道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

10/26今日も休足日(いまさら一喜一憂しても…)

2022-10-26 20:24:00 | 日記

昨日に続き
今日も休足日

なので走らない

というよりも走れない

坐骨神経痛がひどくて…







体重72㎏もありますよ!
去年よりもかなり増えてますね!笑


この間
持病の痛風の定期検査に訪れたばかりの
近所の内科医院で
今日は年に一度の特定健診…

コケティッシュな看護師さんは
書類の体重の欄を書きながら笑った


そうなんですよ
去年というよりもつい2週間ほど前までは
まだ67〜8㎏だったのに…

坐骨神経痛が痛くて走れなくなったのに
走っても走らなくても
大食いのままだからあっという間です!

坐骨神経痛なんですか?

ハイ…

走れないって…
たしかもうすぐマラソンあるんでしたよね?
今年も走られるんじゃなかった?

そう!
だから…
これ以上痛みがひどくならないように
先週から走るのやめたんですけど
それで一気に体重が…

痛くっても走れるんですか?

さぁ…
どうなんでしょう?
10キロくらいならこれまでもなんとか
もうブッツケ本番で行くしかないですよ〜


そんな会話を交わしながら
腹囲や採血や心電図の測定で
彼女の白くて細い腕や指が
僕の身体に触れるたび感じてしまう快感を
ひたすら隠すように無表情を装い…

そして
看護衣から出ている
彼女の腕や首筋をチラチラ盗み見ながら
密かに興奮しているなんて…

幾つになっても
やっぱりエロジジイは治らない
絶対に治りっこないと
我ながら苦笑してしまうけど…

そんな楽しい?測定のひとときが終わり
診察室に移って背の高い先生の診たて…


血圧が170超えて異常に高いんですけど
なんかありましたか?

いや別に…
そんなに高いという自覚もないですし
しんどいこともなくて
強いて言えば坐骨神経痛が痛くて
今も結構痛くて我慢してるんですけど…

あっ!それだ!
身体に痛みがあると
血圧って上がるんですよ!


納得したように先生は頷き僕を見た


体重も増えてますね…


そう言われて
コケティッシュな看護師さんにした
ここ10日ばかり走っていない説明を
繰り返し先生に…

すると看護師さんと同じように


アレ?
今度の日曜日はマラソンじゃ?

そうなんですよ〜

走れるんですか?

わかりませんけど
一応スタートラインには立つつもりで…









芳しくなかった特定健診の結果を憂い
昼食後に痛みを堪えながらのミニ散歩
ご近所を軽くひとまわり…



途中で目にした
伸び放題になってる歩道沿いのピラカンサ
その勢いの強さがジジイには眩しくて…

(オレにもこんな勢いがあれば…)

羨望の眼差しを送ったピラカンサをあとに
臀部や脚に走る痛みを我慢して
しばらく歩き続けることに…


すると
懐かしい幼なじみに出会った
本当に懐かしくて
しばしの休憩?というか立ち話を…

ひとつ年下の彼とは昔
毎日一緒に小学校に通学していて
近所の大人たちからは
仲良しの天才児2人組と言われたものだが…

大きくなって天才だと証明できたのは彼だけ
T大理Iに現役合格しながら
医者になりたいがために
あえて一浪して地元の国立大医学部に進学

僕は2流の東京の私大に進学するも
中退して挫折したザンネン男子
ゴマカシの凡人(以下?)でしかなかった


もう病院のお偉いさんはリタイアしたの?

ええ
今は小さな病院で週3〜4日だけ
しかも半日勤務とかが多くて…


彼は某公立病院で長く副院長をしていて
院長は役所からの事務職の派遣だったから
実質は医者たちのNo.1の座についていた

だから天下りも容易だったんだろう
結構良い老人施設病院で
本人は閑職だと言ってたけど
それなりの高給らしく…

そんな彼との久しぶりの話の中で
彼のお孫さんがウチの初孫くんと
同じこども園に通っていることが
偶然にも判明して…

どうやら娘さん夫婦が
何年か前に彼の家の近所に住宅を新築し
引っ越してきたらしく
目と鼻の先だと…

近所でいいじゃん!
ウチは隣というか同一敷地内だから
良いようで悪いような…笑


そうだったのか…
彼のお孫さんも同じこども園なのか…
彼の血を引いてるから天才なのかも?

ふとそう思いながら
じゃあまたねと手を振って別れた

彼も見た目はまだジイさんじゃないが
そのうちホンモノのジイさんになっていく
いつかは…

もちろん僕も…



天才でも凡人でも
金持ちでも貧乏でも
イケメンでもブサメンでも
平等なことがひとつ…

それは
いつかは必ず死んでしまうということ
それだけが…

大したことのない健診結果に
いまさら一喜一憂したところで…

勢いのあった歩道沿いのピラカンサも
ずっと生きながらえられるはずもなく
やがていつかは枯れてしまうのだから…

これから先
彼も僕も残されたわずかな人生を
どうやって生きていくのか?

天才であっても
凡人であっても…

どうせ死んでしまうのなら…

果たして
意味のある人生だったのだろうか?
少なくとも僕に限って言えば…

無為というか無力感を感じつつ
足先を家路に向けた



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