隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第22回 『踊り子号で行く小田原・熱海 2日間』 (その1)

2018年06月25日 | 旅行記

国内を旅した記録「旅行記」の第22回は、『踊り子号で行く小田原・熱海 2日間』をお送りします。


6月16日(土)~17日(日)の2日間、「踊り子号」で小田原と熱海に行って来ました。


【1日目:6月16日(土)】 東京駅から「踊り子105号」小田原へ。小田原城、二宮神社、訪問後、熱海へ移動。同地泊。


午前9時発の特急「踊り子105号」に乗車するため、8時45分頃に東京駅9番線ホームに着きました。


隊長と家内の席は、13号車です。「踊り子105号」は、15両編成で、1~10号車が伊豆急下田行き、11-15号車が修善寺行です。


本来は、真ん中付近の7号車か8号車のA・B席を取りたかったのですが、取れませんでした。


2014年3月に「スーパービュー踊り子」で、伊豆にいちご狩り⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0772182a4b84c5a219827e7c31e1b7ea に出かけた時、眺めの良い海側は、A・B席だったからです。


ところが、今回「踊り子105号」を予約したのが、4日前。土曜日午前中発の「踊り子105号」のA・B席は、かなりの号車で既に予約済みでした。


それにしても、「スーパービュー踊り子」の洗練された姿とに比べて、「踊り子105号」は、レトロ感に溢れています。国鉄時代からの“185系電車”で、写真の様に窓の開閉が出来る古いタイプの車両です。


洗面所も、固形石鹸が置いてあり、昭和の香りがします。


新幹線や特急電車に乗った時に、車内販売のコーヒーを飲むのが、楽しみなのですが、発車前の車内アナウンスで、車内販売は、1~10号車のみと聞き、がっかりしました。10号車と11号車との間が、通り抜け不可のためでしょうね。


せっかくA・B席を取ったのに、海が見えたのは、小田原駅手間のほんの数分間だけでした。


定刻の10時1分に小田原に到着。小田原に来るのは、何十年ぶりでしょうか。


北口へ出て、「お堀端通り」を西に向かいます。前日までの天気予報では、雨でしたが、当日に曇りに変わりました。気温は、16℃と、少し肌寒いくらいですが、雨が降らなくて良かった。


10分ほど歩くと、お堀と朱色の「学橋(まなびはし)」が見えて来ました。


この橋は、登城する時の正式なルートではないそうなので、少し先にある正面入口にあたる「馬出門(うまだしもん)土橋」で、お堀を渡ります。


平成21年に復元された「馬出門」は、二の丸正面に位置する門で、馬出門、内冠木門と土塀で周囲を囲む枡形門の構造を持っています。馬屋曲輪(うまやくるわ)へ通ずることからこの名が付いたとみられています。


門を潜ると、木立(こだち)の奥に天守閣が見えてきました。


内冠木門


馬屋曲輪から、「住吉橋」を渡り、さらに城内深く入り込みます。


「銅門(あかがねもん)」は、馬屋曲輪から二の丸に通じる位置にあり、二の丸の正門にあたります。渡櫓門(わたりやぐらもん)、内仕切門(うちじきりもん)と土塀で周囲を囲む枡形門(ますがたもん)の構造を持ちます。渡櫓門にはその名の由来となった銅板の装飾が映えます。


平成9年に復元された銅門の内部は、普段立ち入ることが出来ませんが、期間限定の特別公開中で、中に入ることが出来ました。


この日は、また丁度“あじさい花菖蒲まつり”開催中で、本丸東堀の「花菖蒲園」の周囲は、多くの観光客で賑わっていました。


本丸への最後の扉「常盤木門(ときわぎもん)」は、重要な防御拠点であったために、他の門と比べても大きく、堅固に造られていました。多聞櫓と渡櫓門を配し、多聞櫓は武器等の貯蔵庫として用いられていたそうです。


★ 続きは、『踊り子号で行く小田原・熱海 2日間』 (その2)で ★


===「旅行記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a

第1回~5回 省略

第6回  『小江戸川越 日帰り旅行』2014年5月28日  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f88a5e0fac35c4e4a8b2060537c6424

