介護リフトがくれた僕の地域社会での存在
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四肢麻痺の僕と妻との在宅介護生活、ベッドの上で生活を送る僕は
リハビリのかいもあり麻痺しながらも動く左手で普通のPC操作ができた
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ネットでSNSをやった僕は、中途障害者としての視線や詩などを発信していた
全国に友だちができたり共感してもらったり、僕の社会的存在は感じることはできた
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しかし毎日、ベッドわきの窓から見える通学する子どもたちや通勤する車、、、
それらを眺めていて感じていた、置いてけぼり感、、、僕のことを地域では知らない
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地域社会での存在、ベッドの上で生活している僕のことは知らなくて当然
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とにかく地域に出なくては、、、かと言っても小柄な妻が80キロの僕を車いすに
移乗させるのは無理、ケアマネや介護用具リース業者とも相談をして介護リフトを借りる
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介護リフトを使い外出することも増え、地域でやってみたいこともみつけた
それは障害者の僕や車いすを子どもたちに見てもらい、何かを感じてもらうこと
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障害者の僕だから出来ることとして始めた、地域の子どもたちとの触れ合いは
オリジナル紙芝居を作って園への訪問から、社協の協力で行った福祉学習「心の授業」
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コロナを期に引退するまで10年間続けられた地域での活動
これは介護リフトがあったからこそ実現できたこと、これもまた介護リフトのエビデンス。