隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 Vol.601~630

2025年02月11日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズが、2025年2月4日にアップした『ドラマ「私たちの東京ストーリー』で、630回を数えました。

 

 

Vol.1~50までの記事の一覧 、  

 

Vol.51~100までの記事の一覧 、

 

Vol.101~150までの記事の一覧 、 

 

Vol.151~200までの記事の一覧 、


Vol.201~250までの記事の一覧 、


Vol.251~300までの記事の一覧 、


Vol.301~350までの記事の一覧 、


Vol.351~400までの記事の一覧 、


Vol.401~450までの記事の一覧 、


Vol.451~500までの記事の一覧 、

                                                     Vol.501~550までの記事の一覧   、

 

Vol.551~600までの記事の一覧 は、既にリストにしています。


そこで、Vol.601~630までの記事をリストにしましたので、ご参照下さい。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.601  2024/8/2    『ドラマ「海のはじまり」』 

Vol.602  2024/8/8    『ドラマ「新宿野戦病院」

Vol.603  2024/8/13   『ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」

Vol.604  2024/8/19   『ドラマ「マル秘の密子さん」

Vol.605  2024/8/23   『「ものまね番組」 Part3

Vol.606  2024/8/25   『ドラマ「続・夢千代日記」

Vol.607  2024/8/30   『ボクらの時代「2023年9月~2024年8月放送ピックアップ」

Vol.608  2024/9/6    『ドラマ「スカイキャッスル」

Vol.609  2024/9/11   『ファミリーヒストリー「2023年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.610  2024/9/19   『台湾ドラマ「火神の涙」

Vol.611   2024/9/26   『鶴瓶の家族に乾杯 「2024年2月~7月放送ピックアップ」』 

Vol.612   2024/9/30   『2024年夏の連ドラ総括』 

Vol.613   2024/10/5   『ドラマ「終りに見た街」』 

Vol.614   2024/10/7   『A-Studio+「2023年9月~24年6月放送ピックアップ」

Vol.615   2024/10/11  『ドラマ「団地のふたり」』 

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場』 

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618  2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューリヒ」、「ブルージュ」

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」』 

Vol.620   2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14  『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括 

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」

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テレビ Vol.631『ドラマ 「週末旅の極意2」』

2025年02月08日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第631回は、『ドラマ 「週末旅の極意2』をお送りします。

 

 


『週末旅の極意2 ~家族って近くにいて遠いもの~』は、テレビ東京系列の「木ドラ24」枠にて、2025年1月9日から放送開始された連続ドラマです。放送時間は、毎週木曜日の深夜24時30分~25時。全8話(予定)。


本ドラマは、2023年7月6日(5日深夜)から8月24日(23日深夜)に放送された、観月ありさ主演 『週末旅の極意 ~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~』の続編としてスタートしました。


スポンサーは、オリックス・ホテルマネジメント株式会社の一社提供で、同社の「ORIX HOTELS & RESORTS」の各宿泊施設がロケ地となり、実名でドラマに登場します。


脚本:いとう菜のは


シーズン2の主演で、母・山岡優子役は、石田ひかり。


石田ひかりさん主演ドラマは、1992年度後期NHK連続テレビ小説 『ひらり』  を、取り上げています。


共演者:甲本雅裕(父・山岡義正役)、大原優乃(長女・山岡めぐみ役)、島村龍乃介(長男・山岡誠役)、ほか。


日本の女優さんは、左利きの方が日本人女性の平均より多いように感じていますが、大原優乃さんもその一人です。このドラマでも、左手で箸を持つシーンなどがありました。


尚、他の左利き女優さんの一覧は、こちらを参照下さい  。

 

 

第1話のあらすじ:主婦でパート勤務の山岡優子 (石田ひかり) と製薬会社勤務の義正 (甲本雅裕) は、結婚後に二人の子どもに恵まれ、家族になりました。長い間、家族四人で暮らしていましたが、長女のめぐみ (大原優乃) は人材派遣会社に就職、長男の誠 (島村龍乃介) は大学進学を機に家を出てから、夫婦の会話も減り、子どもたちとも疎遠の日々が続いていました。


そんなある日、優子が応募していた旅行の懸賞をきっかけに、山岡家は家族で福島県会津・東山温泉に旅行をすることに。久しぶりに家族団らんの時間を過ごせると期待に胸を膨らませる優子でしたが、山岡家の間にはいつからか見えない“壁”ができていたのでした。

 


2月6日放送の第5話までの感想:ブログに書きませんでしたが、シーズン1も観ていたので、自然と今回も観始めました。但し、前作同様放送時間が深夜なので、録画視聴です。


シーズン1では、観月ありささん演じる妻と、吉沢悠(ひさし)演じる夫の二人家族の週末旅で夫婦関係がメインテーマでしたが、今作は四人家族なので、親子関係の物語が中心です。


