通関士試験の受験生の皆さん、
いよいよ本試験が近づいてきましたね。
もう4ー5年、嫌というほど勉強しているので
今年で、絶対、最後にしたい!
そんな思いで最後の調整に余念のない人
何をすればよいかは自分で組み立てられますね。
是非、長年の念願を達成してください!
今年、初めての挑戦で
何が何だかよくわからないうちにあと2週間
いくつか模試を受けてみて
確かに難しい国家試験だと実感して
さて、あれもしなくっちゃ、これも・・・
と焦り気味の独学の人
あと2週間で、
ゼロから始めるわけではないので
今までの復習というのが基本的なパターン
でも、模試を受けて
見たこともない事項が目に入って混乱している人
合格するために何をすべきか
勉強の合間に一緒に考えてみませんか?
1時間目の通関業法は、
覚えるべき事が少ないので
今から始めても間に合う科目ですね。
しかも、語群選択式の穴埋め問題で
40点満点中25点もあるので
これだけで合格基準の24点がゲット
できるので、過去問・基本問題
あるいは条文でチェックしましょう。
どこかの模試で通達からの出題が多く
戸惑っている受験生がいるようですが
本試験でも、
そういうことはあるかもしれませんが、
気にしなくてもいいんじゃないかな?
60%取ればいいので、
そんな新傾向問題は捨てても大丈夫。
40%もないので合否に影響なし、
と割り切って楽になって下さい。
基本に忠実に!確実に!
2時間目の関税法・定率法・暫定法・外為法・特例法
量が多いので、
この2時間目で60%に達してない方は、
2週間ですべてをクリアーしようと思わずに
自分の得意分野をしっかり押さえて、
その上で、若干不得意にしている分野を
得意分野にして必ず解けるように
少しずつ攻略すると良いでしょう。
60%が合格ラインなので、
60%を取るというのが目標ですね。
ギリギリは心配なので
多少多いほうがよいでしょうが・・・
この科目も、通関業法と同じく
語群選択式の穴埋め問題が多いのですが
50点満点の25点ですから、
60%取るには、
複数選択式はハードルが高いようであれば
択一式で頑張るしかないでそうね。
つまり、択一式で正解できるように
しっかり内容を把握し記憶すればよいのです。
通学生で小テストなどで厳しく鍛えられている場合は
あまりこの科目で苦戦することはないのですが
通学生でも、復習せず聞き流しただけの人や
どの程度しっかり勉強すればよいのかわからず
中途半端な勉強をしてしまった独学の人は
何とか、2週間後に60%突破できるように
配点の多い関税法や、
量が少なくて時間のかからない特例法など
日々のテーマを決めて少しずつかつ確実に
実力をつけてくださいね。
2週間あればかなりの事が出来ますよ。
3時間目の通関実務
これが最大の難関という人が多いですね。
30点満点中15点が申告書ですから、
申告書の出来不出来が大きいですね。
複数の類にわたる問題、注の多い問題が
増えてきましたね。
資料が多くてうんざりしますが、
多くても少なくても解き方の基本は同じです。
多くの教材は、最近の本試験に対応していない
というのがネット上での通説になっているようですが、
不思議な議論です。
従来の過去問に比べると
昨年の問題は資料が多かったけれど
解き方は同じです。
情報の交通整理をするだけです。
分類する貨物が、どちらの類に属するか
類の対象とする範囲を注の規定などから
冷静に判断し
次は、どの項に属するか?
項の規定や注の規定を丁寧に読んで
冷静に判断すれば大丈夫です。
この基本があれば解けます。
それが証拠に家に帰って解けば普通に解けた!
ということは、本試験中に冷静になること。
じゃ、この2週間で、冷静になれるように
自信を持って解けるように
漫然と一度解いた問題を記憶を辿って
解き直すというような記憶力の問題としてではなく
類、項、中の規定を読む練習なども効果があると
思うのですが如何でしょうか?
勿論、分類だけでなく、按分計算などの
計算も好んで出題されるので、
計算練習も欠かせませんね。
2週間、本試験で使う電卓を実際にたたいて、
毎日練習しましょう!
もっとも、按分する基になる数字については、
問題文の注やインボイスをよく読んで
加算するかどうかを正しく判断しないといけないので
関税定率法の課税価格のルールをしっかり
頭に入れておいてくださいね。
理屈では、これらに対策で高得点が期待できそう。
でも、さに非ず、
申告書は、従来から
当たり外れのあるギャンブル性の高い分野
と言われ、何が起こるかわかりません。
本試験ではなるべく高得点を取るように
粘って下さいね。
でも時間制限がありますから、
申告書以外の部分で、しっかりバランスよく
得点することが極めて重要です。
計算問題は、過去問の範囲で十分です。
同じ問題は絶対解けるように毎日練習。
所属の決定は、しっかり覚えて下さい。
その他の複数選択式や択一式では、
3時間目限定も問題もありますが、
2時間の通関、納税、課税価格等の部分は
共通する部分も多いので
残り2週間、この分野を徹底的に
復習をされるのもよいかと思います。
健闘を祈る!!
今月2回目の投稿ですが、
この記事が受験生諸君のご参考になれば幸いです。
蛇足:通関士という資格に興味を持ってこの記事を
ご覧いただいた方へ
平成25年度の通関士試験の
初めての通関士、体験講座
初めての通関士、超入門講座
などもご参照頂ければ嬉しいです。
Cerulean Tower Tokyu Hotel にて記す。
いよいよ本試験が近づいてきましたね。
もう4ー5年、嫌というほど勉強しているので
今年で、絶対、最後にしたい!
