武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

1776.ポルト・デ・モスの城

2019-07-13 14:16:40 | ポルトガル淡彩スケッチ

2019年7月13日(土曜日)早朝は霧のち曇り時々晴れ。29℃~16℃。降水確率3%-40%。湿度90%(7:57))47%(14:13)。紫外線量7。南西の微風。昨夜遅くに点けた蚊取り線香が起床時には未だ点いていた。トロイアもお城も見えない程の霧。1時間ほどで晴れる。薄い雲の明るい曇り空の一日。

『きょうのニュース』カパリカキャンプ場で火災、一人死亡。国会で保健新法案、カタリーナ・マルティンスBE党首は満足。マングアルデのプジョー・シトロエン工場のストライキは創業以来60年で初めて。マリオ・センテノ経済相は経済基盤の更に強化を訴え。ソマリアの爆撃で26人死亡、50人が怪我。アントニオ・グッテレス国連事務総長はモザンビークのサイクロン被害の学校などを視察。ポルトガルの国境なき医師団はコレラなど予防医療活動。

『昨夜の映画』は

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(Life of Pi)2012年。アメリカの3D冒険映画。127分。監督:アン・リー。脚本:デヴィッド・マギーヤン・マーテルの2001年の小説『パイの物語』を原作。第85回アカデミー賞で11部門ノミネートし、監督賞、作曲賞、撮影賞、視覚効果賞の最多4部門を受賞した。 小説家ヤン・マーテルがインド人の青年パイ・パテルが語る幼少時代を聴きに訪れる。ママジから「話を聞けば神を信じる」と聞いてやって来たのだという。 パイはプールが大好きな父の親友ママジ(「おじ」の意味)からパリの「世界一美しいプール」ピシン・モリトー(Piscine Molitor)と名づけられるが、「プール」の意味のピシンがpissing(おしっこ)と同じ発音でからかわれるようになる。これを避けるために自らニックネームは無理数のパイですと最初の授業で話す。数学の授業では円周率を延々と暗記するほど賢くアピールする。泳ぎや楽器も得意な少年パイだが、宗教の入り交じった南仏のリヴィエラのような街ポンディシェリで育ち、ヒンドゥー教とキリスト教とイスラム教とを同時に信奉するようになる。身分が低い夫と結婚して勘当された植物学者でもある母と父は植物園を営んでいたが、さらに動物園も経営してベンガルトラなど多くの動物を飼っていた。トラとは接するなという父の教えに背いて強く叱責される。 その教訓の日から甘い幻想が消えた。パイの一家は補助金がなくなったなどからの理由で動物園を畳み、新天地を求めて動物とともにカナダに移住を決断。ダンス教室で出会った恋人アナンディとも別れることになる。しかし、乗船した日本の貨物船では母親がベジタリアンだというのに肉汁ライスを出すコック、そして「肉汁は本当は肉の汁ではない」などと余計な口をきく仏教徒の船員に悩まされる。さらに太平洋のマリアナ海溝を北上中に海難事故に遭い、船の沈没とともに全員を失い、16歳の少年パイ(スラージ・シャルマ)が人間では唯一の生存者となる。 彼はライフボートでオランウータン、ハイエナ、シマウマ、トラのリチャード・パーカー(Richard Parker)(人と間違って付けられた名前だった)と過ごすことになる。脚を骨折しているシマウマを襲うハイエナ、それに怒ってハイエナを襲うが逆に倒されるオランウータン。ハイエナはベンガルトラに倒され、トラとパイ少年とで広大な海をさまようことになる。「大海で生き残るために」というボートに必ず搭載してある遭難マニュアルを読んでボートにあった道具で筏をつくり、備え付けの水や食料を少しずつ使っていくが、クジラのために多くを失う。お腹が空いたリチャード・パーカーが魚を採りに降りてボートに上れなくなるが、殺そうと思ったものの、殺せず、一緒の航海が続く。徐々にリチャード・パーカーとはコミュニケーションが取れるようになるが、容易ではない。トビウオの飛来や激しい嵐など多くの偶然が重なるが、遭難信号を出したにもかかわらず近くを航行する船に気づいてもらえず、絶望から死の直前にまで追いやられる。 ボートと筏とでたどりついた島は涅槃仏の形をした楽園であり、水を飲み肉を食べ、いっときの安らぎを得る。みんな同じような動作をするミーアキャットが群生している島であったが、夜になると水が酸性に変り動物を溶かしてしまう恐ろしい人食いの島だった。早々にリチャード・パーカーとともに島を逃げ出し再び海をさまよってメキシコの海岸にたどり着くとトラは振り返りもせずにジャングルへと立ち去ってしまい、少年パイは寂しく感じる。パイは家族など多くを失ったが、「結局生きることは手放すことだ。一番切ないのは別れを言えずに終わることだ」とリチャード・パーカーを「永遠に忘れない」という。 地元の人間に救助され入院した少年のもとに日本の保険調査員が2人、沈没の原因を尋ねにやってくる。トラとの漂流の物語を信じない彼らは「誰もが信じられる真実の話」を要求する。すると、助かったのはコックと仏教徒の船員、パイの母、そしてパイだったという。船員は脚にケガを負っており、食糧があるのにネズミを食べるコックは「船員の脚を切らないと体が腐って死んでしまう」といい、パイと母親は痛がる船員を押さえて、コックが脚を切った。船員は助からずに死に、コックはその脚を魚のエサにした。母が怒ったら脚を食べて、大喧嘩になり、パイにイカダに乗り移るように言ったが、母はコックに刺されて海に落とされ、サメに食われた。怒りに燃えたパイはコックを殺し、たった一人で漂流することとなったという。「母を先に乗せればよかった」と悔やむ。 この話を聞いた小説家はトラ=パイ、ハイエナ=コック、オランウータン=母、シマウマ=船員だと指摘すると、どちらの話でもいいとパイは答える。家族が帰ってきたので、小説家が「ハッピーエンドだ」というと、「そちら次第さ、君の物語だからね」と答える。調査書に目をやると「パテル氏の勇気と忍耐の物語は海上遭難史上類を見ない。これほど長い漂流の末に生還。しかもベンガルトラと共に成し遂げた」と書かれてあった。 (Wikipediaより)

 

 

 

「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1731-

https://blog.goo.ne.jp/takemotohitoshi/e/36acf48c9a63a21fc3b69a9ec13a11e8

 「ポルトガル淡彩スケッチ・サムネイルもくじ」1601-1730

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