tak147

LICHT+(リヒトプラス)で出走しています。
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P山(20070204)

2007年02月06日 | トレイルライディング
只今何位でしょうか?

こっちの記事の続きです。

前日に7本(内2本は断念)の倒木処理を試みて、通常のトレイルライディングでは発生しない疲労を残したまま目覚めた2007年2月4日の朝。やはりMTBをセッティングしトレイルライドの準備をしている僕がいた。

昨日試して好印象だった「山頂ホットコーヒー」、今日もコーヒーメーカーに500ccの水を入れてセッティング。
それを関西シクロクロスの3位の賞品のステンレス真空ボトルに入れて背中のポケットに入れて走る。今日はエネルギー補給も兼ねて砂糖を入れてみた。

前日同様、9時ごろ駐車場に到着し、スカルペルをアルファから降ろす。
今日もコンクリ舗装の隣のトレイルを上る。前日よりもタイヤの空気圧を少し落として2.2気圧、ずいぶん上りやすくなったけど今朝は小雨が降っていてその分滑りやすくなっていた。

左端のラインは

ここまで上ることができた。ここ以外でもこの日は難所をクリアできる確率が高かった。工夫したのは“軽すぎないギア”。
今まで急坂はインナー×ローかセカンド(22×34tor30t)を使うことが多かったけど、この日はリアをサードから4th(26or23t)を使ってみた。
短めの急坂ならこのくらいのギアで勢いを殺さないようにしたほうがいいようだ。(一体何年MTB乗っているんだろう・・・)
課題は最後の丸太・・・。

山頂までにすれ違ったハイカーさんは4人、そして2人ほど追い越した。
そして標高が600m程度(僕の感なのでテキトー)になったであろうころからは霧雨が雪に変わった。山頂の気温も前日より暖かいかと思いきや1℃だったので前日より1℃低い。
とりあえずおにぎりとコーヒーで休憩して釈迦岳へと向かう。
S岳を過ぎ、O杉四差路から勢い良くK尾根へと上り返した瞬間フロントは木の根の上をツルンと滑って行った。僕はとっさにシューズから外したペダルで脛を打ちその場に座り込む。
アイウェアを外し、今日もウズクマルボク・・・。

痛みも治まり、尾根をピークへ向けて上っていく。
少し重めのギアを織り交ぜ、前日よりも軽快に上り、倒木では降車して跨ぐ・・・夏場からず~っと倒れたままの木・・・もしかしたら・・・やはり腐り始めていて引っこ抜くことができた!
これで尾根の乗車率向上かなぁ?
そして気分良くピークを越えて快調に下り始めると「今日はアイウェアの調子もいいなぁ、全く曇らない・・・」そうアイウェアは転倒したO杉に置き忘れていた。
仕方が無いので、向きを変え、下って引き返して再び上ってきた。
再び快調に下り始める。

昨日断念した倒木はこんな感じ。

これは除去不可能なので諦めたけど、次回は折りたたみの鋸でも持って来ようかなぁ。トレイルを塞いでいる倒木くらい切ってもいいかな・・・。

次に現れたのがこんな倒木。

前日もそうだったようにチェーンリングが干渉するかしないかのギリギリの高さ。
うまく飛べば楽しく失敗すればギア板が曲がる。
僕は・・・歩きました。
そして今日は除去しようと試みる。
まずは引っ張る、全力で引っ張る・・・無理。
次に反対側に向けて起こす、一度元の直立状態に戻して、さらに反対側に倒してみる。すると折れるように根っこから抜けたのでトレイルから除去成功。


今日も2本の倒木を取り除いてしまった・・・これで今後よっぽどの嵐が来ない限りは快適なライディング環境ができた。

ということで気分良く下っていたら、尾根コース最後の急坂、つまりは前日丸太を除去した場所まであと少しのところで悲劇は起きた。
小さな枝を前輪が巻き上げた。それはよくあることなんだけど、スポークも折れることなく進むが数秒後、突然カラカラという音がしはじめた。
「スポーク折れたか?」と思い停車すると、スポークは無事な代わりに、フライトデッキ(シマノのスピードメーター)の発信機(フロントフォークからハンドルのコンピュータに電波を飛ばす部分)が無い。

どうやら枝が襲い掛かったのはスポークではなく発信機に対してだった。

一応枝を巻きあげた場所まで戻ってみたけど見つからず、諦めて駐車場に戻ることにした。
この日もトレイルメンテに時間を使ったので尾根を下った後は最短ルートで駐車場に戻った。

そしてスカルペルは当分乗れないことも決定。
その理由は、フロントブレーキ故障(リアと同じく無償交換の対象ならいいけど)で止まらなくなり、リアサスは作動時にエア漏れを起こす、フライトデッキは部品の予備が家に転がっていることを期待、そして前日チェーンが切れて短いままなのでアウター×ローは使用するとリアメカが壊れること確実(元々シフトミス以外で使わない組み合わせだけど)。

さぁ、当分はドロップハンドルのF400にトレイル向けのタイヤを履かせて乗るか、それともロードで脚力を養成するか・・・。

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