医大生・たきいです。

医大生的独言。

ペンギン歩きの術

2016-01-19 23:59:23 | 医大生的生活

英語力がなさすぎて、“mice”がマウスの複数形というのをたった今知ったわたくしですが、これ書くと普段英語の論文読んでないのバレますね(笑)。しかしこのショック英語力の不足という事実に留まらず、まだ動物実験のレベルだったかこの話…とさらに落ち込みましたが、臨床までの道のりは遠いのだと貧弱な英語力のおかげで余計に感じた次第です。ちなみにわたくし、マウス触る系の研究者だけは将来勘弁してもらいたいと願う生き物苦手系男子であります。医大生・たきいです。





路上には氷が。今年は全く雪降らないんじゃないかという期待も虚しく、ようやく空間が妙に明るくなる雪景色の出来上がりである。ああ、今年は来ないと思っていたのに。

路面は氷。こういうとき、東北出身の人間はペンギンのように歩けば転ばないと経験的に知っている。片足に体重を乗せてしまうと命取り。常に両足に体重をかけるようにして歩くのが肝である。


「あ、転びそう……!」


――この程度の氷、東北の人間としてはどう考えても比喩表現としてしか捉えられないが、その言葉が耳に届いたが0.5秒後、隣には大きく尻もちをついている我が友。なるほど、彼は鹿児島出身である。

東北出身とはいえ、わたくしは仙台の生まれ。仙台は東北の中では雪が降らない。東北の都市の中で最も雪に対する耐性がないところかもしれない。そのためか、この時期の仙台のローカル番組ではよく雪道の歩き方特集みたいなことを毎年やっていたように思う。確かにもっと雪深いところならば氷は生じ得まい。仙台人くらいが一番氷の上を歩き慣れているのかもしれない。

ペンギン歩きを伝授してやると、鹿児島の男も「これは転ばない…!」と満足そうに氷道を攻略していった。







(的外れな考察をレポートに書いてしまった気がするけど気にせず寝る人(笑))