医大生・たきいです。

医大生的独言。

ペンダコの話

2016-01-21 22:56:04 | 医大生的生活

朝走ろうと思っても寒すぎて起きれないこともしばしば。起きれたときには日の出時刻って案外遅いんだなと実感する今日この頃でございます。医大生・たきいです。





かれこれ小学生のときから、右手中指のDIP関節橈側付近にペンダコがある。筆圧は大して強くないほうだとは思っているが、ペンを握る力が強いらしい。今どきの新しい文房具はペンの握るところが柔らかい素材になっているが、あれはペンダコが出来にくい工夫なのであろうか。ああいうペンには筆者はどうも相性が悪く、握った分だけの抗力を感じられないペンはあまり好きではない。

小学生の家庭教師をしていたときに、「鉛筆の正しい握り方」みたいな紙を生徒さんが持っていたので読ませてもらったことがあるが、軽く握るのが正しい握り方らしい。知らなかった。人差し指を全力で反らせながら中指にあてつつペンを握るのがマイスタイル。これまでの人生こうやってペンを握って生きてきたから今さら正しい握り方には矯正できそうにもない。力を抜いてサラサラ文字を書くと数学の計算が間違えやすくなるくらいで、いつもの持ち方が大事なんだとそう信じていた。

医学教育もまだ始まらない大学1年生くらいのときにはペンダコが少し小さくなった気がしたときもあったが、あくまでも一過性の出来事に過ぎず、どうやらまともに医大生をやっているとペンを握らず生きていくことは難しそうだ。筆者の場合、ペンを握れば握るほど、ペンダコにも鍛えが入ってくる。

ペンを机の上に置いてペンダコが目に入るとき。それなりにこれまで勉強してきたという勲章のように思えて少しだけ誇らしい。そもそも正しいペンの握り方をしていたらペンダコはできなかったであろうということはひとまず棚に上げて。






(大学に入ってからほとんどシャープペン使わなくなった人(笑))