隊長が、これまでに観賞した「映画」 を紹介するシリーズの第22作品目は、『LOVERS』をお送りします。
『LOVERS』(原題:十面埋伏、英題:House of Flying Daggers)は、2004年7月16日に公開(日本公開:同年8月28日)された中国映画です。言語は、中国語普通話(北京語)。
この映画を、隊長が初めて観たのは、日本ではなく、当時住んでいた中国・上海です。
監督は、北京オリンピック開・閉会式の演出を務めたことでも知られる張 芸謀 (チャン・イーモウ)。チャン・イーモウは、最近では中国の一人っ子政策に反して7人の子をもうけていたことでも話題になりましたね。
チャン・イーモウ監督作品に関する記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
主演は、金城 武、劉 徳華 (アンディ・ラウ)、そして、章子怡 (チャン・ツィイー) の三人です。
金城 武さんが出演する映画紹介一覧は、こちらをご参照下さい 。
金城 武さんは、最近では、台湾エバー航空のCMに登場していますね。
チャン・ツィイーさんが出演する映画紹介記事一覧は、こちらをご参照下さい 。
『LOVERS』を観ようと思ったのは、好きな俳優の金城 武さんが主演している事と、当時住んでいた中国で、チャン・イーモウ監督の前作『HERO』がヒットしていたからです。
物語は、典型的な武侠映画で、チャン・イーモウお得意のワイヤーアクションが満載です。
上海に住んでいた当時、何故がこの映画が気に入った様で、サントラ (サウンドトラック) のCDまで買って、今でも持っています。
最後になりますが、これまで「映画」の記事の中で、外国映画の邦題(日本語タイトル)の付け方の良い作品と、悪い作品を挙げていて、それを一覧にしています が、本作は悪い例だと思います。
中国語の原題が “十面埋伏”、英語題は “House of Flying Daggers”。それが何故 “LOVERS” になるのですかね?
映画の内容や、中国語や英語のニュアンスから邦題を付けるとしたら、「到る所に潜む忍びの者」とか、「乱舞する敵の刃 (やいば)」ですよね。
“ウィンター・ソング” や “LOVERS” と名付ければ、女性が観ると思っているのですかね。