子どもたちが友人の結婚式に...

　昨日娘（２３歳）と息子（２１歳）が、共通の友人の結婚披露パーティーに出てきました。
　花嫁さんは娘の中学・高校時代の親友です。高校時代にみんなで同じ職場でバイトをしていたことがあるので、姉弟共通の仲間が何人かいるのです。

　披露宴にも呼ばれていた娘は、前日の夜になってメールで「祝儀袋ってどんなのにすればいいの？」「祝儀袋の表に、新婦の名前を書けばいいの？　旧姓で書くの？」...と、トンチンカンなことを訊いてきて、私はびっくり！　何も訊いてこないから、友達にでも訊いて対処しているのかと思っていたら...。「新札を用意した？」「え...？　できなかった...」　あらら...。
　さらに当日、出かける直前に「肩が出てるから羽織るものほしいんだけど、○○（弟)に何か持たせてくれない？」「もう出ちゃったよ」「えぇぇぇ？　着ようと思ってのが、痩せたからブカブカになってて、しかもシミだらけなの...」　あらら...。
　土壇場でバタバタする性格は、一人暮らしを始めても変わらないのね、と私は呆れておりました。親譲りなので、自嘲気味に...。

　今朝娘のブログを覗いてみて、彼女が自分のことより披露宴で初披露する歌の準備に必死だったことがわかりました。歌手を目指している彼女は、花嫁のために歌を作ったのです。歌やカラオケを作るのと練習するのとで必死で、ドレスやお祝儀等を用意するのが後回しになったようです。

　そして、初めて友人の結婚式に出た娘が、その感動と幸福感をブログに綴っていました。許可を得たので、ちょっと引用してみます：

　娘のブログより----------
　　とにかく親友の結婚ってゆうのは本当におめでたいですね。
　　死ぬほど嬉しくて新婦より誰より馬鹿みたいに号泣してしまいましていろんな人に頭撫でてもらっちゃいました。
　　そして弟には呆れられました(そうなの２次会から弟も参加してたの仲良しなの唯一姉弟で参加)。
　　本当に忘れられない最高の日でした！！！！！
　　この幸せをどうやって皆に分けようか？
　　私がこんだけ幸せなんだから新婚の２人の幸せなんて果てしないんだろーなーいーねぇ☆

　　私も頑張って幸せ掴んでお父さんとお母さんみたく仲睦まじ過ぎる夫婦になるぞ！！(あ、これ前にも書いたような)
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　私もこれを読んで、なぜかPCの前でしばらく号泣......。

　息子は昨夜、私がすでに寝ていた深夜に帰宅。ふだんなら私を起こさないのですが、「帰ったよ。○○（花嫁さん）、きれいだったよ」と静かに一言残し、部屋に入りました。娘と同じ思いを共有していたのかもしれません。

　去年失恋して、まだ傷が癒えていないように見える息子よ...また可愛いカノジョが現れてくれるといいね......。
　それから、自分で選んだ赤いドレスがよく似合ってた娘よ...もっと早く言ってくれていたら、いろいろ教えてあげたのにね...お母さんの白いロングスカーフも、貸してあげられたのにね...ごめんね、気づかなくて...。友達思いのあなたにも、いつか幸せが訪れますように......。

　子どもたちから幸せのお裾分けしてもらった母の、初秋の朝のひとときでした。