正月の帰省中には全く雪が積もらなくて、一回も雪かきを手伝わなくて済んだという珍しい年末年始でしたが、そろそろ関東でも雪も降ってくるそうですね。東北出身の男が何を言っているんだという話ですが、雪が降ったら学校行きたくなくなりそうな気がしてなりません。医大生・たきいです。
新宿駅を歩いていたら、目の前でガチなナンパに遭遇しました。もちろんわたくしが逆ナンされたとかそういう話ではないですよ(笑)。ついついそのナンパの光景に注目していたんですが、ナンパ師のお兄さんはポンポン言葉が出てくること出てくること。よくも初めてすれ違っただけの人にそこまで聞きたくなることあるねと感心さえしてしまったものです。まるで、力のあるドクターの問診風景を見ているかのようでした。

おそらく。ナンパ師の人って質問リストみたいなのが頭に入っているのでしょう。ああ言われたらこう言うみたいなフローチャートが将棋の定跡のようにできているのだろうと推測します。
質問リストは頑張って準備しなくとも経験でなんとかなってしまうものなのかもしれません。だれだって場数を踏めば発言の選択肢くらい準備できそうなものです。無論ナンパ師に限らず医者にも質問の引き出しというのはあるようで、
・ご飯は毎食たべていますか?
・お通じはどうですか?
・よく眠れていますか?
の「快食、快便、快眠」を患者さんに聞くのが基本中の基本だ、なんて教えを請うことも。診療科別に分けたら、もっともっとたくさん出てきそうです。こういった質問リストを頭の中で作ること。時間が解決してくれるだとか、経験でなんとかなる、とかそれで済ませてしまっていいものかと。自分の質問リストのブラッシュアップは常にやっていく必要がありそうです。きっと、高勝率をあげているナンパ師の人もそういったことは抜かりなくやっておられるのではないかと。
最初は嫌そうにしていたのに、数分後にはあれよあれよとナンパ師の話を聞いてしまっている若くてきれいなお姉さんを眺めながらぼくはそう思いました。男女は歌舞伎町方面へと向かっていきました。新宿駅東口からは以上です。
(イケメンに生まれていたらナンパとかやってみたかった人(笑))