向島の公園内の先週末の草の茂った状況。昨日の一般質問で取り上げた公園の維持管理の内の1つ、除草について。こんな状況でも行政当局は「除草は年2回の契約ですから」と今後も何もしないままかも知れません。
高砂市は、公園管理を公益財団法人施設利用振興財団(公務員さんが何人もお勤めの財団)に委託(契約)をしています。その為、その財団は契約の「除草は年2回」の料金しか貰っていないと考えるだろうし、市は「これ以上お金はかけられない現実があり、管理は財団に委託しているし、、、仕方ないな」と。悲しいのはこんな形で色々な公園の維持管理があるのかを誰も自分のこととして捉えていない(様に私には感じる)現実です。
概要:一般質問で公園管理のあり方を問いました。何処まで改善して頂けるものか、継続して確認していきたいと思います。
解説)6月18日(木)、朝は直接議会へ行き、9時~【代表者会】、9時半~【議会運営委員会】、そして10時~15時までが【本会議(一般質問)】という形になりました。
昨日【代表者会】が開かれた理由は、本会議に提案されている議案の内、「今市生石準幹線道路(高砂市総合体育館横を流れる法華山谷川左岸側道の工事]において、平成8年頃実施した工事箇所について、今般その工事箇所の一部が民間の地に入っていた」という話に対し、質疑では「何故そうなったのか?当時の資料は無いのか?」の質問に「探したが見当たらなく、資料はない」と答弁していたが、「出てきました」との話。
厚さ30㎝はあろうかと思う写真入り分厚い資料を見ても、結局民間地に入ってしまっている理由は不明でしが、実にお粗末な話を言わざるを得ません。
さて、昨日は私自身が一般質問を行い、「これからの公園のあり方」で質問をしました。そもそもが造って終わり、メンテナンスは最低限で、といった公共施設の管理では、地方自治体間で人を取り合う人口増加策の競走がおこなわれる時代にあって、負け組になってしまう可能性があります。
全ての公共施設で「造っては終わり」では駄目でどう心をこめて維持管理をし、来て頂いた人に満足を提供できるかを競っている時代であり、小野市立のひまわりの丘公園では、維持管理をする公益財団法人の方が、公園に毎日いくつかのパラソルとベンチ、椅子を朝セットし、夕刻に撤去するというサービスを提供しています。
公園の除草や維持管理には毎月誰が何をチェックしたか、スーパーやお店のトイレでは掃除した時間や人が記載されているチェックシートが掲示してある様に、公園管理についても、誰が掃除し、誰がチェックしたか掲示してはどうか?と提案させて頂きました。
40分かけて、公園の維持管理のやりとりをしましたが、除草されていない現状の責任は誰にあるのか?質問を終えてから、こう聞けば良かった、ああしておけば良かった、と後悔が出てきます。
一般質問で何処まで理解し、よりよい公園にすべく意識を変えてくれるのかわかりませんが、私たちとしては期待するしかありません。
さあ、金曜日です。本日~小会議室での委員会が始まります。しっかりきっちり取り組んでいきたいと思います。