美佳先生のひとりごと

1日の出来事、感じた事、生徒さん、スタッフへの想いをつづっています。

今自分に問う?

2007-07-13 23:43:15 | Weblog
今日障害者の男の子のドラマが放送されました。
最近このようなドラマが非常に多い。
私はこのようなドラマを母親と一緒に見ることができない。
どんな顔をしていいのかわからないからです。
障害児の子どもを持つ親にとってこのようなドラマはどのような形でうつるのか、正直怖くて聞くことができません。

そんなことを考えると私がいまやっていることは本当に正しいのか、ふと不安に感じることがあります。
最近とても忙しく、利用者の人たちと向き合えていないのではないか。
ただ自分の自己満足でしかないのではないか。
本当に皆のためになっているのか、私のやっていることは、役に立っているのか、自分に問いかければ問いかけるほど分からなくなってきた。

パソコン教室をやりながらアウトソーシングの世界に入り、その活動の中で仕事をしたいと思っている障害者の子たちが集まってきた。
彼女たちに技術を習得させ、就労のための支援を行っていますが、本当に一人ひとりと向き合い、一人ひとりが望むことをしてあげているのか、今自分に問いかけています。
自己満足ではないのか、形にしてあげることができるのか、私にそんな力があるのか。

こんなドラマを見ると、私は本当にみんなの気持ちがわかっているのか、理解しているのか、これでいいのか、障害者だけではなくスタッフもそうです。
毎日がとても忙しく、1日の業務をこなすだけで精一杯です。
パンの機材も業務用が購入できないため、何回も回転させて焼いています。
それでもみんな文句一つなく、自分のやるべき立場をきちんとこなしてくれている。
守ってくれている人がいるから、今の自分がある。

来週からほとんど事務所にいることができないぐらい忙しい。
7月末まで過密スケジュールで予定がまったくあいていない。
気持ちの中でまったく余裕がなかった今、このようなドラマを見て、ふと自分の周りを振り返ることができたこと、私に必要な時間だったのだと感謝したい。

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2 コメント

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それで良いのでは (Digger)
2007-07-15 06:58:47
一方の犠牲の上に他方の満足が成り立つのであれば、限られた何かを奪い合う関係。

一方の満足が他方の満足を産むのであれば、次々に産み出していける与え合う関係。

…と考えれば基本的に良い方向だと思います。
少しでも満足があれば大成功だと思いますよ。
世の中、不満だらけの人だらけですから…。
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ありがとう (mika)
2007-07-25 00:13:26
Diggerさんありがとうございます。
時々ね不安に思うこと、これでいいのかと怖くなることがあります。
といっても立ち止まっている暇もなく、投げ出すこともできず、前へ進むしかないのですが。
そんなとき、この思いを誰かに聞いてもらいたくて、こうしてブログに投げかけることがあります。
きっと聞いてもらうことで満足してるんですね。

私は子どもにいつも
「いい親じゃないね、ごめんね」
って言っています。でもその後で
「ママを必要としている人がいるから頑張らないとね」
といって自分を援護もしています。
子どもにとってどう移っているのかは分かりませんが、思いを肌で感じてほしいと願っています。
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