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ECFAは貿易実務検定に出る?

2010-06-26 21:54:51 | 貿易実務検定
ECFAという語句をご存知でしょうか?

 中国と台湾の間の経済協定で

 Economic Cooperation Framework Agreement の略で、

 何て訳すのだろうか・・・

 直訳で、経済協力枠組み協定かな?


  内容は、関税の撤廃とサービス分野の相互開放 らしい。

  自由貿易協定のようなものだそうだが、

  お互いに国と認めていないそうで

  FTAという用語を用いないで、ECFAというそうだ。


 留学生の友人からも「エクファ」とういうのがあると

  聞いたことがあって、

  彼によると、台湾は、この協定を足掛かりにして

  日本やアメリカなどと自由貿易協定締結に繋げたいらしい。


 以前にこの関連の記事を読んだ時

  安価な中国車が台湾市場に大量に流れ込むと

  台湾に進出している日本のメーカーにとって脅威になる

  という解説を読んだことがあって少し記憶があった。

 
 昨日(6月25日)の日本経済新聞に

  中台、経済協定で合意、29日調印へ 関税800品目下げ

  という記事が載っていました。

  ひょとして、と思って読んでみると、

  
   中国と台湾の交流窓口機関は24日、

   台北市内で準トップ級会合を開き、

   関税撤廃を軸とした経済協力枠組み協定(ECFA)を

   29日に中国の重慶市で調印することで合意した。

   とあった。


  WSJのページには

   Taiwan,China to Sign Trade Pact という見出しに引き続き、

   Taiwan and China reached a histric trade agreement

    that promises to bind Taiwan's economy

   to its giant neighbor to an unprecedented degree,

   and to ease remaining political tensions between

   the onetime enimies.

  ということで、世界的に注目されている記事のようだ。


    新聞記事をまとめると、

    関税引き下げの対象は、
    双方合計で800品目を超える大規模なもので
    貿易額は、約1兆4000億円超に達するという。

    北東アジアの国・地域間で関税引き下げを軸とした
    本格的な経済協定が結ばれるのは初めてで、
    日中韓の自由貿易協定(FTA)など
    東アジアの自由貿易構想にも影響を与えそうだ。

    石化製品や工作機械の対中輸出で
    日韓企業などと競合する台湾企業に有利に働くとみられている。
    ただ、日本企業と対中輸出で競合する
    液晶パネル、完成車などは800品目超の対象外らしい。

    もっとも、ECFAの発効は11年前半らしい。


  7月の貿易実務検定にでることはないだろうと思うけれど、

  ECFAというのはこれからのキーワードになりそうなので

  メモが代わりに、久しぶりにこのブログに書き込んでみました。





コメント (1)
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