ケイシロウとトークアバウト

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157万6800分🤔すなわち、3年目の告白😢

2021-05-07 19:14:00 | 日記




画像は、
この話の夫婦が住む家の実画像や。
タグは風景というカタチにしよう。

この家に住むサダコ(映画リングシリーズを連想させる愕名🙀やけど、たまたまの一致)は、
40代にして、
良き夫と一人娘に恵まれた。
夫は資産家の出やから、
懐具合も甚だしく良かった。
けど、
それ以前に人格者やった。

そんな夫の性格やからか、
サダコには、
人間的な甘えが垣間見えてしまう。

ママ友達と日帰り旅行に行った際、
一同は、
そこに来てた
大学生グループと親しくなった。

中でも、
サダコは、
タジマというイケメン大学生と仲良くなり、
この日を境に、
ちょっとした二人飲み会から、
イケナイ領域へと発展した。

夜遅く、
酒臭さ漂わせ帰宅するサダコに、
夫であるタクオは小言一つこぼさず、
やさしく、
「おかえり」と言ってあげた。

そんなことが続いて157万6800分後、
すなわち、
三年後に、
サダコは、
自身の貯金をすべておろして、
タジマと駆け落ちする約束を交わしてしまった。

当日、
いつものように出ていき、
永久の別れとするところを、
タクオはやさしく、
「いってらっしゃい」と言う。
小学生の娘も、
「ママ気をつけてね」と声を掛ける。

それで、
サダコは良心の呵責に耐えられず、
涙ながらにタクオに告白した。
ここ、
157万6800分の出来事を----

タクオは何もかも承知していた。
サダコを信じていたからや。
が、
タジマとのことは、
ズルズルと行くことを良しとしなかったので、
「後のこと私に任せてほしい」と頼んだ。
タクオは、
タジマの魂胆も承知していた。
ズバリ、
金目当てやということを。
なのにサダコは、
「でもあなた。あたしは気が変わって、後で、あの人に会うかも知れません」と言った。
タクオは、
笑顔を浮かべただけやった。

3時間後。
駆け落ちの約束してた薄暗いジャズ喫茶。

タジマが入って来た。
いつも二人で座るテーブルに、
紺のワンピースを着た、
サダコの後ろ姿があったので、
「サダコさん😘」と声掛けた。

紺のワンピースがタジマに向き直った。
タジマは絶叫した😱
やって、
そこには、
サダコやなく、
カツラかぶって厚化粧してサダコに扮したタクオがいたからや。
タジマはキレて、
「ナンや❓お前は😡⁉️」と怒鳴った!
タクオは、
「サダコの夫でタクオと言います。驚かせましたか❓」と問うたので、
タジマは、
「驚かせすぎや😡😡‼️」とガチギレした。
タクオは、
「こうでもしないと、あなたは私に会わないでしょう?」と前置きして、
自分の意見を長々と述べた。

それを簡単に言えば、
金銭を仲人にした関係は、
仲人が消えることで終わる。
大学生活を棒にふるってまで、
やる火遊びではないこと。
サダコとの関係を切った後、
就活はおろか、
責任転嫁の泥試合をする覚悟があるのか?
いっときの恋路の終着駅は、
天国か?地獄か?

以上のタクオの屁理屈に近い私見に、
タジマはたじろいだ。
現実を見てしまった。
タジマはタクオに言った。
「だって、ドラマみたいだったから」
タクオは答えた。
「あなたが考えているドラマは、長時間の人生劇のほんの一話に過ぎません。物語は続くことで成り立つんですから。良いことも。悪いことも」
タジマは悲しそうに言った。
「だからスター・ウォーズはいつはでも続くんですね」

その後、
二人は握手して和解。
タジマはこの日を境に、
サダコと会うことはなかった。

人生の出来事の中での157万6800分。
ケイイチロウとケイジロウは、
どう過ごしたか?