最近中国で、自動車価格が下がっているそうな。
何でも、
メーカーが販売会社に対し実施していた
価格の拘束を撤廃したという。
その結果、
販社は自由な価格をつけ始めたので、
価格が下がり始めたのだそうだ。
良いことですね。
家電大手も
希望小売価格を実売価格まで引き下げたそうだ。
これは、実売価格拘束の疑いを避けるためという。
当然のことですよね。
スーパーもメーカーに対する優位的地位の
乱用を疑われそうな行為をやめているという。
業界同士の会合も慎重に行うように改めたそうだ。
会合を見送ったり議事録を取ったり・・・
ここまで読むと、鈍い私でも「?・・」
それでも、
元祖か天然かしらないけれど、
KYらしく、
中国でも、
日本国内と同じように神経を使うようになって、
良い事じゃない!
別に、難しいことではないように思えたのだが、
今朝(7月31日)の日経1年&7面では、
「現地企業 見えぬ細則 不安視」
という見出しを見て、そういうことか。
中国国内市場を圧巻する外資を
恣意的に狙い撃ちしようとしているのではないか
との見方もあるそうだ。
そうかも知れないですね。
狙われたら、それだけ評価が高いってことで
自慢するしかないでしょう。
何でもありの国ですから、
慎重の上にも慎重!
目を付けられたら、
手の打ちようがないでしょう・・・
(でも、日本でも同じ?)
独禁法の施行が迫った現在でも
ガイドラインが公開されておらず、
今後どう運用されるか不透明だそうだ。
対外的には「公平な競争」というポーズを取るだけで、
実施的には、不安的中・・・しないことを祈りましょう。
そんなカントリーリスクは覚悟の上で
出かけて行ったんだから、
切り抜けるしかしようがないだろうな。
中国だけじゃなくEUだって独禁法で
日本企業に無理難題を浴びせかけてくるし、
程度の差はあるかもしれないけれど、
根っこは同じかもしれないよ!
それに、日本という国は当てにできないので、
自分で生き抜いていかないといけない。
よその国の島を我が物顔に占有し、
ハゲタカに認めさせる国もあるし、
北の方の島も取り返す気もないし、
国民を拉致されても知らん振りだし、
毒餃子にも懲りずにスポーツ現物だとさ。
四面楚歌みたいになってきたけれど、
そこを生き抜く千恵と胆力を持たないといけない。
大体、国家企業が何もかも独占しているのに
独占禁止法って、笑ってしまいますよ。
WTO加盟時の約束だから、
とりあえず、作っただけでしょう・・・
当事者でなくて良かった、と思ってるでしょう?
でもね、勉強だけはしておいた方が良いですよ。
単なる貿易実務検定対策としてではなく!
何時、身に降りかかるか Only God knows.