睡眠導入用のYouTubeというものがあって
もっぱらそれを聞きながら
寝入ってしまうのがマイブームに…
たぶんそんなんじゃ
睡眠の質には悪いんだろうなぁとは
思っているものの…
おかげでアッという間に
寝つくことが出来てるみたいなので
その点だけはありがたく…
まぁ
そのうち飽きてくればやめるけど…
飽きて来るんだろうか?
と言いながら
今日もその7〜8時間も続く長いYouTubeを
枕元で鳴らしながら朝5時に目覚めた
いつもの起床時間の1時間ほど前に…
夢に現れる出来事
そのYouTubeも関係もしてるようで
わけのわからないことが夢の中に現れて…
目覚めたあと
ベッドの中でしばしのネットサーフィンの後
起き出していつもどおりの朝のルーティン
初孫くんは
今日もパパと一緒に登校したのか
それとも歩いて行ったのか…?
時間を過ぎると裏口の廊下には
着替えのバッグがちゃんと置かれていた
それを確認してから
今日もいつもの10キロジョグへと…
徐々に近づいて来た今年初のマラソン大会
もう本番の4日前なので
特に変わった練習をすることもなく
いつものゆるジョグだけにしておこうと…
この子をお供にして…

初孫くんを送らずに済んだおかげで
いつもより若干早めのスタート時間
ほんのわずかな時間の違いで
街の顔がずいぶん違う朝の風景
みんな朝早くから
分刻みでその日を始動してるのだと
走りながら朝の忙しさに思いを馳せつつ…
2キロ手前のちっちゃな美容室は
予想どおりオープンはしていたものの
キュートな彼女の車も姿もなく…
しょうがないさと思いながら
スタート時から続いてる小雨の中
ぎこちないステップを進めていく
雪じゃなく小雨だけれど
寒さはまさに真冬と同じ
雨に濡れたシューズの中で
治らぬシモヤケの痛みを感じながら…
4キロ過ぎのGSでバイトしてる年上の知人に
手を上げてオハヨウの挨拶をしたあと…
今度の日曜日マラソン走るよ〜!
え?どこ?
ビワコ〜!
マジか〜!
彼の前を通り過ぎるわずかな時間の間に
そんなやり取りを…
2歳年上の彼はすでに70代突入済み
まだ60代ギリギリだとはいえ
マラソン大会に出ようとしてる同世代の僕に
驚いたのかもしれない
まぁ
マラソンを走らない人はそう思うよなぁ
ビックリするよなぁ
だけど
実際に70代でも大会に出てるランナーなんて
掃いて捨てるほどいるっていうのに…
それでも老いぼれジジイの僕の周りには
そんなにいるはずもないか?
マラソンを走るヒマなジジイは
おそらくオレくらいだよなぁ

ずっと冷たい小雨に打たれながら
何とか走り切った10キロ
細かい雨の水滴がメガネレンズに付着し
さらに白く曇り続けて視界は全く不明瞭
最後の方はメガネを外してしまうほど…
その方がまだ少しは見えるから…
降り続く小雨でグッショリ濡れちまった
真っ白なウィンドブレーカーに
下に着た濃い緑色のロンTが滲んで浮かんで
汗なのかもわからない
自分のグショグショ姿もボンヤリと…
そのとき見つけた
近所のマンションの駐車場から出て来た
お気に入りの大柄な若いお母さんの車に
手を振って挨拶したけど…
彼女はいつものように
僕の姿を見て会釈をしてくれてただろうか?
してくれてたのなら嬉しいけど…
メガネを外したジジイの目には
どうだったのか全くわからなくて
ザンネン至極…
ジョグ終わりのシャワーを浴びたあと
近所のドラッグストアまで買い出しに…
焼酎と缶ビールのほか
日曜日のマラソン大会用のサプリなど…
店内に入るや否や
出入り口に一番近いレジから
顔見知りのアラフォーの女性店員が
ビックリするほどの大声で…
いらっしゃいませ〜!
いつもありがとうございます〜!と…
その尋常には思えない大声は
出入り口付近はもとより店内にまで響き渡り
お客さんがみんなコッチを振り向くほど…
おいおい!声がデカすぎるんだよ〜!
そう心の中で呟きながら
顔が真っ赤になってるのを感じつつ
手を挙げて彼女に挨拶を…
それにしてもハズい!
みんなコッチ見てるじゃないか!
どんな関係なのかと絶対に思われてるから…
いつも来てくれてるお客さんという範疇を
超えてるほどの喜びよう?の笑顔と声は
ジジイにとっても嬉しいには嬉しいけど…
ひょっとして
この老いぼれジジイのこと好きなのか?
こんなにチャラいジジイなのに…
茶髪ロン毛で白い口髭とアゴ髭を伸ばし
年甲斐もなく片耳イヤリングまで付けて
絵に描いたようなチャラさなのに…
いろいろと買い物を済ませて
レジまでやってきたとき
彼女のブースは別のお客さんがいたので
隣の小太りのお姉さんのレジで…
ちょっとしたやり取りで
小太りのお姉さんと談笑してたとき
ちょうどお客さんに区切りがついたのか
隣から大声アラフォーお姉さんが振り向いて
僕に大きな声で話しかけてきて…
その感じがなんていうか
小太りのレジ係のお姉さんに対して
この人私専用のお客さんだから
必要以上に仲良くしないでね!みたいな
そんな雰囲気さえ…
小太りのお姉さんもそう感じたのか
僕の顔を見て苦笑いしてたけど…
大声のアラフォーお姉さん
そこまで
この老いぼれジジイに好意を持ってるなら
今度デートでも誘ってみようか?と…
案外
簡単にイケるかも?何が?
でもなぁ
しょっちゅう顔を合わせてる
ドラッグストアのレジ係のアラフォー女性と
ただならぬ関係になっちゃうと
今後いろいろ厄介だからなぁ
いくらチャラくて軽くても
そこんところは失敗しないよう
シッカリ考えて行動しないとなぁ
もしかして
ジジイの大きな勘違いかもしれないし…
それでも
ダメ元で一応声だけはかけてみる価値あり?
どうせ長くは生きられないんだから
出来ることは今のうちに…
それこそ
後悔しないように…
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