隊長が読んだ「本と雑誌 」を紹介するシリーズの第25回は、『瞳みのる 「老虎再来(ろうこさいらい)」』をお送りします。
『瞳みのる 老虎再来』は、グループサウンズ「ザ・タイガース」で “Pee” と呼ばれた男、瞳 みのるの「今」が完全収録されています。
1946年生まれの瞳 みのる (本名:人見 豊)、「ザ・タイガース」解散後は、芸能界を引退し、慶應義塾高等学校の教師として長い間、教壇に立っていました。
本書は;
カラー・グラビア 老虎再来
瞳みのるインタビュー「人生のハーモニー~ザ・タイガースのDNA~」
瞳みのる 京都講演会
瞳みのる「沢田研二LIVE 2011~2012」ツアーダイアリー
の四部で、構成されています。
『瞳みのる 老虎再来』を、読みたい思ったのは、平野久美子著『テレサ・テンが見た夢』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc を、読んだ時です。
同書では、平野さんのインタビューに、テレサ・テンを「結局、こうやって伝説になっていくんだろうなあ」と語っていて、瞳さんのことをもっと知りたくなったからです。
中卒で、芸能界にデビューし、トップスターに上り詰めたのに、あっさりとその地位を捨て、改めて高校、大学を卒業し、全く畑違いの高校教師になった瞳さん。
それも、漢文・中国語を担当していたとは、驚き、そして興味を引かれました。今でも、中国・日本を行き来し、活動されているとのこと。
この本を読んで、月並みな表現かもしれませんが、今年70歳の瞳さんのカッコ良い生き方に憧れました。まさに、「“Pee” 健在なり」ですね。
尚、『瞳みのる 老虎再来』の発行は、株式会社祥伝社。価格は1,800円(税抜)です。
2018/2/3 追記:瞳みのるさんが、昨年12月に台湾で初コンサートを開催したそうです。日本、台湾、中国で流行した音楽を通じて日中台をつなぐ試みだそうです。今後も、瞳さんのご活躍を期待しています。
==「本と雑誌」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0
1~10冊 省略
10冊 2015/9/2 『島耕作の中国ビジネス最前線』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6df82c2084a6ea9760a0a9c93eada5f1
11冊 2015/11/18『佐藤優著「知」の読書術』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9179ebc54e023ce1b5e4efd611f764bb
12冊 2015/12/9 『蝶野正洋著 プロレスに復活はあるのか』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/abe691bc3a689e9c47e5efeda9014204
13冊 2015/12/21『外国人力士はなぜ日本語がうまいのか』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/36dd3aaf4ea07815f7db88ae141ab7aa
14冊 2016/2/21 『絵本「世界がもし100人の村だったら」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/acc9866eaa55ea4162977a71eb3b5b71
15冊 2016/3/14 『自分がわかる!相手がわかる!使える!心理学』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0b31c00738f2ba9342a9dc715601d26e
16冊 2016/4/28 『絵本「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29973ce102c830e434a3d5254a8a234c
17冊 2016/5/22 『小泉武夫監修 日本酒百味百題』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/024f1e4cffac057d1640cfa975c60eea
18冊 2016/8/19 『清川虹子「恋して泣いて芝居して」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7d376a06bdbc7339cdd9895dfa4e8e22
19冊 2016/10/22『四方田犬彦著 李香蘭と原節子』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c480053b386de9398f64f43167273f0d
20冊 2016/11/22『有吉佐和子著「紀ノ川」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/504131fd665c00b7ee0e8f8b28dd1003
21冊 2016/12/7 『テレサ・テンが見た夢』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/003c34225930ed81542e35caf5ec30fc
22冊 2016/12/22『カクテル・ハンドブック』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a1f052d9bc97050f8418a8e12a5f4849
23冊 2017/1/12 『高倉健著「少年時代」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4243287003a72879856b54f7fd572ada
24冊 2017/2/9 『絵本「星の王子さま」』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/10551068b08e5edb57b0be02773b31a1