TAKA's ROOM [JORDAN BRAND&NIKE T-HAC CENTER]

Room to introduce JORDAN&NIKE SNKRS.

AIR JORDAN Ⅲ RETRO “TRUE BLUE”(White×True blue)

2009-08-27 00:00:00 | ARCHIVE

 ティンカー・ハットフィールドが初めてデザインしたAIR JORDANとして有名なAIR JORDAN Ⅲ。

 2001年、マイケル・ジョーダンが2度目のNBA引退の後、ワシントン・ウィザーズで電撃復帰し、同時期にレトロシリーズで発売されていたAIR JORDAN Ⅲのウィザーズカラー。ウィザーズカラーとして発売してはないものの、ジョーダン本人がNBAのゲームにて好んで着用し、ウィザーズのイメージカラーのブルーを連想させる事から、こう呼ばれる様になった。

 1987年、それまでAIR JORDANのデザインを手掛けてきたピーター・ムーアがNIKEを離れる事になり、新たなデザイナーとして召集されたのが、後世に数々の名作を生み出したティンカー・ハットフィールド。ハットフィールドはそれまでに、初めてヴィジブル・エアを搭載したAIR MAX Ⅰや初のクロストレーニングシューズAIR TRAINER Ⅰなどをデザインしていた。

  
 デザイナーを任されたハットフィールドはAIR JORDANの新たな方向性を見出す為にジャンプマンロゴを考案し、AIR MAX Ⅰで好評を博していたヴィジブル・エアを初めてAIR JORDANに採用する。

 デザインはⅡの流れを汲み取り、シンプルかつ最先端の技術を組み込み、そこにエレファントスキンをアクセントとして使用している。ホワイトシュリンクレザーにエレファントスキンとチームカラーの“TRUE BLUE”をバランス良くデザインした美しいシューズに仕上がっている。
 
 ジョーダンはこのモデルを着用していたNBA87-88シーズンにシーズンMVP、スラムダンクコンテストを受賞し、NBAの真のスターへと駆け上がっていった。

 また、現在は自身のシグネチャーシューズを持つコービー・ブライアントもジョーダン最後のオールスターとなった02-03アトランタオールスターにてこのカラーを着用していた。理由はそのシーズン限りで引退するジョーダンに敬意を示す為。

 発売と同時に完売した超レアシューズ。現在見つける事は非常に困難で、見つけるにしても相当なプレミアプライスを覚悟しておかなければならない。