久々に新聞でも読むかと思って図書館に行って、ついでにどの教科書買おうかなとふらふらとしていたら同級生の真面目な女の子と出くわして、「お前に図書館に合わないぞ」みたいな目で見られて悲しくなりました(笑)。図書館で一回も会ったことないよねと笑われましたがそろそろ学年的に勉強しなくもないかなと思っているこの頃でございます。医大生・たきいです。
臓器別で細分化された医学は身体的存在としての人間を対象とするが、人間とは社会的存在でもある。医学は主客二元論から導かれたサイエンスとして、対象となる客体が一見すると不完全なもののようにも見えるが、精神医学が社会的存在としての人間をも対象とすることによって、医学は科学となりうるという見方もできるであろう。案外精神科って奥が深い。
精神科は「病みえ」が売っていないという不真面目な学生にとっては緊急事態なのだが、少しは勉強してみるかという気になっているので「標準精神医学」とか「現代臨床精神医学」とかを立ち読みしてみた。不勉強すぎてどっちも意味不明ではあるのだが、ついさっき授業でやった「コンサルテーション・リエゾン精神医学」が書かれているとこを見比べてみた。どうも前者の教科書のほうがまだわかる気がした。
「コンサルテーション・リエゾン精神医学」とは、ずいぶん難しげな名称だが、リエゾンというのは英単語で書いてみればLiaisonで、“あい・らぶ・ゆー”を“あいらびゅー”と言ってみると急に英語らしくなってしまうという高校の英語教師が好きなアレと同じ単語らしい。精神科以外の病棟が主なる舞台なのだという。
「コンサルテーション」の精神科医は火事が起きたら火を消す消防士みたいなもので、「リエゾン」は火事を未然に防ぐ消防管理官みたいなものなのだとか。
ふと思ったのだが、医者がひとりしかいないところって、「火災現場」ではコンサルトのしようもないし、その医者は「消防士」にもならないといけないのかと気が付いたわけで、なんだか目が覚めるような思いをした。
(昼に食べたラーメンの腹持ちがよさ過ぎて感動している人(笑))
↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村