介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

体裁のよい謙虚さ

2023-02-27 08:03:07 | 武久の視線


よくケア職の模範的な言葉として使われるフレーズ
「私たちは患者さんや利用者さんに教わることが多いのです」

確かに虐待や幼児扱い、タメ口などのケアよりはずっとましなのだが
人生の大先輩に教わるとか教えて頂くとかにも何かしらの違和感を抱く

患者とか利用者は病気や要介護の身の上で必死、懸命に生きている
がしかし、それは誰の為でもなく、ましてや他人に教える為でもない

ケアする側、ケアを受ける側、、、そんな関わりの中で
支え、支えられ共感したり、共に生きていることを感じたり

謙虚になることもない崇拝することもない、ただただ人生の一部を共に生きる感覚



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