しい」。

こう語りかけ、3年生28人のうち16人に大府戦の背番号を手渡した。


控え部員の晴れ舞台。

その一戦で、本塁打が2本出た。

右翼席に運んだ山田祐汰は、大府の三塁手とハイタッチ。

「小、中学のときに同じチームで、『おめでとう』って言われました。

背番号4をつけて試合に出る夢がかないました」。

エース番号の鷲見耕八は左越えに高校生活初アーチ。

「気持ちよかった。いつもはスタンドからしか試合の景色を見られなかった。

みんながプレーしている視線で試合が出来て感動しました」と目を細めた。


13―7だった試合で、一回に右前適時打で先取点をたたき出したのは、普段は応援団長と1年生の教育係を務める村井亮太だった。

「こうして大勢の前でプレーできたこと、こういう場を作ってくださった方たちに感謝したい」。

背番号は5。

「うれしいし、いい思い出になります」

打撃投手やノッカー、ボール拾いなど練習のサポートに回っていた3年生が躍動する姿を1年生はスタンドから見つめ、声をからして応援した。

「先輩たちのすごさ、底力を感じた」

「一体感が生まれていくようだった」

「陰で努力していないと出来ないことだと思った」。口々に言った。


この日、応援団長を務めた主将の杉本勇は言う。

「すごい仲間に支えてもらっているんだと、改めて感じた。夏は僕たちがみんなの分を背負って、みんなの分まで頑張りたい」


~朝日新聞 バーチャル高校野球より~


中京大中京、大府の選手たち・・・

そして全国、同じ想いで夏へ挑む選手たち・・・

最高の夏を


2016年 夏!甲子園☆彡 98回目の夏 開幕

2016-06-19 | 2016 夏☆甲子園



昨日は梅雨が明けたかのような陽気で、涼しげな真っ白い紫陽花と、

向日葵が対照的に今シーズン1番の暑さとなりました。

今日は一転、朝から雨模様、肌寒い兵庫です。





















梅雨の明けた沖縄では、昨日全国トップを切って98回目の夏がスタートしましたね。

開会式では宮古工業の荷川取龍祐主将が選手宣誓を務めました。

沖縄球児だけではなく、甲子園を目指す全国の高校球児が抱く想いが伝わる宣誓です。


「いよいよ始まる僕たちの熱い夏。

1回でも長く、1試合でも多く、この夏を楽しみます。

今、大好きな野球ができることに感謝し、これまでお世話になった監督、先生方、両親、

地域の方々のために全力プレーで恩返しをします。

そして、これまで共に頑張ってきた仲間と最後の最後まで諦めない心を忘れず、

一戦一戦本気で戦い抜き、高校球児の夢、甲子園の舞台に立つことを目標に、

ここ沖縄の夏を日本一熱いい夏にすることを誓います」

平成28年6月18日

選手代表 沖縄県立宮古工業高等学校野球部 主将 荷川取龍祐


昨日は1回戦6試合が行われ速報でスコアを見ながら応援しました。

八重山農林と那覇との開幕戦では、那覇が初回から毎回得点を重ね、

4回には9-2と7得点の大きな差がありましたが、

八重山農林の最後まで諦めない気持ちがスコアーボードに刻まれる数字から伝わる対戦でした。

 123456789
八重山農林  0  1  0  1  1  0  3  0  2   8
那覇  2  5  1  1  0  0  0  1  X  10

八重山農林 登野城、嘉弥真、登野城、東与那覇
那覇 川畑、松永、宮國、東江、川畑


また、浦添工業と宮古との対戦は9回2-2と延長に。

延長10回 2死満塁から宮古の知念選手がサヨナラ打を放ち初戦を勝利、

久米島と沖縄尚学との対戦では、4ー0と久米島がリードする中、

沖縄尚学が5回に7得点、6回には2得点を挙げ一挙逆転し勝利するなど

暑い熱い沖縄球児の夏の始まりでした。

 12345678910 計
浦添工業  0  1  0  0  0  0  0  1  0  0   2
宮古  0  0  0  1  0  1  0  0  0  1x   3

浦添工 親富祖
宮古 下地、友利洋

 123456789
久米島  0  3  0  0  1  0  0  0  0   4
沖縄尚学  0  0  0  0  7  2  0  0  X   9

久米島 安里太、宇地原
沖縄尚学 諸見里、松川、河野

 123456789
宮古総合実  0  0  0  0  0  0  0  0  0   0
南部工  0  0  0  0  0  1  5  0  X   6