ストーリー的には、大きな事件も起こらず、淡々と展開されていますが、四人の旅先の風景や温泉、食事などのシーンに癒されています。


特に第1話の宿泊先は、隊長も11年前に泊まったことのある 東山温泉・御宿 東鳳(とうほう)だったので、懐かしくなりました。但し、当時は「ORIX HOTELS & RESORTS」グループでは、なかったと思います。


これからも、各地のホテル・温泉に旅するし、物語も親子関係が増す増す深まっていくでしょうから、楽しみです。

 

尚、『週末旅の極意2』 次回、第6話は、2月13日(木) 深夜24時30分から、テレビ東京にて放送予定です。

 

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
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Vol.1 ~ 615 省略

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618   2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューヒ」、「ブルージュ」』 

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」

Vol.620  2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14   『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」』 

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左利き女優名鑑

2025年02月08日 | テレビ番組

日本人女性の左利きの割合は8.6%(男性が11.6%)と言われていますが、日本の女優さんは、左利きの方が日本人女性の平均より多いように前から感じていました。


そこで、映画・テレビドラマで、女優さんの手元を注意深く観て利き腕が分かると、その思いが確信に変わり、「左利き女優名鑑」を作成することになりました。


尚、名鑑は芸名の “あいうえお順” です。

 

池田エライザ

 

 

生年月日:1996年4月16日。

 

エライザさん出演作品・番組は、ドラマ津田梅子~お札になった留学生~、『海に眠るダイヤモンド』 ほかを、取り上げています。

 

 

石原 さとみ 

 

 

生年月日:1986年12月24日


尚、「隊長のブログ」で紹介した、石原さとみさんが出演する作品一覧は、こちらです

 

 

大原 優乃  

 


生年月日:1999年10月8日

 

大原優乃さん出演作品は、2025年1月期ドラマ 『週末旅の極意2』  ほか、を取り上げています。

 

 

夏帆(かほ)

 


生年月日:1991年6月30日


夏帆さん出演作品は、2021年4月期ドラマ  『珈琲いかがでしょう』  ほかを、取り上げています。

 

 

小池 栄子

 


生年月日:1980年11月20日


「隊長のブログ」で紹介した、小池栄子さんの出演する作品一覧は、こちらです 。

 

斉藤 由貴

 


生年月日:1966年9月10日


斉藤由貴さん出演作品は、1986年度前期朝ドラ 『はね駒 (こんま) 』  ほかを、取り上げています。

 

 

玉城 ティナ

 

 

生年月日:1997年10月8日

 

玉城ティナさん出演作品は、2022年1月期ドラマ  『鉄オタ道子、2万キロ』   を、取り上げています。

 

 

福原 遥(はるか)

 


生年月日:1998年8月28日


「隊長のブログ」で紹介した、福原遥さん出演作品一覧は、こちらです

 

松岡 茉優(まゆ)

 

 

生年月日:1995年2月16日

 

「隊長のブログ」で紹介した、松岡茉優さんの出演する作品一覧は、こちらです

 

 

美山 加恋(みやま かれん)

 


生年月日:1996年12月12日


美山加恋さんの出演作は、2020年9月NHKドラマ 『一億円のさようなら』  ほかを、紹介しています。

 

 

百田 夏菜子(ももた かなこ):ももいろクローバーZ

 

 

生年月日 1994年7月12日


ももクロのリーダー・百田さん、女優活動もされているので、名鑑に載せました。百田夏菜子さん出演作品は、2016年度後期朝ドラ 『べっぴんさん』  ほかを、取り上げています。

 

 

森 七菜(なな)

 


生年月日:2001年8月31日


「隊長のブログ」で紹介した、森七菜さんが出演作品一覧は、こちらをご覧下さい

 

 

吉高 由里子

 


生年月日:1988年7月22日


「隊長のブログ」で紹介した、吉高由里子さんが出演する作品一覧は、こちらです

 

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テレビ Vol.630『ドラマ 「私たちの東京ストーリー」』

2025年02月04日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第630回は、『ドラマ 「私たちの東京ストーリー』をお送りします。

 

 


『私たちの東京ストーリー』は、BSフジにて、2025年1月18日から放送開始された、日本を舞台とした日中合作連続ドラマです。放送時間は、毎週土曜日の25:00~27:00(二話連続放送)。全10話


本作品は、かつて日中両国で放送され、大反響となったドキュメンタリーシリーズ『私たちの留学生活~日本での日々~』を企画制作した張麗玲らが、二十年の歳月を経て、ドキュメンタリーの延長線として、日進月歩の時代と共に歩んで来た留学生たちの壮大な人生を描いたオリジナルドラマです。日本と中国でロケを行い、三年をかけて完成させました。


