年が改まったのでフォトフレームを入れ替えました。例年の年頭同様、ミッシェル・ドラクロアの前年カレンダーから切り抜きました。
昨年に続き、オリジナルの絵の画像を撮り忘れてしまったので、フレームの全体画像だけでごめんなさいm(__)m また、ドラクロア本人の解説をそのまま載せます。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。)
600円のミニギャラリー ~アンティークな時代の香り~
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「モントレゾール(狩りからの帰り)」 (上段左)
昔からあるフランスの地名は私を魅了します。自分の住所が「モントレゾール城」だったら、と想像してみてください。その地名は私には大切なもので、私は「大切なもの」という言葉を何度も繰り返しています。
「バルコニーでの晩餐」 (上段中央)
この思い出はあまりにに遠い昔のことなので、夢かもしれません。私は、本当にこんな暮らしをしていたのでしょうか。このような世界があるとは未だに信じられません。
「コンブレでの家族の夕食」 (上段右)
美しい夕べに、私たちはランプの周りに集まり幸せなひと時を過ごしたのでした。
「愛の一ページ」 (下段左)
これはエミール・ゾラの小説の題名です。そう、たとえ人生の中で、人間には忘れがたい悲しみしかないとわかっても、愛を信じなければいけません。若いときには、このようなことを考えもしないでしょう。
「シャトー・ド・グルネーの馬たちの友」 (下段中央)
シャトー・ド・グルネーでの休暇の思い出です。私は用心して柵の外側にいました…常に注意深くあれ!
「夏の夕べ、オペラ広場」 (下段右)
パリにいるなら、オペラ広場ににある落ち着いたホテルのテラスで飲み物をいただくのがおすすめです。それも、「グッドバイ」ではなく「オーヴォワール」とフランス語で別れの挨拶が言えるようになってから。
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なお、昨秋入れていたフレームも載せておきます。
日本画家の千住 博氏のポストカードです。昨年唯一旅行できた軽井沢にある「軽井沢千住博美術館」で求めました。
絵のタイトルは、上段左から、「星のふる夜に」#15・同#4・#14。下段左から同#1・「美術館内:自然の起伏#2」・「星のふる夜に」#12です。
さらにこちらは、美術館の庭…
美術館を取り囲むように配された庭、そして建物の中庭、ともに、手入れの行き届いたとても素敵なコニファーガーデンでした。建物の形もユニークですし、千住氏の作品だけではなく、敷地内すべてがアート作品であることが感じられる瀟洒(しょうしゃ)な美術館です。
コロナ禍の第一波と第二波の間の時期でしたが、訪れていた人は私たち夫婦以外に2組だけ…お蔭でゆっくり楽しむことができました(^^)v
小・中学校時代の同級生の友人Mさんに、「私たち千住さんと同世代だよね? Mさんは藝大在学中に彼とかぶってたんじゃないの?」と訊いたら、「そうだね。文化祭委員を一緒にやったよ。大学のカフェでお茶したこともある」と言っていました。すごい!
因みに、彼女は漆工芸が専門で、大学教員を退いた現在は、琉球螺鈿(らでん)のアクセサリー制作を中心に活動しています。よろしければ、こちらのインスタ「_cocorabi_」をご覧ください。2年前の夏に東京で開かれた展示会のときの作品の一部も載せておきます(↓)。
あ…カタツムリは違いますよ(^^; from Canadaです。
全然関係ないつぶやき…この「クラスタ―フォトフレーム」記事を始めた頃は、まさかこんなに「クラスタ―、クラスタ―」と感染症に関する文脈で使われるようになるとは想像もしていませんでした。私が勝手に自分のフレームにつけたのですが…(^_^;