そんな思いで最後の調整に余念のない人
何をすればよいかは自分で組み立てられますね。
是非、長年の念願を達成してください!
今年、初めての挑戦で
何が何だかよくわからないうちにあと2週間
いくつか模試を受けてみて
確かに難しい国家試験だと実感して
さて、あれもしなくっちゃ、これも・・・
と焦り気味の独学の人
あと2週間で、
ゼロから始めるわけではないので
今までの復習というのが基本的なパターン
でも、模試を受けて
見たこともない事項が目に入って混乱している人
合格するために何をすべきか
勉強の合間に一緒に考えてみませんか?
1時間目の通関業法は、
覚えるべき事が少ないので
今から始めても間に合う科目ですね。
しかも、語群選択式の穴埋め問題で
40点満点中25点もあるので
これだけで合格基準の24点がゲット
できるので、過去問・基本問題
あるいは条文でチェックしましょう。
どこかの模試で通達からの出題が多く
戸惑っている受験生がいるようですが
本試験でも、
そういうことはあるかもしれませんが、
気にしなくてもいいんじゃないかな?
60%取ればいいので、
そんな新傾向問題は捨てても大丈夫。
40%もないので合否に影響なし、
と割り切って楽になって下さい。
基本に忠実に!確実に!
2時間目の関税法・定率法・暫定法・外為法・特例法
量が多いので、
この2時間目で60%に達してない方は、
2週間ですべてをクリアーしようと思わずに
自分の得意分野をしっかり押さえて、
その上で、若干不得意にしている分野を
得意分野にして必ず解けるように
少しずつ攻略すると良いでしょう。
60%が合格ラインなので、
60%を取るというのが目標ですね。
ギリギリは心配なので
多少多いほうがよいでしょうが・・・
この科目も、通関業法と同じく
語群選択式の穴埋め問題が多いのですが
50点満点の25点ですから、
60%取るには、
複数選択式はハードルが高いようであれば
択一式で頑張るしかないでそうね。
つまり、択一式で正解できるように
しっかり内容を把握し記憶すればよいのです。
通学生で小テストなどで厳しく鍛えられている場合は
あまりこの科目で苦戦することはないのですが
通学生でも、復習せず聞き流しただけの人や
どの程度しっかり勉強すればよいのかわからず
中途半端な勉強をしてしまった独学の人は
何とか、2週間後に60%突破できるように
配点の多い関税法や、
量が少なくて時間のかからない特例法など
日々のテーマを決めて少しずつかつ確実に
実力をつけてくださいね。
2週間あればかなりの事が出来ますよ。
3時間目の通関実務
これが最大の難関という人が多いですね。
30点満点中15点が申告書ですから、
申告書の出来不出来が大きいですね。
複数の類にわたる問題、注の多い問題が
増えてきましたね。
資料が多くてうんざりしますが、
多くても少なくても解き方の基本は同じです。
多くの教材は、最近の本試験に対応していない
というのがネット上での通説になっているようですが、
不思議な議論です。
従来の過去問に比べると
昨年の問題は資料が多かったけれど
解き方は同じです。
情報の交通整理をするだけです。
分類する貨物が、どちらの類に属するか
類の対象とする範囲を注の規定などから
冷静に判断し
次は、どの項に属するか?
項の規定や注の規定を丁寧に読んで
冷静に判断すれば大丈夫です。
この基本があれば解けます。
それが証拠に家に帰って解けば普通に解けた!
ということは、本試験中に冷静になること。
じゃ、この2週間で、冷静になれるように
自信を持って解けるように
漫然と一度解いた問題を記憶を辿って
解き直すというような記憶力の問題としてではなく
類、項、中の規定を読む練習なども効果があると
思うのですが如何でしょうか?
勿論、分類だけでなく、按分計算などの
計算も好んで出題されるので、
計算練習も欠かせませんね。
2週間、本試験で使う電卓を実際にたたいて、
毎日練習しましょう!
もっとも、按分する基になる数字については、
問題文の注やインボイスをよく読んで
加算するかどうかを正しく判断しないといけないので
関税定率法の課税価格のルールをしっかり
頭に入れておいてくださいね。
理屈では、これらに対策で高得点が期待できそう。
でも、さに非ず、
申告書は、従来から
当たり外れのあるギャンブル性の高い分野
と言われ、何が起こるかわかりません。
本試験ではなるべく高得点を取るように
粘って下さいね。
でも時間制限がありますから、
申告書以外の部分で、しっかりバランスよく
得点することが極めて重要です。
計算問題は、過去問の範囲で十分です。
同じ問題は絶対解けるように毎日練習。
所属の決定は、しっかり覚えて下さい。
その他の複数選択式や択一式では、
3時間目限定も問題もありますが、
2時間の通関、納税、課税価格等の部分は
共通する部分も多いので
残り2週間、この分野を徹底的に
復習をされるのもよいかと思います。
健闘を祈る!!
今月2回目の投稿ですが、
この記事が受験生諸君のご参考になれば幸いです。
蛇足:通関士という資格に興味を持ってこの記事を
ご覧いただいた方へ
平成25年度の通関士試験の
初めての通関士、体験講座
初めての通関士、超入門講座
などもご参照頂ければ嬉しいです。
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