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休載している間に「本日の一品」もたまりました。今回紹介するのは、韓国料理の水キムチと水キムチで作る簡単な冷麺です。本来は夏にアップしたかったのですが、まだ暑いくらいの日のあるうちに紹介しておきます。冷麺と言えど、水キムチは発酵食品なので、食後は体が内側からポカポカしてきます。夏の胃腸疲れにも良いようですよ。
ところで、私たち日本人が「キムチ」と聞くと、つい辛くて赤い白菜キムチやオイキムチを思い浮かべてしまいますが、唐辛子の伝来以前は総じて漬物のことを称していたのですね。Wikipediaより引用します:
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キムチ(韓: 김치)は、白菜などの野菜と、塩、唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを主な材料とする朝鮮半島の代表的な漬物。本来、キムチとは白キムチを意味したが、唐辛子伝来後はこれをペッキムチ(白キムチ)と呼び、唐辛子を混ぜたものをキムチと呼ぶようになった。
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水キムチのレシピは、NHKの「あさイチ」(2023年6月27日放送分)で韓国料理研究家のゼン・ヒャンミ氏が紹介していた「ミニトマトとたまねぎの水キムチ」を使いました。解説を引用します:
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韓国では定番の水キムチは、辛くなく、ほのかな酸味が特徴。野菜についている乳酸菌で発酵させた漬物で、乳酸菌が腸を整え、夏の胃腸疲れを解消してくれます。 また、その漬け汁には乳酸菌やビタミン・ミネラルがたっぷり含まれていて「飲む美容液」とも言われています!
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レシピはこちらで見られますが、ここにも貼りつけます。
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材料 (作りやすい分量)
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水(ジッパー付き保存袋(Mサイズ)で作る場合)500ml
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砂糖 小さじ1と1/2
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塩 小さじ1と1/2
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ミニトマト 10~15コ
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たまねぎ 1/2コ
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にんにく 1かけ
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しょうが 1かけ
作り方
1.ジッパー付き保存袋に水・砂糖・塩を入れて、砂糖と塩をしっかり溶かす。
2.にんにくは薄くスライス、しょうがは千切りにして、(1)の保存袋に入れる。
3.たまねぎは繊維にそって2ミリほどに薄くスライスし、ミニトマトは十字に切れこみを入れて、(1)の保存袋に入れる。
4.すべての材料を(1)の保存袋に入れたら 、空気をしっかり抜いて密閉する。
5.(4)を常温の場所に置いて発酵させる。目安は、夏は約2日、冬は約3日。 ※必ず直射日光を避けた場所に置いてください。
6.発酵が完了したら、冷蔵庫で冷やして食べる。
※使う具材は野菜やフルーツならなんでもOKですが苦味がある野菜やレモンなどは向いていません。
※ほかの具材の場合、具材の分量は合計300gが目安です。
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このレシピで作った水キムチがトップ画像です(↑)。大きくならないので、ここにも載せますね(↓)。
しょうがは3ヶ月寝かせて作ったミネラル発酵ドリンクのしょうがを使ったので、より発酵が進んで味も深まりました。
番組内では、この水キムチを使った料理、冷麺風そうめん・冷や汁風・ガスパチョ風と3種類が紹介されていました。そのうちの「水キムチの冷麺風そうめん」のレシピで、そうめんを冷麺に替えて冷麺を作ってみました。実はそうめんがあまり好きじゃないのです(^^;
レシピをここにも貼りつけます。
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材料(1人分)
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そうめん 1ワ(50g)
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水キムチの具具材は好みのものでよい 適量
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水キムチの漬け汁 300ml
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めんつゆ(4倍濃縮) 小さじ1
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ごま油 適量
作り方
1.そうめんをゆで、冷水でしめたら、お皿に入れる。
2.(1)に水キムチの漬け汁を注ぎ、めんつゆを加える。
3.(1)に、水キムチの具材をお好みの量のせる。
4.ごま油を少し垂らす。
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具材は、水キムチのミニトマトと玉ネギ以外に、ゆで卵・オクラ(塩ゆで)・ブロッコリースプラウト・自家製ピクルス(みょうが・ヤングコーン)・オイキムチを載せました。
水キムチが思ったよりコクがあってとても美味しいです。こんなに簡単で美味しいのならと、この夏は水キムチを作りおきし、何度も冷麺をいただきました(↓)(^^)v
[左] 水キムチの具はミニトマト・玉ネギ。載せたものは、自家製ピクルス(オクラ・ミョウガ・カラーピーマン)・オイキムチなど。
[右] 水キムチの具は玉ネギ・キュウリ・大根。載せたものは、ゆで鶏胸肉・エゴマの実など(※リンク画像がピンぼけでごめんなさいm(__)m)。
麺はそうめんの一種の半田麺にしてみましたが、美味しかったです。なぜか一番細いそうめんが苦手...コシがなさ過ぎるからかな(^^;
簡単ですし、アレンジが利くのも魅力です。暑さがぶり返した日や胃腸の元気がないときなど、どうぞお試しあれ! ごちそうさまでした(#^.^#)