企画・エグゼクティブプロデューサー:張 麗玲(ちょう れいれい)。


脚本:[1-5話] 株式会社大富(だいふ)、張歓喜、江島陽子。[6-10話] 株式会社大富、張歓喜、江島陽子、綿貫明。


製作著作:大富(日本)、東方吉祥(日本)、北京生活映画文化伝播有限公司(中国)。


主演は、マレーシア出身の女優・モデル アイリス・ウー(Iris Woo)。

 

 


共演者:小野翔平、裵興雷、朝井大智、王メイ子、市川知宏、西岡德馬、川本淳市、リンリン、黄儀瑶、劉鍾德、郭斌、梨本謙次郎、別所哲也、田中美奈子、高橋由美子、ほか。

 

 

あらすじ:1980 年代後半、語学留学のため来日したヒロイン・林凛(アイリス・ウー)とその時代に日本へやって来た中国人留学生たちが、隣国でありながら全く違う習慣、文化、価値観の中、生きることに必死で、悩み、戸惑い、挫折に直面しながらも、異国の地での温かい出会いや経験を通じて成長していく30年間のストーリーです。

 

 

2月1日放送の第6話までの感想:現在、株式会社大富の代表取締役社長・張麗玲さん自身、1989年・22歳の時に留学生として来日しています。彼女の自伝的物語とも、言えるでしょう。


張麗玲さんが制作した『私たちの留学生活~日本での日々~』を観たことはありませんでしたが、“中国留学生のサクセスストーリー” を知りたくて、観始めました。


「ああ、こんなことだったんだな」と頷けることもありますが、ドラマとしての完成度は、秀逸とまでは行きません。


理由を考えてみたら、脚本が一人の脚本家ではなく、共同脚本であることから、推敲が不十分な点が見受けられるからでしょう。


先ず張麗玲さんに自叙伝を書いてもらい、それを基に実績のある脚本家に依頼した方が、良かったのではないでしょうか。


それと、予算の関係でしょうが、林凛と小野翔平さん演じる江暁陽が初来日した1980年代後半の東京の街並みが、現在の東京にしか見えなかったこと。


英治役の市川知宏さんと、林凛のデートシーンで流れるアメリカン・ポップスの選曲がダサいと思いました。個人的には、テレサ・テンの『儂情萬縷 (からみあう愛情)』  を流したら、情感あふれるシーンになったと思います。


アイリス・ウーさん、どこかで見たことがあると思いましたが、化粧品も「雪肌粋」のCMに出演している方ですね。英語、北京語、広東語、福建語、マレー語、日本語を話せる彼女だから、林凛役に抜擢されたですね。


来日当時の片言の日本語から、流暢に喋れる様になるまでも、リアルに演じています。


林凛は、浙江省の農村部出身ということで、中国で撮影したシーンに登場する凛が、アイリス・ウーさんに似ている様で違うような違和感がありました。


当初は、日本のメイクさんと中国のメイクさんが違うからだろうと思いましたが、エンディングロールに、「回想部分の凛に関しましては、AI技術・CG合成により作成した別人になります」とのテロップが流れ、中国の別の女優さんにAI技術・CG合成したから違和感があったのだと、判りました。


これは推測ですが、マレーシア国籍のアイリス・ウーさんが、中国での就労ビザを取得するのにハードルが高いので、現地の俳優を起用したのではないでしょうか。


その逆で、日本での撮影は、中国人役でも、日本語・中国語が話せる小野翔平さんや、朝井大智さんを、キャスティングしています。

 

尚、『私たちの東京ストーリー』 次回、第7話「光と闇の存在~光~」と第8話「光と闇の存在~闇~」は、2月8日(土) 25時から、BSフジにて放送予定です。

 

 

 

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Vol.1 ~ 615 省略

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618   2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューヒ」、「ブルージュ」』 

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」

Vol.620  2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14   『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

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テレビ Vol.629『ドラマ 「坂の上の雲」』

2025年01月30日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第629回は、『ドラマ 「坂の上の雲』をお送りします。

 

 


平成21年(2009)11月29日から平成23年(2011)12月25日まで足掛け三年にわたって、NHK総合テレビの「スペシャルドラマ」枠で放送された『坂の上の雲』(全13回)が、2024年9月8日からNHK総合テレビで、44分版に編集され全26回として、再放送されています。


本作品は、平成8年(1996)に72歳で亡くなられた作家・司馬遼太郎が十年の歳月をかけ、日露戦争とその時代を生きた、明治の青春群像を渾身の力で書き上げた小説「坂の上の雲」を、原作として描く人間ドラマです。