第7回  『横浜山下公園の氷川丸』2015年3月17日  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fae5b793311d150fef5db7920747915f

第8回  『春の飛騨高山・白川郷・松本・高遠 3日間』2015年4月12日~14日  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/beb7aed85d23c8997bb6b7d656293ef0

第9回  『初冬の秋田 2日間』2015年12月5日~6日  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/01f6e24e59df411d42a50f986ea5eca2

第10回 『春の三島大吊橋とハワイアンズ』2016年3月27日  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6ea737de674d44aa97007413023705eb

第11回 『札幌ドーム遠征』2016年6月10日~11日  http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e3dafe326e4eec39bc0139056bdfed9

第12回 『鹿島 日帰り旅行』2016年8月6日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9e005c666c261ea9f454ff68867f7c2

第13回 『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』2016年9月24日~26日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ce38a08bded7c1c7daf1c7fa3170773b

第14回 『三重・和歌山・奈良・静岡 4日間』2016年10月10日~13日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29da0ff3d76442ad7fcfc08b2845e474

第15回 『「星野リゾート 界 鬼怒川」と「日光東照宮」』2017年3月1日~2日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a177c028b03a1b344b6b23c9fed16661

第16回 『初夏の弘前・青森・函館 4日間』2017年6月19日~22日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d09e785c1fc19ce04ea07ed4cc183c03

第17回 『会津柳津温泉「花ホテル滝のや」』 2017年8月5日~6日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/737b100fca672fb89dab390f4649eaef

第18回 『悪夢の広島遠征』2017年9月5日~7日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d61cba913733089ac78c0267032d2530

第19回 『紅葉の彦根・竹生島・浜松 3日間』2017年11月26日~28日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cc9cf791308f6dca6fbb623f099b3b56

第20回 『初春の水戸 日帰り旅行』2018年3月5日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e39e984e9c6142c4b96185b8fee3127a

第21回 『高尾山飯縄大権現参拝登山』2018年4月8日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e019d563b281f7252de2388c201d258d

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演劇 41幕 『劇団キンダースペース 「紙屋悦子の青春」』

2018年06月23日 | 演劇

隊長が観た芝居・ミュージカル・古典芸能を紹介する「演劇」の第41幕(回)は、『劇団キンダースペース 「紙屋悦子の青春』をお送りします。

 

 


6月21日 (木) の午後は、「劇団キンダースペース」 レパートリーシアター V0l.42『紙屋悦子の青春』を観に行ってきました。

 

「劇団キンダースペース」は、1985年、オリジナル演劇の製作と上演という目的をもって、代表の原田一樹を中心に結成されました。創立以来、年間2本から4本のオリジナル創作劇を、製作・上演し続づけています。 

 

会場は、京浜東北線・西川口駅から徒歩2分の「キンダースペースアトリエ」。

 

 


『紙屋悦子の青春』の作者は、松田正隆。

 

声高ではなく、静かに戦争の悲惨さを伝え続けている作品です。

 

原田知世主演による映画『紙屋悦子の青春』は、こちらをご覧下さい


本公演の演出は、原田一樹。


キャストは、林修司、榊原奈緒子、山田都和子、坂本奈都実、関戸滉生、森下高志、小林幸雄、瀬田ひろ美。


榊原さんは、『虹の刺青』  で、山田五十鈴 役を、

 

小林さんは、『ミロンガ』 で、瀬川滋 役を演じています。

 


あらすじ:物語の舞台は、敗戦の色が日ごとに濃くなっていく1945年春の鹿児島。3月10日の東京大空襲で、両親を亡くした紙屋悦子 (山田都和子と坂本奈都実のダブルキャスト) は、お国の勝利を信じて、兄夫婦 (林修司、榊原奈緒子) の元で、慎ましやかに暮らしていました。


