隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第9回は、『江戸川公園の桜』を、お送りします。
例年より約2週間早く開花した東京の桜ですが、この週末が見納めの様です。
これまで、隊長の地元 文京区の “隠れた桜 の名所” として、『東大の桜』 と、
『伝通院』 をご紹介しましたが、今回は『江戸川公園の桜』です。
東京で川沿いの桜の名所と言えば、「目黒川」と「隅田川」が有名ですが、文京区の『江戸川公園』から「新江戸川公園」にかけての「神田川」の桜並木も、綺麗ですよ。
この日の『街歩き』の出発地点は、東京メトロ 有楽町線の「江戸川橋駅」です。
廻ったのは、「江戸川橋駅」→「江戸川公園」→「関口芭蕉庵」→「胸突坂」→「水神社」→「永青文庫」→「講談社野間記念館」→「東京カテドラル聖マリア大聖堂」→「椿山荘」→「目白坂」→「江戸川橋駅」のコースです。
「江戸川橋駅」の “1a出口” を出ると直ぐに “神田川” に架かる “江戸川橋” があります。神田川の両岸に桜並木が続いています。
「江戸川公園」は、関口台地の南斜面の神田川沿いに広がる東西に細長い公園です。細長い公園を早稲田方面に向かって進むと、右斜面上に「ホテル椿山荘東京」の建物が見えてきます。
「椿山荘」の神田川沿いの入り口 “冠木門” を過ぎると、松尾芭蕉が住んだと言われている「関口芭蕉庵」があります。
【「関口芭蕉庵」。白く写っているのは “桜吹雪” です】
「関口芭蕉庵」の少し先を右手に曲がると、「胸突坂」です。坂がけわしく、自分の胸を突くようにしなければ上れないことからつけられた名前だそうです。
坂の途中にあるのが、神田上水の守護神「水 (すい) 神社」です。
【「水神社」の鳥居】
【境内から神田川を見下ろす】
「胸突坂」を登り切った先の右側にあるのが、熊本の大名で有った細川家が蒐集した資料・日本画・考古品が展示公開されている「永青文庫」です。
“目白通り ”に出て、江戸川橋方面に向かうと、右手にあるのが講談社創業者野間清治氏が蒐集した絵画等を展示公開している「講談社野間記念館」です。
「講談社野間記念館」の “目白通り” を挟んだ反対側にあるのが、「東京カテドラル聖マリア大聖堂」です。
その先にある「椿山荘」は明治の元勲 山縣有朋が創設し、ホテル内の庭園には、各種の桜の木が植えられています。
今は、パイパスとなった「新目白坂」ではなく、昔からの「目白坂」の急坂を下ると、出発地点の「江戸川橋駅」に戻ってくることが出来ました。
この日の所要時間は、約2時間でした。
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