このドラマの主人公は、明治元年(1868)、四国・伊予松山藩の貧しい下級武士の家に生まれながらも、努力の末、海軍軍人となり、日露戦争に際し、日本海海戦でバルチック艦隊を打ち破った、秋山真之(あきやま さねゆき)。


脚本:野沢尚(ひさし)、柴田岳志、佐藤幹夫、加藤拓。


音楽は、久石譲。


主人公の秋山真之を演じたのは、本木雅弘。


共演者()内は役名:阿部寛(秋山好古)、香川照之(正岡子規)、菅野美穂(正岡律)、松たか子(秋山多美)、石原さとみ(秋山季子)、伊東四朗(秋山久敬)、竹下景子(秋山貞)、原田美枝子(正岡八重)、西田敏行(高橋是清)、藤本隆宏(広瀬武夫)、石坂浩二(山本権兵衛)、高橋英樹(児玉源太郎)、加藤剛(伊藤博文)、渡哲也(東郷平八郎)、柄本明(乃木希典)、江守徹(山縣有朋)、米倉斉加年(山本巌)、大杉漣(陸奥宗光)、佐々木すみ江(佐久間家女中・よし)、ほか。

 

 


語りは、渡辺謙。

 

あらすじ:明治維新によって、はじめて「国家」というものをもち、「国民」となった日本人。近代国家をつくりあげようと少年のような希望を抱きながら突き進んだのが「明治」という時代であった。


松山に生まれた三人の男、バルチック艦隊を破る作戦を立てた秋山真之、ロシアのコサック騎兵と対等に戦った秋山好古、そして俳句・短歌の革新者となった正岡子規。


彼らは、時代の激流に飲み込まれながら、新たな価値観の創造に立ち向かい、自らの生き方を貫き、ただ前のみを見つめ、明治という時代の坂を上っていった。生まれたばかりの「少年の国」である明治の日本が、世界の中でいかに振る舞っていったかを描いていきます。

 

1月26日放送・第20回までの感想:とにかく壮大なドラマです。司馬遼太郎さんが書き上げた、高橋是清、伊藤博文、乃木希典、山縣有朋、正岡子規、など歴史の教科書に出てくる人物が登場するだけでなく、歴史的・地政学的にも大きな物語を、見事に映像として表現しています。


これまで映像化が許されなかった「坂の上の雲」をNHKスタッフの熱意と努力によりドラマ化し、今後も本ドラマを超える「坂の上の雲」の映像化作品は、現れないと思います。


現在と比べCG技術が進化していなかった当時、英知を結集して、見事な海戦シーンなどを、表現しています。


キャストで注目しているのは、旧旗本の佐久間正節の娘で、後に好古(よしふる)の妻となる多美を演じている、松たか子さん。

 

 


佐久間家のお姫さまとして、女中のよし(佐々木すみ江)にかしずかれる生活を送っていた多美が、好古の妻となるや良妻賢母としてふるまうと言う難しい役を、見事に演じています。


尚、「隊長のブログ」では、松たか子さんが出演する作品・番組を、これで14本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご覧下さい

 

 

次に、愛知県出身で宮内省御用掛・稲生真履の三女・季子を演じた石原さとみさん。

 

 


こちらも、多美に負けるとも劣らぬお嬢様育ちで、活発な青春時代を送っていましたが、真之と結婚するや、貞淑な妻として振る舞います。

 

石原さとみさん出演作品・番組の記事一覧は、こちらをご参照下さい

 


三人目は、仙台藩の足軽・高橋覚治の養子となり、アメリカへ留学。英語教師として、真之らに英語を教え、後に日本銀行の副総裁となった高橋是清役の 西田敏行さん  。

 

 


軽妙な演技のイメージの西田敏行さんですが、本ドラマでは重厚な演技で魅せてくれます。英語のセリフも流暢にこなしていたのが、印象的です。


毎回、ドラマのオープニングに流れる「まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている」で始まる渡辺謙さんのナレーション。いつも同じ文章ですが、初回に録音したナレーションを流すのではなく、謙さんの希望で、その回の話に合わせ、都度吹き込んいるそうです。


今では、日本を代表する俳優となった渡辺謙さんですが、当時から作品に拘って取り組んでいたことが分かるエピソードですね。

 

最後になりますが、『坂の上の雲』初回放送から16年。多くのスタッフ・出演者が、鬼籍に入られています; 


野沢尚、西田敏行、加藤剛、渡哲也、米倉斉加年、大杉漣、佐々木すみ江、など。(敬称略)


亡くなられた皆さんのご冥福を、お祈りいたします。

 

尚、『坂の上の雲』 次回、第21話「二○三高地(前編)」は、2月2日(日)午後11時から、NHK総合テレビにて放送予定です。

 

 

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Vol.1 ~ 615 省略

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618   2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューヒ」、「ブルージュ」』 

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」

Vol.620  2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14   『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」 

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