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えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...
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第5章 放射線治療 8.

2007年07月02日 | 乳がん闘病記
8.
 術後補助療法の前提となる予後(:術後の経過)を左右する因子としては、
  ①リンパ節への転移があるかないか
  ②年齢・体力・免疫力などの患者の状態
  ③病期・腫瘍の大きさなどのがんの進行度
  ④がん細胞の悪性度(核異型度*に代表される。グレードI~IIIで表され、
   IIIが最も悪性)
があるらしいが、最も大きな因子は①であると言われている。
 ①についても④についても病理診断を待たなければならないが、私は予後が良い部類に入れそうだ。

 術後補助療法の内容が依存する主な因子は、上記の予後因子に加え、
  (1)がん細胞に女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)受容体が
    あるか否か
  (2)閉経前か閉経後か
  (3)HER-2*(:過剰に発現したり活性化したりして細胞の増殖や悪性化に
    関わるとされている、遺伝子タンパクの一種)が陽性か陰性か
があるようだ。

 術後補助療法は、総合的にこの中でも特に、①「リンパ節への転移の有無」と(1)「女性ホルモン、特にエストロゲン受容体の有無」で主な方針が決まり、それに(2)「閉経前か後か」と④「がん細胞の悪性度」を加味するらしい。最後に忘れてはならないのが、「患者の希望」だ。


* http://www.vol-net.jp/yougo/yougo.html(索引で核異型度を引いてください)
* http://www.vol-net.jp/yougo/yougo.html(索引でHER-2を引いてください)
 なお、これらの用語を引いた、もとの用語集である「VOL-Net 乳がん用語集」は、患者自身が患者のために医師の監修を受けて作っているもので、わかりやすい。http://www.vol-net.jp/yougo00.html

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