宮古総合実 下地翔、下里
南部工 具志堅、盛田

 123456789
宮古工  0  1  0  0  0  1  0  1  0  3
読谷  0  0  0  0  3  0  4  1  X  8

宮古工 松川、荷川取
読谷 宮本、島袋郁、大城吏

 123456789
八重山商工  0  0  0  0  0  3  1  0  4  8
八重山  0  0  0  0  0  2  0  0  0  2

八重山商工 黒島、森田、平良海
八重山 仲山、黒島、新里、黒島

八重山商工 平良海選手が大会第1号本塁打を打ちました 嬉しいね!


初戦を勝利した6チームの選手のみなさん おめでとう!

1日も長い熱い夏を!


沖縄大会開幕日、6チームの三年生が最後の夏を終えました。

甲子園へ一歩近づいた選手あり、夏を終えた選手あり・・・

想うと、楽しみな夏でもあり、切ない夏でもありますね。

八重山農林、浦添工業、久米島、宮古総合実業、宮古工業、八重山 三年生選手のみなさん

高校野球お疲れさまでした。


今日は3年ぶりに辺土名高校が選手権沖縄大会へ出場し初戦がもうすぐ始まります。

三年生は伊是名主将一人、部員不足により休部していた辺土名高校野球部復活の夏です。

伊是名主将は最初で最後の夏

大好きな野球ができることに感謝し、これまでお世話になった監督、先生方、両親、地域の方々のために全力プレーで

1日も長い熱い夏を!


太陽のように輝くラストボールを!~軽井沢高校野球部 磯山洋介選手の最後の夏~

2016-06-10 | 2016 夏☆甲子園



ここにも一人、想いいっぱいの夏を迎えようとしている球児が居る。

長野で一番早く夏を終える球児・・・

長野県軽井沢高校野球部三年生 磯山洋介選手

磯山選手のことは、軽井沢高校野球部 漆原監督さんの「監督ブログ~軽井沢で叫べ~」で知りました。

たぶん・・・

野球人にとって、一生の思い出、宝、人生の糧となるだろう高校野球の最後の夏。

甲子園出場を目指し夢見て、汗や泥にまみれながら懸命に練習を積んできた二年半を

球児たちは三年生最後の夏に、その全ての力と気持ちを注ぎ、

47 / 1 の甲子園きっぷを掴むため、各都道府県の選手権大会予選へ挑む。

しかし、その挑戦へも立つことも許されない高校球児が居ることを知り、

その意味を深く考えると共に、その選手にとっての最後の夏を遠くからではありますが

応援したいなという気持ちで、漆原監督さんの「監督ブログ」から、磯山選手の高校野球の記憶を

甲子園きっぷに残したいと想い書かせて戴きました。

漆原監督さんの許可も得ずに「監督ブログ」からの言葉の転写となり、監督さんには怒られそうですが・・・

同じ夢見て甲子園を目指す全国の高校球児の選手たちの中には、ベンチ入りができず心沈む選手や

我が子がその夢叶えられず悲しむ親御さん方も多く居られると思いますが、

この磯山選手のように、それすら叶えたくても叶えられない選手が居て、

それでも毎日、野球を諦めずがんばっていることを知って戴けたなら、

少しでも、勇気や元気、やる気を感じてもらえるように思いますし、

磯山選手にも同じように最後の夏、太陽のように輝く夏にしてもらいたい・・・

大きな気持ちを乗り越えて最後の夏を迎える一人の高校球児がいることを知って戴きたい・・・

そんな気持ちで、監督さんの言葉をお届けしたいなぁと思います。




長野県 軽井沢高校野球部 『監督ブログ~軽井沢で叫べ~』より

~長野県で一番早く引退する選手~

あと一ヵ月と少しで夏の大会が開幕する。
今年もそれに向けてそれぞれの高校球児が毎日練習に励み、甲子園を目指している。

私も高校時代も必死に練習をし、甲子園を目指していた。
そんな私が現在は高校野球の監督をやらせていただき、高校野球に関わることができている。
そして、高校の監督になって初めて、高校球児にはそれぞれの夏があることを強く知った。

