(今回は特別書き込みとなります)
『バビロンの流れのほとりに座り シオンを思って、わたしたちは泣いた。竪琴は、ほとりの柳の木々に掛けた。わたしたちを捕囚にした民が歌をうたえと言うから わたしたちを嘲る民が、楽しもうとして「歌って聞かせよ、シオンの歌を」と言うから。どうして歌うことができようか 主のための歌を、異教の地で。エルサレムよ もしも、わたしがあなたを忘れるなら わたしの右手はなえるがよい。』(旧約聖書 詩編137章1節~5節)
↓
その続編😱
『娘バビロンよ、破壊者よ いかに幸いなことか お前がわたしたちにした仕打ちをお前に仕返す者 お前の幼子を捕らえて岩に叩きつける者は』(旧約聖書 詩編137章8節~9節)
画像は第二エルサレム神殿。
かつてイスラエルの民が王もなく士師(しし)と呼ばれる民族指導者によって保たれていた時代から、
サウルという王が立ち、
イスラエル王国の礎が築かれた。
ここからダビデによる政権移行となり、
その息子のソロモンによってイスラエル王国の黄金期が訪れる。
そしてその精神と力の支柱は、
創造主による神殿建築指示によって出来上がったエルサレム神殿やった。
ところが、
ソロモンの死後、
イスラエル国家は、
北イスラエル王国と南ユダ王国に内部分裂する。
原因は、
ソロモンの息子であるレハブアムによる増税路線による。
イスラエル王国の分裂から他国が強くなる。
やがて北イスラエルはアッシリア(現イラク北部)によって滅ぼされ、
南ユダはバビロン(現イラク中部から南部)によって捕囚(ほしゅう)という奴隷民族という形でバビロンに連行される。
その後、
バビロンを滅ぼしたペルシャ(現イラン)のキュロス王による民族帰還が行われ、
南ユダの人々は母国に帰る。
尚、
北イスラエルの地は、
アッシリア帝国によって異民族を流入させた地域になり、
サマリアと呼ばれた。
そして、
ネヘミヤという民族指導者による神殿再建が行われ、
神殿の礎が築かれた日にイスラエルの民(ユダ族とベニヤミン族)は喜びのあまり泣き叫んだ!
神殿再建途上、
ギリシアからアンティオコス・エピュファネス、
聖書的通称、荒らす憎むべき者が現れ、
ユダ王国を支配して、
神殿に豚の血をもって冒涜する事件が起きる。
(豚🐷はイスラエル民族にとって汚れた生き物になる。イスラエルに浜勝が無いのはその為や)
そこで、
マカバイという兄弟の反乱が起きて、
ギリシアは撤退する。
イスラエル民族はこのマカバイ兄弟を中心としたハスモン王朝に帰依することになる。
ハスモン王朝によってエルサレム神殿の再建が進められたが、
マカバイ王家の血統が絶えたところを、
ローマ帝国を背後に付けたハスモン王朝の大臣やったヘロデが、
イスラエルを治めることになる。
ヘロデはローマ帝国寄りの政治をなし、
イスラエル国民に大増税をかける。
同時に、
エルサレム神殿はヘロデによって再建された。
これをエルサレム第二神殿という。
ところが、
ローマ帝国の圧政にキレたイスラエル民族は、
自称メシアのバル・コクバ(当然偽者)による大反乱を起こしてローマに敗北。
エルサレム第二神殿は破壊され、
イスラエル民族は母国から追放された(ディアスポラ)。
が、
ユダヤ人の一部がローマと和解して母国に住むことが許され、
隣のサマリアともども、
後にキリスト教徒となり、
イスラム教が台頭してきた時にイスラム教へと改宗した。
これがパレスチナ人となって現在に至る。
本題!!
第二次世界大戦後に世界に散り散りになったイスラエル民族は、
凄まじい金を貯めて、
世界経済を牛耳る。
同時に、
イギリス🇬🇧とアメリカ🇺🇸の力で無理矢理、
パレスチナ人の住む地域に入り、
国を建てた。
パレスチナ人は今まで住んでいた土地や家を奪われ、
イスラエルと軍事衝突を繰り返す。
イスラエル民族にすれば帰還やけど、
パレスチナ人にすれば侵略やった。
そして、
現イスラエル国家は、
昔の北イスラエルの地にあたる。
イスラエルは国を再度得ることになった。
当然、
彼らの思考はエルサレム神殿再建へと向かう。
が、
今のエルサレム神殿の跡地には、
イスラム教の教祖ムハンマドが昇天したとされた聖地として、
岩のドームが建っている。
イスラエルはこれを武力奪還してエルサレム神殿再建を果たすような思考回路やから、
武力と経済力にモノを言わせることになる。
アメリカ🇺🇸のトランプ政権はしたたかやった。
まず、
中東和平を叫ぶバチカンに、
反カトリック思想を持つ大使を立てた。
そして、
イラン🇮🇷を武力殲滅する計画をあらわにした。
最後に、
イスラエルの首相ネタニヤフとガザ地区の住民を他国に受け入れ要請をした。
ガザ地区はかつての南ユダ王国の地。
ここを手に入れれば、
ソロモン王朝時代以来のイスラエル国家再建となる。
そして、
岩のドームを取り除き、
エルサレム第三神殿建築というシナリオが浮かび上がる。
中東諸国はもちろん、
どの国も、
ガザの住民180万人を受け入れるのは拒否した。
いくらアメリカに言われても、
将来国内が火の雨となることを知ってて誰が受け入れるやろか?
ところが、
石破政権が快く、
ガザの住民180万人の受け入れを表明した。
しかも、
国税で彼らを賄うという。
アメリカ🇺🇸とイスラエル🇮🇱の喜びは最高潮やろう。
石破首相は日本キリスト教団の信徒やから、
この記事に書かれた歴史的背景を知っておられるとは思う(多分🤔)。
ここで、
この記事の冒頭に引用した詩編の聖句を読めば、
ガザの人々が日本に来て、
ナニを考えるかは明らか!
アメリカのトランプがローマ皇帝ならイスラエルはローマの元老院にあたり、
石破首相はヘロデにあたる。
違っている点は迫害されたユダヤ民族が、
迫害する側に回ったということ。
そして、
日本に来るであろうガザの人々は、
国家奪還の為に軍事反乱を起こす可能性が100%の中で95%の確率にあり得る。
今回のガザ住民受け入れを表明した自民党や公明党への民族的報酬は、
伊勢神宮や信濃への武力襲撃として現れる可能性が高い。
また、
ガザ住民受け入れとともに、
アメリカのCIAやイスラエルのモサドが武力監視をすることになるやろう。
石破首相のこの行為は、
神殿再建に向けての神の摂理(せつり)やろか🤔
国際的義理人情が裏目とでる石破の拙利(せつり)やろか🤔
ただ、
この国が、
旧約聖書に展開された、
聖戦の歴史に組み込まれていくことは必須!
いよいよこの国も、
平和を語る上で手に銃を持つ日が到来する。
最後に、
第一エルサレム神殿建築のはじまりのことやけど、
あの神殿のあった土地は、
アラウナというエブス人の私有地やった。
それをダビデがゼニを払って買ったことになる。
けど、
これは、
エルサレム神殿の地はもともとはイスラエルのものではなく、
今のイスラム教徒の祖先にあたる者が所有してたことを意味する。
つまり、
あの地にエルサレム第三神殿を建てることじたい無理があり、
イスラムの岩のドームがある方が、
歴史的真実なんやけど------