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WTOとワイン戦争

2006-04-14 01:12:15 | 貿易実務検定

昨日の産経新聞第7面に

露「ワイン紛争」勃発 という記事がありました。

黒海の東にあるグルジア。
黒海の北西にあるモルドバ。
旧ソ連を構成した小さな国々です。

グルジアのワインはスターリンが愛飲し、
モルドバのワインは、大衆ワインの代名詞だそうです。

私はどちらも飲んだことはないので
味は分からないのですが・・・・

グルジアとモルドバ産ワインが
「有害物質を含む」として
ロシアでの輸入、販売が全面的に禁止されたそうです。

その本当の理由は、
両国がロシアのWTO加盟に向けて
異議を唱えたことに対する「報復」だそうです。

政治的な問題が輸入に影響を与えるんですね。
ロシアはWTOに未加盟でしたね。


そういえば、「ワイン戦争!」
3年くらい前にもありましたね。

アトランタの川に、市民たちが、
フランス・ワインをつぎつぎに流し込んだ事件。

その理由は、
「イラク戦争」に、フランスが「ノン」を言って、
一部のアメリカ人が、アタマにきて、
フランス・ワイン排撃運動が始まりました。


ところで、
モルドバのウォロニン大統領は、
巨大市場である中国に売り込みを図っているが、
ロシアに代わる有望市場はなかなか見つからない、
そうです。

物好きな日本市場をお忘れなく!




コメント
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