11月22日(金)、宿泊先の久留米市内のホテルを出発し西鉄にて移動、柳川市に向かいました。目的は狭あい道路対策。即ち、狭くて進入しにくかったり、溝が整備されていない道路を如何に広くしたり安全確保したりするかを住民に協力を得ながら実現していくことということ。
[柳川市は北原白秋氏の生誕地なんですね。知らないことだらけの自分、一つでも多く吸収し教養を高めないといけないと思う私です]
柳川市は、この目的の為に要綱をつくり、出来るだけ市民に該当土地については寄付をして頂くことで、道路整備や拡幅の実現を図ろうとしています。
また同市は、立花藩の城下町として栄えた歴史を有することから、一部の地域では老朽化住宅が密集するし狭あい道路が大半を占める街となるなど、高砂市が抱えるかつての繁栄が現代の道のサイズと合わなくなっているという状況において一致していました。
柳川市はこの対策として平成11年から平成27年を終了期間として住宅市街地総合整備計画事業を展開し、特定の地域(11.4ヘクタール)については一気に道路整備を実施中だそうです。本件、いつか、高砂も実施しないといけない時が来るかもしれません。
2日間の九州、久留米市・柳川市の視察を終え、また新しい知見を身につけた様に思います。
かつての繁栄が街をつくり、時代と共に古いスタイル、サイズとなっていく。これはやむを得ないことではありますが、出来る限り先を見た町のグランドデザインをイメージし、無駄のない街づくりをしたいものです。