たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

雨漏れはH28年から?!

2020-06-22 22:22:17 | 高砂の施設

  6月22日(月)朝会社に出勤後、早々に議会へ。議会では10時から【総務・文教厚生合同常任委員会】に出席。合同にした理由は、高砂市役所新庁舎建設計画の詳細(下記)においては総務常任委員会と文教厚生常任委員会の両方に関係することを確認する必要が生じた為です。

その詳細とは、現在高砂市文化保健センター内で執務している組織や機能(幼児の健康診断等)を新市役所庁舎に移転する計画にあたり、現在の南庁舎で幼児の健康診断等を行う予定であるとの計画案に対し、「子ども連れの市民に駐車場から横断歩道を渡らせる事の危険性を考慮した場合、到底承服できない」との意見が多数だされ、計画内容の審議のための合同委員会となりました。(結論は持ち越し)

その後は合同を解かれ、午後1時半から単独で開催となった【文教厚生常任委員会】に出席。

市民病院事業では医師3名が退職する事(27名から24名になる)や新型コロナウイルスの事でお客様が激減している直近の状況が報告されました。

また、教育部では、鹿島中学校体育館の雨漏れ修理予算が計上されたのですが、委員からの「いつから雨漏れはしていたのか?」の質問に「平成28年から酷くなった」と。(先日の現場視察時の様子↓)

思わず私は「何故平成28年からの雨漏れ修理が今年度なのか?」と。その答えは「毎年申請はしていたが全庁的予算査定で却下されていた」との事。

雨漏れのする体育館で3年間を過ごした生徒がいる事に驚きと情けなさを強く感じました。

この事案以外にも、多くの施設で老朽化による緊急修繕が押し寄せてきており、適切な計画的保全とは言い難い状態で、色々な公共施設に歪(ひずみ)が生じてきています。

これまでも私は『公共施設等総合管理計画』の確実な実行を求めてきましたが、この確実な実行だけでは財政運営と適切な市民サービスは両立しないのではないかと強く思うに至りました。

ではどうするべきか、計画より前倒しで、思い切ってばっさりと色々な施設を削減し、残された施設は良好な物にした方が良い様に思います。

俯瞰的見直しを迫る事も私の使命の様に感じた今日の委員会審議となりました。

明日も午前10時から委員会審査です。

 


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