医大生・たきいです。

医大生的独言。

二重窓の秘密

2016-01-04 23:59:34 | 医大生的生活

新年早々、後輩しかいないLINEでボケた発言をしてみたら見事にスベって頭が痛いです。医大生・たきいです。





東北の家屋というのは大抵「二重窓」という構造になっていて、仙台の方の実家もそうなっている。部屋の窓を開けたらまた窓。機密性が高いということなのだろうが、確かに内側の窓を開けてしまうだけでも一気に冷えてくるものだ。「二重窓」が当たり前で万国共通のものと思い込んでいたが、全国的にはそんなことはないらしい。

寮の部屋が寒いのは「二重窓」ではないからだと思っていた。東北ではないからといって冬は冬、寒いものは寒い。暖房をつけても暖まらないとは何事か。ああ「二重窓」よ、いでたまえ。

実は寮も「二重窓」なんじゃないかと、窓に手をやってみた。掌に感じる隙間風。冷え切った上下式のレバーの鍵は妙に可動性が高い。どうしたものかとよく確かめると、然るべき位置に留まっておらず、窓はやや手前で控えていて外界との交通を遮ることはしていない。なるほど確かに、二枚の窓の中央部分は互いに重なり見事に「二重窓」が出来上がっていた。

「二重窓」は機密性が高く須らく暖かい。この命題に反例あり、即ち偽であることがここに示された。この状態で年越ししてたんだろうな、きっと。




(新年の最初の科の先生がゆるめで優しい先生でホッとしている人(笑))