悦子は、兄の後輩である海軍少尉・明石 (森下高志) にほのかな恋心を抱いていましたが、兄が見合いの相手として持って来たのが、明石と同期の永与 (関戸滉生) 。


明石は、戦闘機の操縦士。永与は、整備士でした。悦子が、永与との結婚を承諾して間もなく、明石が特攻隊として出撃することが決まり、前日に紙屋家に最後の別れを告げに来ましたが。。。

 


感想:戦争により引き裂かれた淡い恋という、重いテーマのですが、笑いを誘うセリフもあり、1時間40分の上演中、舞台に引き込まれて観ていました。


場面転換はなく、紙屋家の居間で全ての物語が進行していくのですが、他の場所での出来事が目の前に浮かぶかのような演出でした。


『紙屋悦子の青春』の最終上演は、明日(24日)の午後2時からです。詳細は、「劇団キンダースペース」のHP をご覧ください。

 

 

==「演劇」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e1e335843a7bf9f47fc197f5958cfbd8

1~25幕 省略

26幕 2015/11/16『「しあわせのタネ」再演』 座・高円寺 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/86251dae5fcd08d81adc691cac61a418

27幕 2015/12/18『昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.4』 築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/84f5adacca9ecd679af51a7eca4c24a6

28幕 2016/4/26 『第1回 三遊亭楽天落語会』 大森スポーツセンター http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/06d7f6e8f98331f140be87b5b19de47f

29幕 2016/5/25 『林家たい平独演会』 文京シビック小ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c46e3fb0200271df9dcb486f7625d06a

30幕 2016/6/30 『東洋大学で落語の公演』 井上円了ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/51d7ee6a2c3722cddbb8666e61c3dac0

31幕 2016/8/22 『ミュージカル「シンデレラ」2016』 川崎ノクティホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d5725602225b22c88e0de871e8be077f

32幕 2016/9/13 『劇団匂組「虹の刺青」』 東池袋アートスペースサンライズホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/20ad8e45dbba429bfe5c71e5ce30e8cb

33幕 2016/10/1 『Only Stupid They』学芸大学千本桜ホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/edc5e6c3b2bd1c5a56607e92366ce244

34幕 2017/1/8  『昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.6』 築地本願寺ブディストホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2a757e16f39d3c224b8fc9c4f31bfdf7

35幕 2017/2/19 『第二回 楽天・らっ好二人会』お江戸両国亭 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c84629280229cb0ab5b26e153d274eeb

36幕 2017/5/8  『ミュージカル「白雪姫 2017』川崎ノクティホール http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b69d191f26dee9e518178c1d9332b03d

37幕 2017/7/22 『Faber&Ludens 「家族のSHIN話」』 荻窪小劇場 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6a58c84cd654364c3280273926bd30f5

38幕 2017/10/1 『劇団匂組「ミロンガ」』SPACE梟門 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1577d024734ec57a1090c651011b1f09

39幕 2018/1/11 『三遊亭楽天 初笑い落語会』Brighton Studio Daikanyama http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/256841631762d6a3926a023363e684cd

40幕 2018/4/18 『上手に伝えられなくて』花まる学習会王子小劇場 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68d832a7cfb6aba04325b06121e6ab44


 

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スポーツ No.138 『W杯日本 白星スタート』

2018年06月21日 | スポーツ

隊長が体験や観戦した「スポーツ」を紹介するシリーズの第138回は、『W杯日本 白星スタート』をお送りします。


ワールドカップ(W杯) ロシア大会、日本代表は6月19日、1次リーグH組初戦でコロンビアと対戦し、2-1で競り勝ちました。


日本は、ベスト16入りした2010年南アフリカ大会以来となる2大会ぶりの白星スタートです。


前半3分に大迫勇也が放ったシュートのこぼれ球に、香川真司がダイレクトで合わせると、慌てた相手DFが右手で止めてハンドの反則で退場。これで得たPKを、香川がゴール中央に冷静に決めました。


1-1の同点で迎えた後半28分には、大迫が決勝ゴールを決め、日本を勝利に導きました。


この試合が始まるまでは、日本での盛り上がりに欠けていましたが、これで一気に日本列島が“W杯フィーバー”状態です。


隊長自身も、前回大会では、直前にブラジルを訪れていた⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6ebf2f6cc892ae58d6621e7ec9ee293c こともあり、大いに関心を持っていましたが、今回は、ハリルホジッチ監督解任劇などもあり、正直冷めていました。


