2月22日はAEの誕生日🎉🎊🎂やったんやけど、
猫🐱の日を優先した。
また、
この話は、
AE本人からせんでくれと言われてるんやけど、
せんでくれと言われたら、
したくなるのが非一般良識人😁
現在のAEからは考えられん話やけど、
今に至る現在が、
出来事の記録の中から誕生していくことを教えられる。
AE25歳の時、
またまたお引っ越し😩
当人自身、
生まれ故郷もわからなくなるほどやったらしい。
地域に馴染み、
友達出来ては、
お引っ越し😢
そんなつらいAEなんやけど、
母親は自分のことで手一杯。
父親は蓮の咲いてるところにいるし、
長男は別居していた。
そんな孤独を抱えたAEは、
物の終わりに興味を持つ青年となった。
世界自動車事故記録映像DVD-BOXや、
日本葬式紀行といった、
ミョーなモン買い集め、
飯を食うときは、
合掌して、
「検分いたします」と一礼して、
箸🥢をとる。
あちこちの霊園の墓石のスケッチしまくり、
自室のドア前には『弔中』の文字書き😨
そんなAEに業を煮やした兄貴は、
ダチであるオンナに頼んでAEとのデートを仕向けたが、
デートコースが、
知らない寺の一周忌法要やったからガチギレ😡した。
当時のAEにとっては、
女の子よりも、
物事の終わりに魅入られていた。
ある日、
廃屋めぐりを常にしていたAEが、
とある大廃屋に行った際、
70歳のささ姉が鼻歌まじりに歩いていた。
初対面やったけど、
AEは遠慮なく、
「この家の運命は壊れるだけ。ハヨ壊れたらいいですよ」と言った。
ささ姉は軽く笑って「そうね」と答えた。
AEが持って来たペットボトルのジュース飲んでたら、
ささ姉は、
「ここは私の実家だったのよ」と明るく言った。
AEは口中のジュース吹き出してしまった‼️
ささ姉は、
「家って不思議ね。最初は人よりも強くて、最後は人よりも弱い」
AEはささ姉のユニークさを気に入った。
ささ姉は言った。
「物の終わりもいいけど、物の初めもいいのよ」、と。
それで二人は仲良くなり、
様々な物の始まりを見に行った。
バラのつぼみ。
赤ちゃん。
卵から孵る雛。
手を繋ぎ合う恋人たち。
ある時は、
海の始まりが見たいといって、
川を上へ上へと歩いて山に入り、
小川の湧き水を見た。
凄く感動したけど凄まじく疲れて歩けなくなる。
それで、
AEの兄貴がフテ顔して迎えにきた。
今度は、
行列の出来るラーメン屋の始まりを体験したいと、
二人で深夜から、
ラーメン屋の前に立つが、
腹減ったから、
デカ盛りカップラーメン食って、
腹膨れたまま開店時間迎えて中に入り、
食べ残した。
また、
ささ姉の提案で、
虹🌈の始まり見つけに行って迷子になる。
その時も、
AEの兄貴がフテ顔して迎えにきた。
物事の始まりを見つけることに夢中になったAE。
けど、
いきなり、
ささ姉が姿を消した。
AEはささ姉を探して---探して---探して---
結局、
また独りぼっちになったAEは、
無気力になっていく。
そんなとき、
兄貴から、
とある事実を知らされた。
ささ姉が、
昔、
実兄に性的暴行を受けていた出来事。
ささ姉は、
強いフラッシュバックを脳内に起こし、
精神科病棟に入院させられていた。
ささ姉は終わりやった。
女性として---
健常者として---
ある日、
ささ姉の実兄が、
AEの元に、
ささ姉からの手紙を持って来た。
そこにはこう記されていた。
「羽ばたきなさい。思いっきり空を飛んで、世界の始まりを見なさい」
水の流れに身を寄せた魚は、
凄まじく速く泳ぐ。
AEは、
ささ姉のいう物事の始まりを追い続け、
昔、
美術学校通ってた画才をふるい、
たくさんの明るくてかわいい絵を描いた。
たくさんの絵画コンクールでも優勝🏆
俺とケイジロウも見に行った(ケイジロウがカツカレー美味そうに食ってた市役所のギャラリーやった)。
俺とケイジロウとケイイチロウ(AM)は、
今も、
この二人を知る。
そして、
二人が味わった喜びの出来事が、
おぼろげにも伝わる気がする。
出来事は次の出来事に繋がり、
いつ終わるかもしれない人生模様が醸し出される。
その意味で、
ささ姉は正しかったのだ。
物事の終わり以上に、
物事の始まりが大切であることを!