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~球児たちの あしあと~

兵庫球児100年のあしあと 10

2018-04-19 | 高校野球

白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 10

甲陽中4度目の兵庫夏の頂点に。

現甲陽学院はこの1938年(昭和13年)以降、聖地から遠ざかること実に79年。

80年ぶりの甲子園出場を目指す夏がもうすぐやってくる。


第24回大会で甲陽中を優勝に導いた別当 薫(兵庫県高校野球五十年史より)


第24回大会(1938年)

~甲陽中、別当 薫が君臨~


第24回大会(1938年)で4度目の優勝を飾った甲陽中(現甲陽)

投打の大黒柱だった別当 薫は、慶大を経てプロ野球大阪(現阪神)に入団し、

藤村富美男らとともに「ダイナマイト打線」を形成した。

引退後は毎日(現ロッテ)や大洋(現DeNA)などで監督を務め、野球殿堂入りを果たした球界の偉人だ。


38年夏はエースとして君臨し、育英商(現育英)、神戸二中(現兵庫)など強豪を連破。

決勝は前年覇者の滝川中(現滝川)を下し、8年ぶりの頂点に導いた。


滝川中をけん引した別所毅彦は後の300勝投手。

戦後のプロ野球を沸かせた両雄による一戦だった。

23年に全国大会初出場初優勝の快挙を果たした甲陽は、

別当を擁した38年を最後に甲子園から遠ざかる。

現在は県内屈指の進学校として名高い。


神戸新聞 松本大輔氏


兵庫球児100年のあしあと 1
激闘の譜 第100回へつなぐ
第1回大会(1915年)~神戸二中 逆転で初代王者~

兵庫球児100年のあしあと 2
第2回~9回大会(1916~1923年)
~第2~4回 関学中3連覇~
~第5回 神戸一中 初の全国制覇~

兵庫球児100年のあしあと 3
第10回~13回大会(1924~27年)
~第一神港商 未倒の4連覇~


兵庫球児100年のあしあと 4
第14回大会(1928年)
~甲陽中 延長制し聖地へ~
第15回大会(1929年)
~関学中 昭和初期に隆盛~


兵庫球児100年のあしあと 5
第16回大会(1930年)
~甲陽中 怪腕下し3度目~


兵庫球児100年のあしあと 6
第17回大会(1931年)
~第一神港商 岸本擁しV


兵庫球児100年のあしあと 7
第18回~20回大会(1932~34年)
~新鋭の明石中 黄金期築く~


兵庫球児100年のあしあと 8
第21回大会(1935年)
~育英商、名門の道~
第22回大会(1936年)
~育英商V2、全国区に~


兵庫球児100年のあしあと 9
第23回大会(1937年)
~滝川中、念願の初優勝~



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