美佳先生のひとりごと

1日の出来事、感じた事、生徒さん、スタッフへの想いをつづっています。

これからの目標

2008-11-12 23:21:04 | 愛ランド情報
私はどちらかといえば出たとこ勝負で、計画性なんてどこへやら。
考えながら、やりながら、結果が追いかけてくるというほうでした。
一度2ヶ月ほどお手伝いに入ってもらった子に
「将来の計画は」
「資金繰りは」
なんて聞かれましたが、「まったくなし」と答えていました。
さすがに愛想つかれてすぐにやめられました。
それも去るもの追わず、一緒に楽しくやってくれる子だけてでいいと思いながら、深く考えませんでした。
うちはお金は厳しいかもしれませんが、人間関係と楽しさはどこにも負けないと思っています。

でも来年の4月、愛ランドは小規模作業所から就労継続B型へ移行します。
それに伴い将来の展望をしっかりと考えないといけない時期になりました。
パソコン、パン、就労支援と柱をいくつか作ってきました。
そろそろ自分の考えをまとめたいと思います。

愛ランドで仕事をしたい人のために、パンの製造販売と印刷業務を行います。
能力に合わせて給料を払いますのでできるスタッフなら障がい者でも健常者なみの給料を払います。
また今年から園芸をはじめました、取れたての野菜、花の販売を行います。
パン、印刷、園芸の3つの柱で就労継続を支援します。
それがまず一つ。

そして次は就労をしたい人のために、パソコンでのIT教育。
年間の講習スケジュールとテキストに沿って、学習を行います。
来年の3月には作業棟ができるので、現在の教室とは違う場所で、ゆっくりと教材を進めることができます。
内容はWORD、EXCELはもちろん、PowerPoint、Illustrator、Accessなどを使えるようにし、資格を取得していきます。

次に、雇用支援。
企業に就労したい人のために雇用支援活動を行います。
ハローワークさんと連携し、トライアル雇用ができる企業の改革を行います。

そしてもうひとつは在宅就労支援
愛ランドが行うアウトソーシング業務を在宅で就労していただきます。
在宅就労のためにWEBカメラ、マイクを設置し、常にパソコンで事務所とやりとりができるように支援します。

それと余暇を楽しむために、作業場所を作りますので、そこで愛ランドで販売できるものを制作します。
いろんな才能を持ったスタッフがたくさんいますのでそれも楽しみです。

大体こんなところでしょうか。
いろいろ考えましたがやはりITと障がい者は切り離したくない。
ITは障がい者たちにとって最高の武器になりますし、無限の可能性につながります。
この愛ランドを作ったきっかけはやはり障がい者のパソコン教室なのでその部分は忘れたくないし、私の原点であります。
亡くなったMさんとの約束もあります。
かならず障がい者の子達の「一筋のひかり」になれるように、これからの私の人生のすべてをかけたいと思います。

エイエイオー

かなり  こたえています・・・

2008-11-12 00:01:36 | ささやき
この週末は友人の訃報の知らせでかなりのショックを受けています。
金曜日の訃報の連絡から月曜日の告別式までばたばたでした。

今思い返せば、2年前の国体、私が体育館でビデオ撮影のボランティアをしているといったら、家族で見に来てくれました。
何千人もの人が出入りする中で、他にも会いに来てくれた人はいたけどほとんどが会えずじまい。
そんな中でYさんは、偶然下へ降りたときにばったり廊下で鉢合わせ。
今覚えば運命だったのかも。
それが元気な姿の最後でした。
今年の年賀状、思い返せば帽子を深くかぶり影があった。
異変に気がつき連絡をすればよかったといまさら悔やまれて仕方がありません。

お通夜では20年ぶりに再会する人もありました。
グローリー時代の一番楽しかったときのメンバーが集いました。
みんなで「こんな悲しいときに再会するのではなく、もっと楽しい集まりをしよう」と深く誓い合って別れました。
もちろん幹事は私です、宴会部長ですから。

告別式から1日があけました。
人と話しているとどうってことないのですが、、セミナー中とか一人で一息ついたとき、涙が出てきます。

なぜ連絡を取らなかったのか、つらいときに少しでもそばにいて力になってあげたかった、どんなに仕事が忙しくても飛んでいくのに。
そんなことが次々と頭の中を素通りしていきます。

セミナー中にこんなことになるのはたぶん初めてのことです。
仕事の効率も正直悪いし、こんなことではいけない。
今一度気持ちを引き締めないと・・・