昨日、ずっと前から一度見たかったソフトボールチーム、平北パワーズへ練習見学に行ってきました。
平北パワーズの中島監督さんとは、監督さんの息子さんと、野球の息子satoshiが同じ硬式野球チームの先輩後輩で、
そのご縁で三年前にお知り合いになり、それから色々お世話になっています。
以前から一度見学の行きたいと思いつつ、なかなか実現しなかったのですが昨日ようやく実現し、
新たなソフトボールというスポーツと、小さながんばる選手たちと新たな出逢いをしました。
平北パワーズの選手たちは、現在2年生から6年生まで23名、加古川にある平岡北小学校に通う子供たちで構成されているチームです。
聞くところによると、加古川は少年野球チームがなく、ソフトボールチームが締める地域だそうで、
軟式野球を選択するならば、お隣の高砂市までいかなければいけないとのこと・・・。
そして今やサッカーブームは絶大で、子供たちは野球よりサッカー人口の方が多いのが現状のようです。
平北パワーズは平岡北小学校の生徒だけのチームですが、同じグラウンドで練習をしていた加古川イーストは、
その地域をまたがって色々な所から選手が集まるチームだそうで、今のチームの中心は平岡北小学校の選手で構成されていて、
同じ小学校でも2つのチームに分かれて選手たちはソフトボールを学んでいるということだそうです。
6年生になると両チームの6年生が合体し、キングスというチームで年に一度の教育長旗に挑むそうで、
今週末の準決勝、決勝に向けて、昨日はキングス6年生チームの練習も見学することができました。
ソフトボールを観るのは、息子が小学校の時の球技大会で一度だけ、、練習風景を見学するのは昨日が初めてでした。
昨日は道具の準備から、練習後の片付けまで、約四時間練習を見学させて戴きました。
パワーズでは、道具の準備は子供たちが全てやり、大人は手を貸さない、
下の学年の選手と、上の学年に選手が協力し合ってネット張りも自分たちで行います。
小さな選手が重たい道具などを運ぶ際、大きな選手たちが考えて重たい道具は大きな選手が助ける・・・
そういう下の子たちへの気配り目配りができ、強力し合えることはとても良いことだと思います。
つい大人が何でも手を出してしまいがちですが、子供たちの自主性、思いやりの心を育てようと、
道具の準備から指導者の方々の指導の仕方、身守り方に感銘を受けました。
いよいよ練習の時。
まずはランニングから・・・準備運動。
そしてキャッチボールが始まり、その時点で見たことのない選手の動きに思わず質問。
全員が膝を着いて座ってキャッチボールを始めたのです。
聞くと、手首の柔軟性を高める、下半身の強化とバランスを整える、立ってのキャッチボールでは
身体の横から投げる選手も少なくないそうで、上から投げることを意識させる。
ただ膝をついてするキャッチボールにも色々な意味があり、練習に工夫を感じました。
このひとつをとっても、練習を見終えると、なるほどなぁ~と納得できたキャッチボールで、
見進めるうちに私の疑問質問がいっぱいで、監督さんを質問攻めにしてしまいました^^;スミマセン。
ルールは野球のルールと同じだということですが、明らかに軟式野球と違うのはボールですよね。
ちょうどパワーズOBの高山くんっていう中学で軟式をしている選手が練習応援に来ていて、
軟式ボールを持っていたので借りて比べてみました。
意外に思っていたのとは違い、大きさではもちろんソフトボールの方が大きいのは私も知っていることでしたが、
重さで言うと、実際持つと軟式の方が大きさは断然小さいですが、重さは軟式ボールの方が重たいのですよね。
これにはちょっと驚きでした。
そして、高山くんは中学でもピッチャーをしているそうなんですが、小さな頃からソフトボールをしていて軟式に転向したとき
投げ方など違和感はなかったのかな?すぐに上投げに慣れたのかな~???と、一つひとつが疑問の山で高山くんにも質問したり、
初めて出逢ったソフトボールは色々な意味で新鮮であり勉強になりました。
また、ソフトボールは私が持っても手を大きく広げて握るのにも結構力が必要で、
その大きなボールを投げるには手先の力もいるだろうし、腕の力がいるんだろうな・・・
まして低学年の小さな手で、あの大きなボールを投げるには、腕や肩にも相当な負荷が掛るのだろうな・・・と思いました。
