医大生・たきいです。

医大生的独言。

ローディーがまたひとり

2013-09-10 23:59:59 | 医大生的生活

今週の授業はなんだか楽で、先週の実習地獄と対比して波がありすぎ。大学当局に如何なる狙いがあるのかしばし考察しようとは思ったのだが、よくわからない。もっとも、実習地獄が毎日連続とかやられたら流石に体が持たないので、現行の過程にさほど不満もないのだが。というわけで明日は2コマしか授業がないのでいまからニヤニヤしております(笑)。文系のみなさんとかうらやましいな、授業も実習も詰まりすぎてて。どうもこんばんは、医大生・たきいです。


最近、大学ではロードバイクが流行っている。地域医療を支える為にはロードバイクを乗りこなせなければならぬと唱えられて久しいからそれも当然か。地域で車ばかり乗っていれば地域住民との距離というのは部屋に閉じこもっているのと同じ。それは無限遠とも近似できようが、自転車に乗るのならその距離というのはぐっと縮まるのである。平生からコミュニケーションを取れているか否か。これが実に大きい。

例えば。外来に発熱患者が来たとしよう。感染症を想定したとしたならばウイルス性疾患や細菌性疾患を疑うのが通常らしい。ところが、普段からロードバイクで地域を回って朝練でもしていれば、自宅の玄関で大きな荷物を背負う○○さんを見つけて

「あーら、○○さん久しぶり。そんな荷物でどちらへ」
「ちょっと今から空港まで行って熱帯地を巡ってくるものでね」
「それはそれはお気をつけて。それでは」

というやりとりの後にペダルをこぎ出すということも日常茶飯事である。その頃にはビンディングシューズの扱いもお手の物であろう。この場面で立ちごけとかしていたら逆に信用が揺らぐ。さておき、その○○さんがそれからしばらく経ってから外来にお見えになって、「高熱が続いて」とか訴えてきたときに、これはもしや……とマラリアを鑑別診断にあげることができるわけだ。ロードバイクが地域医療を救うと言っても過言ではない。さてさて、せっかくカッコいいことを語ってみたのだから、数日前の医動物学の授業の受け売りだろとツッコんでいる同級生たちは黙っていておいていただきたいものである。


というわけで今日も同級生のお嬢さんがお買い上げになるということで、運び屋さんになってあげた。女の買い物というのは時間がかかるというのは世間の常識であるから、そこまで計算に入れておく筆者が流石。



こっそり店から抜け出して、宇都宮で餃子をいただいてきた。ふふ。でも、これと一緒にビール飲みたかったよトホホ。車だしはツラいよ。

新品ロードバイクを前にしてこの上なくはしゃいでいたその彼女は既に夜になった駐車場でちょっと漕いでみるといった。

「ギア重いままだよねこれ」

と言って初めの一歩を踏み出してロードバイクに乗れなかったその瞬間をすかさず捉えては、ちょっと貸せと新品自転車を奪い跨って、少し進んでギアを落としてやったら

「これほどまで死ねと思ったの初めてかもしれない」

と言われながら殴られた(笑)



しかし楽しそうで何よりでございました。

今からバイトだというこれまた同級生の女の子が通りかかった。

「お前も買えって」

と声をかける。するとすかさず、

「ウチも欲しぃー。ちょっと待ってて、バイト行って稼いでくる。」

という関西人らしい返答(笑)

ローディーも増えてきたから朝練でもして減量計画を試みたい。そのうちみんなで遠出したいね。






(普段使いのママチャリにはメンテナンスという概念を存在させていないためにそろそろ寿命がきそうな気がしている人(笑))






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