日本の勝利で、隊長も急にW杯に興味を覚え、昨晩もポルトガル vs モロッコ戦の中継を観て、C・ロナルドの活躍に興奮してしまいました。


24日(日本時間25日)に行われる、日本 vs セネガルの第2戦が待ち遠しくなってきました。


尚、「隊長のブログ」では、これまでサッカーに関する記事を23本アップしています。


詳細は、こちらをご覧下さい⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d8abb12854d8b4a990305d7c584ee5b1

 


===「スポーツ」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/6f101d6b0ec3426d0116ade60659fbd5

No.1~125 省略

No.126 2018/1/31  『栃ノ心 初優勝おめでとう!』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6f6796d2d6df1980fd5be2a04e183c0b

No.127 2018/2/10  『平昌オリンピック開幕』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e68b227989c12ca3fa1e841960e6dc8c

No.128 2018/2/15  『スマイルジャパン 五輪初勝利』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/244ce7b0d529bffff69cf3b9226477b2

No.129 2018/2/19  『羽生結弦、小平奈緒、金メダル獲得』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/878ba8b30d00bb09d19d57f60e75f122

No.130 2018/2/23  『パシュート女子 金メダル獲得』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d53ec130f47d0856d02bb74168cc50ec

No.131 2018/2/28  『平昌オリンピック閉幕』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4b05cb1bf37a097fdb8d519f5ed8ae6d

No.132 2018/3/12  『平成30年春場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cccfccd08dfb76911c6ce4060fc0fe01

No.133 2018/3/19  『Jリーグ入場券 93~94年』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5561aadc46ccc874b7ed993a129c0bb2

No.134 2018/3/26  『鶴竜 八場所ぶり四度目の優勝』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a8663716cf167877af9d24395bd7eda6

No.135 2018/4/11  『Jリーグ入場券 00~01年』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/25ca266db8914afb7cb3ea83bdd46d8d

No.136 2018/5/13  『平成30年夏場所の注目力士は』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5ba3a6a91ceeace2f2e65ea8a6b6c5c4

No.137 2018/5/30 『鶴竜初の連覇』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ec9c8190691abf8e754478d3f214783

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上海城市新聞 Vol.28 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その13:最終回)

2018年06月20日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.28『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』(その12)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5d74f79cc09009927b8c942fce906825


旅の最終日、12時45分頃に武漢地下鉄2号線終点の「天河机场站(空港駅)」に到着。駅は、「空港総合交通センター」の地下にあり、ホームからエスカレーター、エレベーターで2Fに上がると、第3ターミナルビル(T3)への渡り廊下で、スムースに移動出来ます。


エレベーターで4Fに上がれば、そこは国際線・国内線共用の出発ロビーです。


迷わずに、春秋航空日本(以下“IJ”と表記)のチェックインカウンターにたどり着くことが出来ました。


ここでも、成田のIJカウンターと同じ様に、「団体客」の列の方が「個人客」の列より短かったです。行きの機内でもそうでしたが、どう考えても団体客の人数の方が多いのに、カウンター前の列が短いとは。。。


しれっと、団体の列に並ぶと、係員が中国語で「個人は、あちらの列に並んで下さい」と言います。英語で、「中国語解らない」と答えると、その係員、英語が喋れないのか、黙ってしまいました。騙して、ごめんなさい。


地下鉄で空港に到着してから、15分後にはチェックインが終了。登机牌(Boarding Pass)を見ると、チュックイン業務は、IJが「湖北空港地面服務有限公司」に業務委託しているようです。


登机時間(Boarding Time)は、14時40分。まだ1時間半以上あるので、出発ロビーから車寄せに出てみました。T3、全長がかなりあります。写真を撮り忘れたのですが、後方の奥で、国内線専用の第2ターミナルと連接しています