ボールを握る選手は高山くんの弟くん2年生なのですが、小さな手でこのボールを投げるには指、腕、肩の力がかなりいると思います。
そして下半身の力、身体のバランスも大事で、あのキャッチボールがそれを育てている大事なキャッチボールだということがよく分かりました。
それからもうひとつ道具で明らかに違うのは一塁ベース。
軟式では絶対見ない紅白の不思議なベースに目が止まりました。
大きさで言えば軟式ベース二つ分がラインを挟んで置かれています。
またまた不思議で聞いてみると、ソフトボールのベース間は軟式に比べて狭いので、送球の到達時間も短く、
打者走者と一塁手が交錯することも多いそうで、打者走者は一塁ベースを駆け抜けるときはこの紅白どちらを踏んでも良い、
ただし、一塁走者となれば帰塁には白ベースのみが有効、赤を踏むとアウトとなるそうです。
塁間の短いソフトボールならではのルールでよく考えられているんだなぁ~と、もう私には、へぇ~って感じでした。
途中から6年生合同チームキングスの選手たちと、パワーズ、イーストの5年生以下の選手たちに分かれての試合形式の練習を見学しました。
ここでも目から鱗・・・
とにかくスピードがすごい。
マウンドと本塁ベースの距離も近いのもありますが、ピッチャーが投げる球の速いこと・・・。
身体いっぱいに投げ込む球は低学年でもかなりのスピードです。
それに塁間の短さもありますが、塁に出た走者が次の塁を狙う走塁のすさまじさと、
その分、牽制の数も多くなり、落ち着く間もなくボールが飛び交っていました。
走る走者へ向かうボールが多い分、慌ただしくボールが行き交うわけで、守備に着く選手は常にアンテナを張っていなといけない、
そして、ソフトボールでは走者のリードが認められないので、ピッチャーの手からボールが離れた以降の走塁となり、
走者もピッチャーの動きに集中していないと走れないので、みんなの集中力はすごいです。
リードについて、普段ソフトボールではリードという行動がないので、
軟・硬式野球に転向したとき、最初はリードの仕方が難しいとのことでした。
また、走者が目まぐるしく走るので送球にも慌ててしまうのでしょうね。
送球が反れることも多く、やはり守備練習は大事ですと監督さんがおっしゃっておられました。
投げた相手が取りやすく、正確な送球をするにはやはり練習と、
普段から相手の気持ちになる、お互いを思いやる気持ちがプレーに繋がる大事なことなんだなぁと感じました。
ソフトボールは大変興味深いスポーツで、野球とはまた違うおもしろさを感じました。
新たなスポーツとの出逢い、色々発見もあり、また次回は試合が見学できればと思います。
最後に、突然の見学者に選手たちは誰?誰?だったと思いますが、練習後みんなが整列し
「半日ありがとうございました」と挨拶をしてくれました。
こちらこそありがとう^^。
パワーズの名の如き、パワーいっぱいな元気にがんばる選手たちでした。
平北パワーズの選手のみんなとの出逢いに感謝です。
中島監督さん、コーチのみなさん、昨日は大変お世話になりありがとうございました
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こんばんは。
先日はお世話になりありがとうございます。
ようやく実現し、平北パワーズの選手のみなさんとの新たな出逢いと、ソフトボールの魅力にハマってしまいました。
色々勉強になりました。
質問に練習の手を止めてしまい申し訳ありません。
高山くんのお父さんにも丁寧に教えて戴き、お礼をお伝え下さい。
ソフトボールのおもしろさや、スーパー2年生の発見、今後が楽しみな選手たちとの出逢いに楽しみが増えました。
またぜひ、今度は試合を見学させて下さい。
魔法のカメラ^^で、みんなが元気いっぱいがんばる姿を残してみたいと思います。
その節はどうぞ宜敷くお願い致します。
コーチの方々にも宜敷くお伝え下さい。
PS・・・なかじに、落ち着いて面接受けるようお伝え下さいね。
合格吉報楽しみにしています。
ありがとうございました。
私のぎこちない説明も上手く文書にしていただき
感謝しています。
子供たちにも見せたいのでホームページに載せました。
時間があればぜひ大会での試合を見てくださいね。
うちの子供たちは目立ちたがり屋が多いので
思わぬ力を出してくれそうですので(笑)
ヤマさん今後もよろしくお願いします。
また会える日を楽しみにしています!!