残念ながら軽井沢高校は人数不足、そして人数不足の他校と合わせても9人に届かず、連合チームでの参加も不可能という状況で、
今年の夏の大会を辞退することとなった。
私が高校生の時にも、自分自身が夏の大会に人数不足で出場できないということを想像したこともなかったし、もちろん経験もしたことがなかった。
しかし、長野県内も、長野県外も、人数不足で参加できないチームが毎年あり、夏の大会を経験できずに引退していく高校球児はいたはずだ。
現在は、連合チームでの公式戦参加が認められ、そういうチームは減ってきたかもしれない。
私自身が監督となり過去4年間で夏の大会には軽井沢高校は最初は臼田高校、次は屋代南高校と連合チームを組ませていただき、
2回夏の大会に出場している。
しかし、人数不足での出場辞退も2回目である。一回目は一年生しかいなかったので、
最後の夏になる者はいなかったが、今回はそうではない。
つくずく自分の力不足を感じる夏となった。

本校野球部の三年生は一名、磯山洋介。
「最後の最後で公式戦に出れないのは悔しい。」
その無念の気持ちは、事実を本人に伝えた時、眼に涙が溜まっていた様子からも伺えた。
非常に残念な結果となってしまった。

彼自身、昨年の夏終了後、先輩たちが果たせなかった公式戦勝利を胸に、一つ下のマネージャー一人と野球部の活動を続けてきた。
秋には北部高校と中条高校の協力もあり、連合チームとして公式戦に出場、共に戦わせていただいた。
秋が終わった後、先が見えない状況で彼の心も折れかけ、冬休み前にやめたいと、私のもとにやってきて、
1ヵ月近く私や部長の遠山先生と話し合いをした。
やろうと再び決心し、冬場は高野連に申請をし、北部高校と中条高校との練習を春の大会に向け再開した。
昨年の夏休みから通った北部高校、中条高校は片道約90キロ~97キロ。
時間にして片道一時間半以上、往復で三時間以上の道のりだった。
私自身もこの距離を夏休みはほぼ毎日、それ以外は土日祝日は基本的に合同練習で通うという今までしたことがない経験をし、
いろいろなことを考えたり感じたり、選手と話をしたりすることができたように思う。
車の中の様子や練習の様子を見ても、選手やマネージャーは常に同じ様子ということはなく、
戦う姿勢が強く感じられることもあれば、落ちていることもある。

そんな中、何が一番ベストかに頭を悩ませながらやってきたことも事実だ。
特に部長の遠山先生とはいろんな話をし、チームとしてのベスト、部員に対するベスト、何がベストかを話すことも沢山あった。
車の中やグラウンドでの選手との会話や接する機会から少しでもヒントを得ようと、それを元に状況に合ったものを考えてきた。
もちろん揺るがしてはいけない部分は沢山あるけれど、自分の中で処理できることにこだわらない、押し付けないことも大切だと痛感したこともあった。
途中で何が一番ベストかわからなくなりそうな時もあった。
でも悩んだ末、決断をする時に覚悟が決まっており揺るがなければ、それはベストになると信じている。
そんな経験を通して自分自身は大きく成長できたと思う。
今自分が考えていることや、やろうとしていることはもしかしたら、周りから見たら大したことではないかもしれないけど、
間違いなく過去の自分よりも変化をしているし、前に進んでいると信じているし確信している。
選手のベストになっていることを信じている。
選手のためにと思ってやってきたことも最終的には自分を大きく成長させた。
辛くてもやめる選択を最終的にはせず、ついてきた二人の部員がいたから、今の軽井沢高校野球部がある。
だから本当に部員たちには感謝したい。

様々なことを乗り越え、今春の大会は磯山自身初となる公式戦での安打も記録し、忘れられない試合となった。
その結果彼には自信がついた。
学校生活も以前より堂々としているように思うし、行動も考え方も変化があった。
自信というのがどれだけ大切なことか、強く感じた。
人は成功から大きな成長をする。
だからこそ、それが最後の高校野球の公式戦になってしまったのは本当に残念だ。

しかし、そんな彼の継続が実を結び、長野県高野連のご配慮で夏の大会の開幕式入場行進の先導と、
開幕試合の始球式をさせていただけることになった。
本人にとっても、夏の大会を迎えるまでの目標ができたことは非常にありがたいことであるし、
野球部としても同様にありがたいことで、心から感謝をしたい。
ただ、磯山以上の努力をしている高校球児は間違いなく沢山いる。
だからこそ、恥じない始球式、先導を全うしてほしい。

