つわぶきの庭

~明日の元気のために~
 写真と拙詠で綴ります
 (脳トレになればと・・・)
   

~~★彡≪令和初・第回21回・NHK全国短歌大会・・≫★彡~~

2020年02月19日 | 短歌
~~★≪1/25日 於・ nhkホール≫★~~

~~≪エンディング画像(前列・入選者後は選者ら・・)≫~~

~~≪今日の一首≫~~

~~★彡【選評に 心惹かれて熱くなる
                 ホールに満ちる 短歌への愛】★~つわぶき~


~~★全国の短歌愛好家からの 優れた作品を紹介する「NHK全国短歌大会」
     応募総数=一般の部と中学生以下の部合わせ3万3000首余
      ・題詠「大」と自由題あわせて、全国から18867首が寄せられた・・

     ~・・≪ 特選に選ばれた短歌≫・・~

~~★【短歌が大賞・一般の部3首】★~~
①東京都の吉田久枝さん(70)
  「農大生の友と歩けば土手に咲く花は次々名をもらひたり」
    東京農業大学の聴講生の友人と散歩した際に 草花が次々と
       名前を呼ばれた様を詠む・・ 新鮮さと喜びを
           とらえた生き生きとした景色が評価・・

②東京都の大山園枝さん(59)
 「ちちのみの父のちからの名残なる砥石(といし)のくぼみに指をふれたり」
   亡くなった父の役目であった包丁研ぎ・・砥石にくぼみがあるのに
      気付き詠んだもので、父の生きた証しと静かな寂しさも
         引き寄せていると評価・・

③新潟県の滝沢三枝子さん(73)
「雨の日は紙の匂ひが深まれり湖底のやうな小さき(ちさき)古書店」は
   東京・浅草で立ち寄った古書店での様子=独特なにおいをとらえ
     「湖底のやうな」の比喩が評価・・

永田先生弁・・「歌で自分の言いたいことを全部言ってしまったらだめ」と、
  自分の言いたいことは 相手にそっと歌を渡して、向こうが
    受け取ってくれる 自分一人で歌を作ろうと思うのは大間違いで
      歌というのは 自分と読者の間にしか成立しないもの。
        読者が受け取るぶんまで「言い過ぎない」事・・でした。

~~-~~次回、第22回の題詠は「生」~~-~~




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