オノウコの家は常に飢えているが、
特に、
2008年のリーマンショック時に、
父親が勤めていた金物の会社(商店やなかろうか🤔)が経営難になった。
当然、
オノウコ家では、
断食生活となった。
腹が減って苦しんでる時に、
玄関をノックする者がいたので開けたら、
近所に住むおばさんやった。
そして、
「孫が初めて撮った写真なのよ。おすそ分けします」と言って、
刺身の盛り合わせの引き伸ばされた写真が渡された。
おばさんが会釈して帰る後ろ姿を見ていたママウコはオノウコに、
「あいつを追いかけて殺せ」と言った。
オノウコは、
「腹が減りすぎて、そんな力はないわ」と返答した。
この出来事の初めから終わりまで一貫したものがある。
すなわち、
善意の不在や!!