脚本家、エッセイスト、作家、女優の 大石 静(おおいし しずか)は、東京都千代田区猿楽町出身。生年月日は、昭和26年(1951)9月15日。2024年8月現在、72歳です。
東京都千代田区・駿河台にあった老舗旅館で生まれ育ちました。
1974年、日本女子大学文学部国文学科卒業。女優を志し劇団青年座研究所に入所。
1981年、永井愛と2人だけの劇団「二兎社(にとしゃ)」を設立。二人で交互に女優と脚本を担当していました。
1986年、『水曜日の恋人たち 見合いの傾向と対策』で、本格的に脚本家としてデビュー。
1991年、脚本に専念するために、女優としての活動を辞め、二兎社を退団。
以降、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を執筆。
1997年、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ふたりっ子』の脚本を手掛け、第15回向田邦子賞及び第5回橋田賞を受賞。
2000年には、二度目の朝ドラとなる『オードリー』の脚本を、担当します。
2006年、初のNHK大河ドラマ『功名が辻』を手掛け、NHKの二大連続ドラマ、朝ドラ、大河に携わった、数少ない脚本家の一人になりました(他に 森下佳子 、宮藤官九郎 、など)。
2024年、再び大河『光る君へ』の脚本を担い、朝ドラ、大河に、各二回関わる偉業を成し遂げました。
その作品から、”恋愛ドラマの名手” と称されることもあります。
私生活では、24歳の若さで甲状腺癌に罹ります。発病後間もない1977年に、舞台監督の高橋正篤(まさあつ)と、結婚しています。
そんな大石静さんの脚本作品を、「隊長のブログ」では、これまでに八本を紹介しています。
詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。
==「大石静 脚本作品」 記事一覧 ==