隊長が好きな「相撲」を紹介するシリーズの第141番(回)は、『照ノ富士 悲願の10度目優勝』をお送りします。
(優勝決定の瞬間)
7月14日(日)から、「ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)」で行われていた「大相撲名古屋場所」は、28日(日)に千秋楽を迎えました。
優勝争いは、27日の14日目を終えて、二敗の横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)と三敗で平幕の隆の勝(常盤山部屋)の二人に、絞られていました。先に取組のあった隆の勝が関脇・大の里に「押し出し」で勝ち12勝3敗とし、一方の照ノ富士は、結びの一番で大関・琴櫻に「上手出し投げ」で敗れて12勝3敗で並び、優勝決定戦にもつれ込みました。
その決定戦で、照ノ富士が「寄り切り」で隆の勝に勝ち、自身が目標として公言していた、10回目の優勝を決めました。
大相撲名古屋場所は、愛知県体育館完成直後の昭40年から、同所で開催されていましたが、施設の老朽化により、来年からは近隣に建設中の「IGアリーナ(愛知国際アリーナ)」に移る予定です。従って、今場所が同所での最後の興行となりました。
照ノ富士は、これまでの九度の優勝の内、同所で賜杯を抱いたことがなく、「ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)」での最後の名古屋場所に華を添えた形にもなりました。
優勝決定後には、同部屋の左から翠富士、伯桜鵬、錦富士、熱海富士、宝富士と記念写真に収まる姿からも、嬉しさが滲み出ている様です。
ところで、場所前に隊長が上げた、注目力士の結果発表です;
一人目の、新関脇・大の里(二所ノ関部屋)は、周囲からの期待に委縮した訳ではないでしょうが、9勝6敗に終わり二桁勝利には、届きませんでした。
二人目の、大関の琴櫻(ことざくら)(佐渡ヶ嶽部屋)。
先場所から、琴ノ若のしこ名から祖父の琴櫻に改名して土俵に上がっています。琴櫻として、初めて賜杯を抱くことが出来るか注目されましたが、終盤で優勝戦線から外れたものの、10勝5敗と次につ繋がる成績を残しました。
尚、大相撲秋場所は、9月8日(日)から、東京・両国国技館で開催される予定です。
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1番~125番 省略
126番 2023/7/18 『大相撲どすこい研「相撲部屋は力士たちのDNA!?」』
127番 2023/7/27 『豊昇龍 初優勝で、大関昇進』
128番 2023/9/11 『令和五年秋場所の注目力士は』
129番 2023/9/28 『貴景勝 カド番からの逆転V』
130番 2023/11/12 『令和五年九州場所の注目力士は』
131番 2023/11/28 『霧島 二度目の優勝で綱取りへ』
132番 2023/12/30 『令和五年の総括』
133番 2024/1/10 『元日の両国・相撲部屋巡り』
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135番 2024/1/29 『照ノ富士、四場所ぶり九度目の優勝』
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137番 2024/3/11 『令和六年春場所の注目力士は』
138番 2024/3/27 『尊富士 110年ぶりの新入幕優勝』
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