高砂市議会12月定例会が17日(木)で終了しました。今回の議案の中で最も注目すべきは、工楽松右衛門はん布の織職人を高砂市として育て、地場産業にしていこうと試みることではないでしょうか?
設定期間は3年。地方創生として国から頂ける予算は10,100(千円)。織機を買い、講師を招き、アルバイトを雇いながらその織職人を育てます。本当そんなことが出来るのか?確信の持てないところはありますが、決めたからには成功する様に全力を注がなければなりません。
このことを通じて思ったのは、これまでは、行政の方々は公務員という立場で、積極的に「やりたい」ということは表明しないで良かったものが、今の日本では「地方創生」という形で自分のまちの魅力を積極的に発信していかないと、益々人口が流出してしまう時代であり、自分の市のことを考えれば考える程、”出る杭”になる位の覚悟で公務員の仕事を考えていかないといけないいう時代になったということです。
それでも保身だけを考えれば、生涯安定した地位を得られている公務員という立場で、わざわざ批判の矢面に立つこういった提案等しなくても済む中を積極的に提案されたことが凄いことと感じています。
昨日承認された補正予算にてこの試みがスタートし、早速昨日から1月8日締め切りで公募中です。
「地場産業人材育成事業支援事業補助金」←ここをクリックで詳細が見れます。
まだ何処で誰がこの事業を担うのか?は決まっていませんがこの”出る杭”がしっかりとした杭になることを祈ります。
さあ、年末までに『たかお治久後援会報(NO.18)』の作成と挨拶まわりをしっかりとやらないといけません。皆様寒くなってきましたので、風邪をひかないようしっかり気をつけてお過ごしください。
では、おやすみなさい。