8月15日(水)「終戦記念の日」となる昨日、と本日(16日)は休暇をとっていますが、天気予報では曇りのため、遠出をすることもなく、加古川市内のプールに出かけました。
その入り口に一際大きな石造があり、何かと思いきや「肥料主」の文字。何処かで見たことがあると直感、まさに昨日の神戸新聞朝刊『古きをたずねて(東播の産業遺産)』コーナーで掲載されていた肥料メーカー多木化学創業者で、日本で初めて人造肥料を開発した多木久米次郎氏の功績をたたえての石造でした。
新聞記事によると、元来この石造の上には創業者多木久米次郎氏の銅像があったが、戦争時の金属供出で姿を消したとのこと。現在私達が平和に暮す同じ地がかつては戦争の世界であり、その痕跡は今も残っています。
戦争は絶対にあってはいけないとは思いますが、昨今の尖閣諸島や竹島での出来事を見ていると、日本政府の今の対応には疑問を感じざるを得ません。
当事者にならないと認識できない現実があるとすればそれは何なんでしょうか?
温故知新、歴史に学び未来を創ることは大切ですが、今の現実に毅然とした態度を示すことはその時その時の一瞬の勝負、「後ほどゆっくり」では機を逸してしまい、形成を逆転することが難しくなります。
この”瞬時の意思表明”は、非常に大切で、日頃から強く意識し癖をつけておかないと大体の場合が「そう思って言おうと思ったが、、、(結局言わないで後悔する)」となります。(この事を昨今は強く感じています。)
そう言いながら、我が親父の口癖が「喋る前に口の中で3回言って間違っていないか確認せよ」とのこと。
生きていく上での術は色々ありますが、人に期待しても人は変わらないのが現実。先ず自分に期待し自分を変え、周囲を変えたいですね。