ケイシロウとトークアバウト

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スシ食えねェ!

2021-02-15 21:48:00 | 日記




今から20年前のこと。

親の言いつけで、
ホームセンターで買い物してきたオノウコは、
その帰り道、
ゆかた👘とたくさんのカッチン留めをした東京DQNッパ娘と再会した。
東京DQNッパ娘は、
就職祝いに、
モノホンの寿司屋でご馳走すると言う。
オノウコがどこに就職したか?と尋ねたら、
就職することに決めた祝いやから、
明日、
ハローワークに行くと言う。

オノウコは気にせずに、
東京DQNッパ娘とともに、
とある老舗寿司屋に入って行った。

二人がカウンターに座ると、
東京DQNッパ娘が、
「あたしさび抜きにしてもらう」と言ったので、
オノウコは、
買い物袋ゴソゴソさせて、
「少しだけよ。お母さんに怒られるから」と言って、
工業用錆取り溶液なるものを取り出して、
東京DQNッパ娘の前に置いた。
東京DQNッパ娘は驚いて、
「ナンナのよ😦❓」と驚くと、
オノウコは、
「錆が凄く抜けるよ」と説明した。
わさび抜きのことをさび抜きということを、
オノウコは知らんかった。

東京DQNッパ娘は、
店のオヤジに、
「ガットイット(got it)出してくんない⁉︎」と言うので、
オヤジは怪訝そうに、
「ガットイット(got it)ってナンですか?」と問うので、
東京DQNッパ娘は、
「あらイヤだ!寿司屋のくせに、ガットイット(got it)を知らないのね😧❓しょうがのことよ」と言うと、
オヤジは、
「それ、がりって言うんですよ」と答えた。
東京DQNッパ娘はムッとして、 
「そうよ。アメリカ人はそう発音するわ」と声を荒げ、
そして、
オノウコに、
生姜だと最初っから言えと言うのね」と呟いたので、
オノウコは、
しょうがないわね」と答えた。

次に東京DQNッパ娘は、
お品書きを見て、
「ここのイカ美味しいのかしら?」と言うので、
オノウコは、
いかがわしいわね」と答えた。

東京DQNッパ娘は、
お品書き見ながら、
「くえ」と言った。
オノウコは、
「まだ食ってないわ」と答えた。

次に、
「すずき」と言うと、
オノウコは、
「ウチはトヨタ」と言った。

東京DQNッパ娘はスルーして、
「きす」と言うと、
オノウコは、
「イヤよ!あんなオヤジにされるのわ」と言った。

構わずに、
「かれい」と言うと、
オノウコは、
「それはCoCo壱の方がいいわ」と答えた。

諦めずに、
「いくら」と言うと、
オノウコは、
「さあ🤔千円くらいかしら」と答えた。

さすがに東京DQNッパ娘はキレた😡
「ナンナのよ、あんた😡注文出来ないじゃないの🤬」とガナり、
「相変わらずトロいわね。トロでも頼めばいいわ」と罵った。
更に、
「あたしがたいだと言えば、あんた、シンガポールって絶対に言うわ」と嫌味言うので、
オノウコは、
大概にして!ウチはそこまでズレてないわ!!」と反論した。

東京DQNッパ娘は、
ウツが入ったので、
帰りたくなった。
だからオノウコに、
「おしまい。だから、あがり」と言うと、
オノウコは「いいわ」と答えて、 
カウンターの上に立った😱
あがりがお茶やということを知らんかったであろうことは言うまでもない😱😱

さすがに寿司屋のオヤジはガチギレして、
「あんたら、寿司屋では、スシ食えねェ!!」と怒鳴った。

すると、
店の奥から、
白い割烹着の若いにいちゃんが現れ、
「寿司は祝いの時に食うものです。見るところによると、あなた方は、職人さんがいる寿司屋は初めてのようでござんすね。ならば、初めて寿司屋に入ったお祝いとして、ワッチが握ってご馳走いたしやそう」と元気に言う。
オノウコは、
「誰や❓お前」と言うと、
にいちゃんは、
「申し遅れやした。握り一平というもんでござんす!」と答えた。