2011年11月に初めてこの空港に降り立った時は、第1ターミナル(T1)が、国際線専用でした⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57e90337684983234433748efc37de73


そのT1、チャーター便専用ターミナルに改築予定だそうです。


13時半頃に安全検査場に入りました。

最初は、税関検査。ここで、手荷物のX線検査がありました。次に出国審査。そして、安全検査。ここでも、手荷物のX線検査あり。最初のX線検査は、税関専用だったのですね。ここまでの所要時間 15分でした。


330搭乗口近くは、人がまばらです。電光掲示板の国際線発着案内を見ると、午後1時半~8時半の間の国際線出発は、バンコック行きが2便、マカオが1便、フランクフルト 1便、ドバイ 1便、仁川 1便、台北 1便、それに成田 1便の計8便しかありません。


待合スペースには、携帯電話充電コンセントもあり、広々として、清潔で、快適です。


既に、隊長の乗るIJ1012便が駐機していました。


14時40分頃に搭乗開始。周りを見渡すと、日本人ビジマンが3~4人ほど。日本人の観光客は隊長一人のみ。一方、中国人乗客のほどんどが、日本への観光客のようです。


行きに、飛行機を降りてから、信陽でも武漢でも日本人には一人も会いませんでした。信陽はまだしも、武漢には日系企業も多いのに、日本人を見かけなかったのは意外でした。


IJはLCCなのですが、事前に1列目のコンフォートシートの座席指定をしていたので、足元はゆったりとしています。


IJ1012便のCAさんは、6人で全員日本人女性。チーフパーサー以外、年齢も若そうです。席に座るやいなや、チーフが来て、隊長の名前を呼びながら事前予約の「小春弁当」を何時に持って来たら良いか尋ねます。気分の良いサービスです。


窓から横を見ると中国南方航空が駐機していました。


定刻の15時10分に“プッシュバック”。CAさんの機内安全デモンストレーション中に流れるアナウンスは、日本語と中国語で、英語はありませんでした。


15時25分頃に満席IJ1012便は、武漢天河国際飛行場を離陸。


離陸して20分後には、隊長の席に「小春弁当」(2,300円)と、追加でオーダーした福島の日本酒「栄川(えいせん)」(500円)が運ばれてきました。飲み終えた枡(ます)は、CAさんに頼むと洗ってくれて土産として持ち帰ることが出来ます。


食事を終え、窓の外を眺めると、綺麗な雲海が広がっていました。


19時45分頃に成田空港へ着陸。定刻より10分早い19時50分頃に駐機。最前列の席だったので、真っ先にターミナルビルへの移動バスに乗り込むことが出来ました。


こうして、「春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間」の旅は、終わりました。


初めてLCCを利用した海外旅行でしたが、座席指定とか弁当を事前注文したりとかオプション料金がかかったとはいえ、往復 48,640円の運賃は、昨年5月の南京旅行⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8e285ce7b3b208dfe45bf66f38856473 の34,790円と比べると高いと思いました。


ただ、IJのサービスには満足したので、今後もLCCでの海外旅行はありですね。


* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17.5円)は2018年5月現在のものです *


 

===「上海城市新聞」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/e4fee696c4bcd0d9e4bfd0b78bb8ea42

Vol.1~18 省略

Vol.19 2011/12/1 『武漢・信陽旅遊』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57e90337684983234433748efc37de73

Vol.20 2012/6/1  『中国へ治療に行きました』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/494c5aa33cff3b87de1e1994b099a968

Vol.21 2012/11/19『寝台列車初体験』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f81e886f460a4eb38298bed2ba236c38

Vol.22 2013/4/29 『天の果て、海の果て』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/30906426189153853d807490f3961a15

Vol.23 2013/11/13『10年後の上海』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a8f0655543d140db1c97c6d26911e271

Vol.24 2014/10/16『3年ぶりの武漢旅行はトラブル続出』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/58c6e5d6aaa6a7309857c2a23fa7a904

番外編 2015/3/30 『盧浦大橋』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/43455ea9608d983267f4495045057f1c

