第96回夏の高校野球千葉大会 ベスト8で揃う 国分高校が公立の砦守る

第96回夏の高校野球千葉大会は5回戦の8試合が行われ、ベスト8が出揃いました。シード校同士の対戦となる5回戦、そのとおりになったのはAシードの東海大浦安とCシードの習志野の試合のみ。ベスト8はAシードの東海大浦安、専大松戸、Bシードの東海大望洋、Cシードの木更津総合、流通経済大柏、柏日体、ノーシードの中央学院、国分の8校。中でも大接戦だったのは、Aシードの千葉経済大付属に挑んだ国分との試合。千葉経済大附は初回3塁打と本塁打であさり2点を先取、これはコールドゲームになるのかと思いきや、いつでも打てると陥りやすい恐ろしい野球のパターンで、その後、国分の2年生の山本投手のスライダーを打ちあぐね、得点できず、逆に8回に一挙に6点を奪われ、瀬戸際に追い込まれた。しかしシード校の強さを発揮して9回には同点に追いつき延長戦へ、ここで千葉テレビの放送が終わってしまったので、わからないが結果延長12回13対9で国分が勝利しました。千葉経済大が勝つと、史上初めて、公立高校が1校もベスト8に残らないと言う事態になるところ、国分高校が初のベスト8と言う快挙を達成して防いでくれました。ほかの顔ぶれを見ればここ2,3年すべての高校がベスト8に進出している強豪ぞろいで、どこが優勝してもおかしくない混戦千葉です。