隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第278回は、『ドラマ 「テセウスの船」』をお送りします。
1月から始まった、民放各局の連続TVドラマを批評するコーナーの一本目は、『知らなくていいコト』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2a2060b665be9dd0cd5c62b7feb2c97c 、
二本目は、『ケイジとケンジ』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/634c8abc529522a8f92fd844dd0fdacd 、
三本目は、『トップナイフ』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/62daeb0d02b848a2f0035c46535bd3f2 でした。
今日ご紹介する『テセウスの船』は、TBS系「日曜ドラマ」枠で、1月19日から放送開始されました。放送時間は、毎週日曜日 21:00~21:54。
原作は、東元俊哉 (ひがしもと としや) の連載漫画「テセウスの船」。“テセウスの船”とは、やギリシャ神話を由来とするパラドックス・思考実験の一つのことです。
脚本は、高橋麻紀。主題歌は、Uruの「あなたがいることで」。
主演は、竹内涼真。竹内涼真さんの主演ドラマは、2016年7月期の『時をかける少女』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d92e12e00cc9f658404f6e9c0ae7890e と、
2017年10月期『陸王』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/645fe7f787e663c6dbc3663fbebe34e0 、の二本をこれまでに取り上げています。
共演は、鈴木亮平、榮倉奈々、上野樹里、ユースケ・サンタマリア、麻生祐未、安藤政信、貫地谷しほり、ほか。
あらすじ:生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきました。
人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をします。そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまいます。
そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのでした。過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちでした。父・文吾はなぜ殺人犯になったのか? 本当に事件の犯人なのか? 心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向います。。。。。
第1話~第3話を観た感想:当初は、これまでに数限りない小説・映画・ドラマの題材となった「タイムスリップ」の一種かと思っていました。ところが、それに「真犯人探し」というミステリー要素と、題名の“テセウスの船”を思い起こさせる「タイムパラドックス」に苦悩する心の姿が、視聴者に突き刺してくるドラマです。
父親への愛憎への揺れる心理を、竹内涼真さんが好演しています。
劇中で犯人と推察される人物を匂わせ、SNS等で視聴者の推理を拡散させ、話題化させるという、昨年4月期の人気ドラマ『あなたの番です』⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/15daf18b387bbbd1eb8aeca80ebdddf5 の手法を使っているのも憎いです。
家族がテーマとなっているのも、今期のドラマの特徴ですかね。
毎回、観終わったあとに、テーマの重さにどっと疲れが出るドラマですが、今後の展開が楽しみです。
尚、『テセウスの船』 次回第4話は、2月9日(日)夜9時から放送予定です。
さて、毎回観ている、1月期民放各局の連続TVドラマは以上の四本ですが、“ミツボシ☆☆☆評価”をすると、☆三つが、『知らなくていいコト』と、『テセウスの船』。
☆二つ半が、『トップナイフ』。
☆二つが、『ケイジとケンジ』、という結果になりました。
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http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d
Vol.1~265 省略
Vol.266 2019/11/16 『ドラマ「俺の話は長い」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/262b9de3b7d992af1ad5da2408eb8350
Vol.267 2019/11/22 『プロフェッショナル 仕事の流儀~吉永小百合スペシャル~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3cb6ca8938bc27d0dbc7a1b8bd2431af
Vol.268 2019/11/29 『“朝ドラ”同窓会 おしん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e199cabd7d82306c7977a482c3c2a8cb
Vol.269 2019/12/5 『ドラマ「少年寅次郎」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ebfc9e42400bf5a5f7f0e144da2aa192
Vol.270 2019/12/25 『今夜の旅はドラマチック「失恋アニキと、音楽の島 中国 コロンス島 」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/37d884b3838a7df35f92d4d45c9810f7
Vol.271 2020/1/4 『鉄道沿線ひたすら歩き旅』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/850f0676c13c7856b7277a68907bdaaa
Vol.272 2020/1/8 『鶴瓶の家族に乾杯~秋田県秋田市~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e496d1bacf9ed1b4764c83fbdb63419e
Vol.273 2020/1/14 『ファミリーヒストリー「阿川佐和子」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f00c1635236b6267bb46bde48875b754
Vol.274 2020/1/20 『ローカル路線バス乗り継ぎの旅」最終回 郡山~銀山温泉』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2ee412eefe8fe8ca6830738e9e07c990
Vol.275 2020/1/24 『ドラマ「知らなくていいコト」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2a2060b665be9dd0cd5c62b7feb2c97c
Vol.276 2020/1/28 『ドラマ「ケイジとケンジ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/634c8abc529522a8f92fd844dd0fdacd
Vol.277 2020/2/1 『ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/62daeb0d02b848a2f0035c46535bd3f2