Vol.25 2015/6/13 『洛陽・龍門石窟』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9ebde5440894a39cdeb10d30af1bda71

番外編 2015/8/10 『今は無き ROJAM DISCO』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e47f2f7d077cab1bef1fb0dcc7c5d4d3

Vol.26 2016/5/19 『初夏の鄭州旅遊』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2c19ace1fa5a4aa572f356ce69c67eb

Vol.27 2017/5/17 『10年ぶりの南京』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8e285ce7b3b208dfe45bf66f38856473

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上海城市新聞 Vol.28 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その12)

2018年06月19日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.28『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』(その11)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9c9a9414133b821ce087b34552c00565

 

【7日目:5月19日(土)】 武漢から春秋航空直行便で帰国


旅の最終日は、朝8時に宿泊先の「武漢五月花大酒店(英文名:Mayflowers Hotel Wuhan)」2Fにあるレストランで、朝食を取ります。


このホテル、3Fに「丸美自助(セルフサービス)料理」という日本料理屋があるのに、滞在中の4日間、日本人と一人も逢いませんでした。


さらに、米国のベストウェスタン系列の5つ星ホテルなのに、欧米人を一人も見かけないと思っていたら、最後の朝食時に二人の欧米系の外国人をレストランで見ました。


朝食後、ホテル前の“武珞路(Wu Luo Lu)”を挟んで反対側にある「傅家坡(Fu Jia Po)汽車客運站(駅)」を見に行くことにしました。


「傅家坡汽車客運站」は、ホテルのある武昌地区では最大の長距離バスターミナルです。


6年半前に初めて訪れた時は、長距離バスの乗降客で賑わっていましたが、武漢を発着する高鉄(高速鉄道)網が整備された現在の様子を調べに行きました。


片側5車線の“武珞路” の向こう側に行くのには、地下道を通らなければ行けません。


昔は、地下道を通る人が溢れかえっていたのに、今は閑散としています。


ガラス張りで綺麗になった地下道入口の側には、シェア自転車のスタンドが出来ていました。


薄暗く空気も悪い地下道には、多くの物売りや物乞いがいて、苦労して通り抜けていましたが、一人も見かけません。


「傅家坡汽車客運站」の外観は、6年半前と殆ど変わっていませんが、行き先が書かれたボードを持ち、大声で呼び込みをする無許可営業車の“黒車” の客引きが横行していたのですが、今では数人しかいません。


長距離バスの乗降客が減ったので、彼らも仕事にあぶれてしまったのでしょうね。


以前は、売店だった場所に、ファーストフードの店が三軒並んでいます。


人でごった返していた待合室も、閑古鳥が鳴いています。


バスの発着所兼駐車場の台数も減っています。


地下道を通って、ホテルに戻ろうとしたら、“武珞路”を珍しいトロリーバスが通り過ぎて行きました。


次のシャッターチャンスを狙って15分待ちましたが、トロリーバスは現れず、普通のバスの写真しか撮れませんでした。


11時15分頃にチェックアウトし、地下鉄「中南路站」に向かいます。


11時35分頃に、地下鉄2号線に乗車。路線図上の赤で囲った「天河机场(空港)」まで乗車します。駅間距離は、約32km。運賃は、6元(約105円)です。


「汉(漢)口火車站」を過ぎると車内は空いてきたので写真を一枚。混雑している時には撮れなかった車内をお見せしたかったのは、手すりと座席の端のピンク色です。


武漢の地下鉄は、現在7路線が運行されているのですが、外観は似たような車両で、何号線なのか区別がつきづらいです。見分ける方法は、2号線のシンボルカラーがピンクという具合に、車内と車体の横に一本ある路線のシンボルカラーだけ。


1時間10分後の12時45分頃に終点の「天河机场(空港)站」に到着。


時間がかかったのは、最初に乗ったのが、途中駅の「金銀潭駅」止まりだったので、後続の地下鉄に乗り換えたためです。


★続きは 『春秋航空直行便で行く武漢・信陽7日間』 (その13:最終回)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート(1元≒17.5円)は2018年5月現在のものです *

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