高校球児一人ひとりに様々な夏がやってくるが、軽井沢高校磯山洋介の夏も一つのかけがえのない夏になる。
軽井沢高校野球部として、感謝の気持ちを本気で感じながら、これから夏の開幕に向け活動を継続していきたいと思う。
 
支えてくださる皆様、本当にありがとうございます。
行動と、意志でその気持ちをしっかりと示せるチームでありたい、そう思います。


監督さんのブログにもありましたが、磯山選手は今夏の選手権長野大会に於いて、

開幕式入場行進の先導、開幕試合の始球式を務めます。

全長野球児の想いを込めて、先頭を行進する磯山選手の最後の夏を見届けてあげて戴きたいなぁと思います。

そして、長野はまだ対戦抽選は終わっていないですが、開幕戦に当たるチームの選手のみなさん、

スタンドの応援者のみなさん・・・

長野で一番早く終える球児の輝く夏に、ぜひ惜しみない拍手を贈ってあげて欲しいなぁと思います。


磯山選手、素敵な監督さんと出逢えて一生心に残る高校野球となりましたね!

磯山選手の高校野球ラストボールは、磯山くんだけじゃなく、

支えて下さった監督さん、部長さん、顧問の先生、そして同志であるマネージャーさんにとっても

一生の思い出、輝く一球となることでしょう

そして、今年入部した山口選手、新マネージャーさんにとっても、

これからの二年半への力、希望となる一球になることだろうと思います。

磯山選手へ・・・

一意専心

輝く心で、最高に輝くラストボールを!


軽井沢高校野球部HP

軽井沢高校野球部監督ブログ~軽井沢で叫べ~

軽井沢高校野球部 マネブロ



最後に・・・

軽井沢高校野球部 漆原監督さん

ブログからの文章、写真転写、どうぞお許し下さい。


2016年 夏!甲子園を目指して☆彡 沖縄県大会対戦組み合わせ 

2016-06-07 | 2016 夏☆甲子園




毎年、沖縄県の対戦組み合わせが決まると、いよいよ夏が始まるなぁと実感が沸いてきます。

今年も甲子園を目指して球児たちの熱い戦いが繰り広げられます。

今日、神戸村野工業の親御さんから、甲子園出場を願い選手たちが素晴らしい夏になるようにと

一つひとつ気持ちを繋ぎ合わされた千羽鶴を送って戴きました。

親御さん方の想いを感じ、とても静粛な気持ちになりました。

兵庫は7月9日開幕します。

選手たちの夏のスタートと、この鶴を観に球場へ応援に行きたいと思います。


夏はどのチームのスタンドでも想い込められた鶴が選手たちを見守り、

夢繋ぎ甲子園へ続く道へと渡って行きます。

三年生は1日も長い夏に!

