ケイシロウとトークアバウト

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暴動息子の帰還😱

2021-05-08 14:19:00 | 日記




今から30年くらい前の話。

サキチという江戸時代メモリーズな名の、
30代男がいた。
サキチは、
体格の太い暴れ者で、
数人の半グレ集団組織して、
あちこちで暴動騒ぎを起こした。

両親は、
このサキチに、
甚だしく手を焼き、
仕事もせずに、
酒飲んでクダ巻かれ、
挙げ句に叩かれる生活に嫌気が差していた。
サキチの生命保険はしっかりと掛けられていたので、
死んで親孝行してくれたらと、
両親は熱望し、
夜空の星に⭐️に手を合わせさえした。

ある日、
サキチが暴れ過ぎて、
相手方を骨折させる事件があった。
反省のハの字も見せず酒を飲んでいたサキチに、
母親が来て非難した😡
するとサキチは、
立ち上がって、
母親にウエスタンラリアットを叩き込んだので、
母親は一回転して吹っ飛ばされて、
意識を失った。

ガチギレ🤬した父親は、
警察に通報した。
駆け付けた警官👮‍♀️に、
サキチを指して、
「おまわりさん!こいつを死刑にしてください😡‼️」と叫んだ!
サキチは連行された。

サキチの両親は、
絶ギレ🤬💯してたので、
警察と精神医との三者で、
入院措置という形態の、
精神科病棟への強制入院の手続きをした。

が、
サキチが入院する病院は、
札付きの粗塩風評立てられてるところで、
元入院経験者から、
カタコンベ(イタリアにある地下墓地の意)とあだ名されていた。

けど、
サキチの両親は、
全く無関心に過ごし、
病院側が連絡してきても、
「あっしらには何のかかわりもございません」と塩対応した挙げ句、
「サキチをお好きにクッキングされてください」と不人情の極(キワ)的な言い方をした。
そして、
それ以後、
何があっても、
病院との連絡を取ることはなかった。

けれど、
半年ほどが経過したとき、
いきなり病院の看護師が訪ねて来て、
「ご連絡がつかなかったものですから、こういうカタチで失礼いたします。今から息子さんが帰って来ます」と言ったので、
サキチの両親は、
心臓バクバクになった😨😨

玄関先から、
「サキチさん。着きましたよ」という声とともに、
数人の看護師が白い布に包まれた何かを、
大切そうに持って来た。
両親は、
何やろか🧐🧐とそれを見て、
驚いた😱😱
骨壷やった🙀🙀‼️
父親が「これは❓」と問うと、
病院関係者たちは、
「サキチさんですよ」と答え、
連絡が無いので勝手に火葬したことを説明した。

看護師達が帰ると、
サキチの両親は、
カタコンベの料理自慢の腕に感嘆しつつ、
すぐに、
生命保険会社へと、
出かけて行った。