医大生・たきいです。

医大生的独言。

風邪ひいててよかったと思うとき

2016-01-06 22:18:18 | 医大生的生活

マンガ発売当初から、「医大生・たきいです。」でも強くドラマ化を希望していた病理医マンガ「フラジャイル」ですが、いよいよ来週からドラマスタートとなるようです。




綿密な取材を窺わせる丁寧な作品ですが、原作者と漫画家お二方のインタビューを是非どうぞ。このインタビュー、末尾に気になる新連載のお知らせが。

「草水敏先生原作の新作「春よ来るな」が、月刊少年マガジン3月号(2/5発売)から始まります。」

草水先生の新作、一体どんな作品なのでしょうか? こちらも楽しみです。期待しております。医大生・たきいです。





うちの大学はいつもどこか工事していて、最近は研究エリアの改築が激しい。古いエリアは小汚いトイレもあってあまり評価できずできれば使いたくないのだが、改築の度に新しいトイレができるのでわたくしは心躍る気持ちである。きれいなトイレは人を育てます。

まだ男子トイレ/女子トイレの表札も立っておらず、プレオープンといった雰囲気のとある階のトイレだが、「二手に男女のトイレが分かれたとき男子トイレは向かって左の法則」がうちの大学にあることをしっているわたくしは迷わずターンレフト。大。まだ新品の香りも漂う一室で一息。いまは実習中である。緊張感が和らぎにくい中でもホッとできる貴重なひとときだ。

そのとき事件は起こった。なるほど、ここのトイレはプレオープンだったのだ。水が流れることは既に確認済みだったが、あれがない。紙。筋肉の超回復さながらの緊張感の再来である。深呼吸をして心を落ち着かせる。どうも鼻の通りが悪い。年末年始に引いた風邪がまだ治りきっていないのだ。

むむ。

・・・!!!

ファミマで「水に流せるポケットティッシュ」買ってたじゃん。白衣の右側のポケット、聴診器と一緒にしまってあったティッシュを嬉々として取り出した。万事休すであった。風邪をひく。悪いことばかりでもないようだ。





(ドラマの配役は、研修医役の武井咲ちゃんが少々可愛すぎると思う人(笑))







フラジャイル(5) (アフタヌーンKC)
草水 敏
講談社