選手のみなさん 体調にも気を付けて一戦一戦、記憶に残る素晴らしい戦いになりますように

沖縄県大会は6月18日 開幕です。

対戦組み合わせはこちらから 沖縄県高校野球連盟 第98回 全国高等学校選手権 沖縄大会 組み合わせ


最後の夏へ! ある球児の勇気のプレイ

2016-06-05 | 2016 夏☆甲子園



昨夜、小学生の時から知るある兵庫の三年生球児の親御さんから一通のメールを戴きました。

高校三年生の最後の夏は高校球児にとって特別な夏です。

その最後の夏を間近に一人の球児が、チームのため、仲間のため、そして自分自身の最後の夏を最高のものにするため・・・

とても大きな決断、勇気あるプレイで自分自身の夏、チーム、仲間との夏を一足先にスタートしたことお知らせ戴きました。

最後の夏、色々な事情で土の上でプレイすることができない選手は全国たくさんいると思います。

夏のメンバーが決まり、サポートとして戦うことへの心の葛藤・・・

この球児のように自らそれを決めるまでの心の葛藤、覚悟を想うと、

計り知れない選手たちの気持ちがそこにあると思います。


スタンド、ベンチ、土の上・・・

最後の夏、それぞれ色々なポジションで甲子園を目指す球児たちがいます。

三年生みんなが最後の夏を最高のものにするために

『全力』・・・

自分の持つ全ての力を出して球児たちは戦います。

ベンチ入りしレギュラーを取るためにみんな一所懸命がんばってきたと思います。

しかし、その目指してしたものとは違うポジションで最後の夏を迎える選手も多くいると思いますが

そこまでの彼らの努力を想い、私は応援してあげたい。

最後の夏、キラキラ光輝く選手たちを、この親御さんのように応援してあげて欲しいと思います。




~ある高校三年生球児の勇気あるプレイ~

昨日、選手としては引退いたしました。

やはり、肘の故障が間に合いませんでした。

3月に骨折し、ここまで本当に良く頑張ってくれました。

ですが、自分で決断したようです。


昨日、監督さんから「どうなんや?」と聞かれたようで、「間に合わないと思います」と答えたそうです。

それでも、監督さんは「お前はどうするんや」と聞いてくれたそうです。

いろんな選択肢があったと思います。

ランコーだけでもと、粘れたかもしれません。

ですが、「サポートに回ります」と答えたようです。

部長さんや仲間からも、「まじか?」て言って頂いたそうです。

私は、誉めてやりました。

この3ヶ月、何よりも奇跡を信じて懸命にリハビリをし、一番いい時期に野球が出来ない悔しさを、

家族に当たる事もなくひたすら裏方にまわり、そして、チームの為を思い決断したようです。

ごめんなさい、手前味噌ですが、立派でした。

それでも、私達には、「期待に応えられなくて、ごめん」と言うのです。   

抱きしめてやりました。

一緒に泣きました。

つらい、つらい時間でしたが、最高でした。

あいつ自身、どこまで気持ちの整理がついているかは正直わかりません。

でも、あいつは最後までやりきってくれると信じています。

きっと、堂々とスタンドでプレーしてくれると思います。

大分、親バカも入ってますが最高の夏にしたいと思ってます。

又、夏! グランドで会いましょうね。

ご報告でした。


応援するある球児へ・・・

チームで一番輝く応援プレイが観られること楽しみにしてるよ!

そのナイスプレイがチームの勝利を呼ぶ!

仲間と共に、最高に楽しい嬉しい輝く夏にするために全力でがんばれ!

そして、この時のように無心懸命に仲間を想いがんばれ^^




応援するある球児のお父さんへ・・・

お父さん、お母さんの最高の応援プレイが、彼の何よりの力となることだと思います。

勇気あるプレイをお知らせ戴いてありがとうございます。

夏、球場でお会いできますことを楽しみにしています。


2016 夏☆甲子園 ワクワク、ドキドキの夏☆彡

2016-01-26 | 2016 夏☆甲子園


2014年2月 選抜を前に甲子園歴史館テラスより撮影

ワクワク、ドキドキ甲子園

先日、第98回全国高校野球選手権のキャッチフレーズが発表されましたね。

キャッチフレーズコンクールグランプリに輝いたのは、全国から4681点の応募から選ばれた

大阪市立南高校1年生 熊本光結さんの作品です。

高校球児たちの熱い夏が始まると思うと誰もが思う言葉だと思いますが、とてもストレートでいい作品が選ばれましたね

熊本光結さんにとっても思い出深い夏になりますね。


優秀賞を受賞したみなさんの作品もとても素晴らしいです~

青森県立五所川原高校3年生 工藤璃子さん 「最高の夏へフルスイング」

青森県立青森南高校2年生 松井要さん 「僕らの想(おも)い、夏に咲け」

宮城県東北学院高校1年生 佐々木亮輔さん 「まだ見たことのない夏を」

千葉県聖徳大学付属女子高校2年生 東峰奈柚さん 「野球に恋する季節です」

長野県長野日本大学高校3年生 徳嵩美祐さん 「ぼくらの夏は、夢限大!」

長野県塩尻志学館高校3年生 堀内駿平さん 「勝ちたい気持ちは、ストレート」

福井県立足羽高校1年生 竹内なずなさん 「野球に出会えた、この奇跡。」

兵庫県明石市立明石商業高校1年生 浜田周哉さん 「とびっきりの夏、甲子園」

広島県呉市立呉高校1年生 山崎芹奈さん 「思いをつなぐ、この一球」

山口・野田学園高校2年生 道林明日香さん 「かっ飛ばせ、夏の想い。」


キャッチフレーズが発表になると、またこの夏この中にどんな記憶を残せるかと、

とても楽しみに甲子園きっぷのカテゴリーに「夏☆甲子園」を増やします。

甲子園きっぷを書き出して8回目の夏、今からワクワク、ドキドキ楽しみです

ポスター原画コンクールの発表も楽しみですね。

もうすぐかなぁ~